2016年08月24日 公開

これからの時代はIQよりもEQ?心をはぐくむ育て方のコツ

IQという単語はどんな人でも一度は耳にしたことがあると思います。でも、EQって知っていますか?心の知能指数を表すEQをはぐくむ育て方のコツ、教えちゃいます。心の教育は学校だけでは十分に行うことはできません。親も意識して育ててあげましょう。

IQという単語はどんな人でも一度は耳にしたことがあると思います。でも、EQって知っていますか?心の知能指数を表すEQをはぐくむ育て方のコツ、教えちゃいます。心の教育は学校だけでは十分に行うことはできません。親も意識して育ててあげましょう。

EQとは?社会に出たときに役立つ能力!

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IQとは、記憶力や学力に通じる知能指数のことで、これが高いほど勉強ができて頭がよいとされてきました。最近では、IQだけでなくEQも必要だといわれています。

EQは「Emotional Intelligence Quotient」の略称で、心の知能指数のことです。この指数は、勉強などにおける頭の良さを表すIQよりも、社会に出てから成功するかどうかに、密接にかかわっているのではないかと言われています。

例えば新しい物事に挑戦するための好奇心、それに仕事に真面目に取り組むための勤勉さ、営業などの活動で必要になるコミュニケーション能力なども、このEQに反映されます。
また、子どもの小さいころの家庭環境が、その子の学歴や収入など、将来に多大な影響を与えるといわれています。ですから、特に幼少期にEQを高めるための教育をしてあげることが大切です。

具体的にはどうしてあげるのがよいのでしょうか。

〇〇しなさい!に効果はない?見守ることこそが大切

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お片付けしなさい!服を着替えなさい!歯を磨きなさい!何でもかんでも口うるさく指示をしてはいませんか?
生活を送るためにしなければならないことを教えてあげることは大切ですが、先回りして口出しすることは実はあまりよくありません。

親が子どもの行動を全て決めてしまうということは、子どもの考える機会を全て奪ってしまうということ。そのまま育ってしまえば、失敗したときの立ち直り方も知らず、自分で何も決められない大人になってしまいます。
励ましたり、応援したりして自分でやってみる機会をたくさん作ってあげましょう。そうすることで、目標を持って行動することのできる心を育むことができます。

家族で目標づくり!達成感を得られやすくなる

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とはいえ、お片付けができること、身だしなみを整えることなどは身に着けなければならないことです。そこで、言わなくても自分でやらなきゃ、と思ってもらえるようにするために、家族で話し合って目標やルールを決める機会を持つことをおすすめします。

週一回や月一回と期限を決めて、それまでに身に着けたいこと、覚えたいこと、できるようにしたいことを話し合い、1つの目標を決めます。次の話し合いのときには、前回に決めた目標を達成できたかどうかや次の目標について話し合いましょう。

こうすることで、命令することなく、応援や励ましで必要なことを身に着けることができるようになっていきます。

「すぐに」が大事!子どもへの反応は後回しにしない

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子どもの心を育むためには子どもの話をしっかりと聞いてあげることが大切です。聞き流したり、疲れているから今度ね、と後回しにするのは良くありません。

子どもは、話そうとしたそのときに聞いてほしいと思っています。そのタイミングはいつでもいいわけではありません。同じように、何かができたときに褒めてあげるのも、見たり聞いたりした直後が最も効果的です。

やり直しの効かない今を大切にしよう!

共働きなどで忙しい家庭が増えていますが、子どもが子どもである期間はとても短く、すぐに過ぎ去ってしまいます。後になってから、あのときもっと話を聞いてあげればよかったと後悔する前に、子どもとのコミュニケーションの取り方を見直してみましょう。

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