2017年03月04日 公開

子どもの力がよくわかる!親子でおいしく簡単【時短おやつ】作り

子どもの大好きなおやつは自分で作るとさらにワクワク。自分から率先して参加したがるクッキングですが、準備に片づけまで何かと面倒。でも「ワンボールで混ぜて焼く」だけの素朴で美味しいお菓子なら…?「手作り」のハードルをぐーんと下げる、時短おやつレシピを紹介します。

子どもの大好きなおやつは自分で作るとさらにワクワク。自分から率先して参加したがるクッキングですが、準備に片づけまで何かと面倒。でも「ワンボールで混ぜて焼く」だけの素朴で美味しいお菓子なら…?「手作り」のハードルをぐーんと下げる、時短おやつレシピを紹介します。

親子クッキングは知育におすすめ!

photo by author (43036)

via photo by author
「料理をすると脳が活性化する」といわれていますが、それもそのはず。簡単なおやつづくりにも、「材料を計る」「混ぜる」「形を作る」「焼く」「片付ける」そして「お楽しみの試食をする」と五感を刺激する動作がたくさん含まれています。

いろいろな素材に手を触れて感じたり、ときには「粉が飛び散った~!」「焦げた~!」というような事件があったり、自分のこだわりを表現できたりと、クッキングは楽しみと学びに溢れています。

お子さまの大好きなおやつを、ぜひ親子で一緒につくってみませんか?

親子クッキングは忙しいパパママにもおすすめ!

photo by author (43033)

左:にょろにょろ十五夜「白玉だんご」
右:丸に近づいた!「さくさくクッキー」
via photo by author
親にとってのメリットとは、ずばり、子どものことがよくわかるということ。

たとえば、「丸める」という作業を以前2歳の息子とやった際は、にょろにょろヘビのような形に……。「丸くするって実は複雑な作業なのか!」と私自身が驚きました。しかしその1年後、いびつなりにも丸に近づき、4歳になった今はきれいにつくれるように成長しています(感動!)。

普段保育園や幼稚園に通っていると、子どもの細かい発達の様子はわからないものですが、たった10分程度のクッキングを通して、「言葉のやりとり」「段取り力」「手先の器用さ」などがよくわかり、日々の声掛けにも役立ちます。

おすすめはこちら:「子どもと食べたい時短おやつ」

子どもと食べたい時短おやつ (タツミムック) | 菅野 のな |本 | 通販 | Amazon (43014)

タイトル:子どもと食べたい時短おやつ
著者:菅野のな
出版社:辰巳出版
いろいろと試した結果、ピカイチでおすすめなのがこちらの本。

さすが「時短おやつ」!全レシピの半分くらいは準備時間が10分以内なのです。ワンボールでできるものも多く、お片付けも楽ちん。材料だけ用意したら、あとは子ども中心に進められるのが嬉しいですね。

photo by author (43032)

薄く伸ばすのも、技術なんですね~。
via photo by author
たとえば、わが家でもリピート率が高い「塩麹クラッカー」の材料は、薄力粉・塩こうじ・菜種油・水だけです。これを一気に混ぜて伸ばして切れ目を入れるだけ。焼いたら完成!

子どもにとっては、いろいろな作業が体験できるのに、あっという間に完成するのでとても満足感がある様子。焼きあがってからパリパリ割るのも楽しみの1つです。

オーガニック料理教室の先生ならではのこだわり満載!

photo by author (43236)

ほうれん草と人参入りの「緑黄色野菜バー」も、子どもたちのお気に入り!
via photo by author
「時短」レシピの著者でありながら、実はオーガニック料理教室の主宰者だという菅野のなさん。

幼児期には身体によいものを食べさせたい、素材の味を知ってほしい……という願いが込められた、ステキなレシピが本書には多数掲載されています。そのどれもが、卵や乳製品なし&甘さ控えめで、野菜や果物の滋味が前面に出ています。

本当に素朴なのにパクパク食べる子どもたちを見れば、ハッとしてしまうはず。

オーガニックや手づくりというと敷居が高く感じますが、こんなに楽しくて簡単、しかも美味しいのか!と大事なことを教えてくれる1冊ではないでしょうか。素材の種類が豊富なため、アレルギーをお持ちのご家庭にもおすすめです。

クッキングをもっと楽しく!実りのある体験にしよう

photo by author (43035)

子どもの日にはバナナケーキのスライスを鯉のぼり風にアレンジ。フルーツを載せるだけなので簡単!
via photo by author
「まだかな、まだかな~?」と焼き上がりを待ちながら、一緒にお片付けをしたり、「何を入れたの~?」「どうやって作ったんだっけ?」と復習をしながら試食するのも親子の楽しいコミュニケーション。

また、つくり方や工夫したポイントなどを第3者に伝える"Show&Tell"の時間をもうけるのもおすすめです。ママとつくったならぜひパパに、お子さま自身の言葉を添えて味見してもらいましょう。

ほかにも、「米粉だとふわふわだ!」とか「お砂糖とハチミツは違う甘さだ!」など、食材に興味を持ったり、食の楽しさや奥深さを知るきっかけになることもあるでしょう。

おやつを通して、楽しい会話やミニ食育タイムをぜひお過ごしください。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター

福岡すみれ
福岡すみれ

東京都在住、3人のやんちゃな男の子のママです。外遊びが大好きな息子たちと日々いろいろな公園を巡りつつ、3度の食事(とおやつとお酒)を何よりも楽しみに過ごしています。