2017年1月11日 公開

ペットを飼うことの良い点、飼う前に検討する点とは?

人間は昔から動物をペットとして家族のように接して暮らしてきました。いまでは「子どもが生まれたので、ペットを飼ってみようか!」というパパママも多いのではないでしょうか?ここではペットを飼うことの良い点や、飼う前に検討しておきたい点についてご紹介します。

人間は人生を豊かにするためにペットを飼う

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「子どもがひとり生まれるたびに、新たにペットを一匹飼う」というご家庭をたまにお見かけします。そのご家庭のパパママは、動物がとても好きであったり、ペットを飼うことが子どもを良い方向に導いてくれる、と強く信じている方なのだと思います。

一般社団法人ペットフード協会が2015年に行った調査によると、日本の全世帯の15%が犬を、10%が猫をペットとして飼っていることがわかりました。

それだけ多くの人が、「ペットとともに生きる」ということを求めているのでしょう。ペットには、人生を豊かにする力があるといえそうです。

メリットその1~「生き物へのやさしさ」をはぐくむ

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Hannamariah/Shutterstock
ペットを可愛がる子どもの姿はとてもほほえましいものですよね。大人からみれば小さく弱い存在にすぎない子どもですが、その子どもたちにとって、ペットは生まれてはじめて出会う「自分よりも弱い生き物」なのです。

他者を慈しむ心は、「人間対人間」の関係でしかはぐくめない、とはかぎりません。

また、人付き合いの苦手な子どもの場合、情操教育などを目的として、無理に他人とのコミュニケーションを強いてしまうと、かえって対人恐怖症のような障害を起こしてしまうこともあります。

他者へのやさしさや慈しみの心は、ペットを育てることによってもはぐくむことができる……そう考えてみても良いかもしれませんね。

メリットその2~「命への責任」が芽生える

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ペットには命があります。
ペットの世話を子どもがすることで、「命への責任」という言葉で説明するにはむずかしい問題を、身をもって学ぶことができます
もちろん、途中で投げ出すこともできませんし、守るべき対象の生き物が目の前にいるとなれば、自然と責任感も湧いてきます。
ペットの一生をつきそうこと、そのものに価値があるといえます。

メリットその3~心をいやす効果

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犬が好きなパパママなら、「セラピードッグ」を知っている方も多いことでしょう。セラピードッグ先進国のイギリスやアメリカでは、自閉症やうつ病などの精神疾患の治療として、ペットを使った「動物介在療法」が正式に採用されています。

特別な訓練を受けたセラピードッグには、認知症や精神病をかかえている人の心に平穏をもたらす力があると言われています。

これは犬に限らず動物全般に言えることで、アニマルセラピーという言葉が浸透しつつあります。

ペットと暮らすことで、子育てで悩みがちなパパママの心が楽になったり、子どもの情緒が安定したりと良い効果が期待できるかもしれません。
動物との触れ合いで、人々の心を癒す~それがアニマルセラピーです
皆さんは、動物と触れ合う事で、心が落ち着いたりストレスが軽減したりなどの癒し体験を、一度はお持ちではないでしょうか。そうした時、不思議と元気が出てきたり、自信がついた気分になられた事でしょう。こうした「動物を通した癒し」がアニマルセラピーであり、私たち日本アニマルセラピー協会は、現在犬を用いたアニマルセラピーにより、広く人々に癒しを与える活動を行っています。

経済面や不都合など……ペットを飼う前に考えておくべきこと

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ペットを飼うことについては、もちろん良いことだけでなく、飼う前には考えておかねばならないこともいくつかあります。

ペットにも家族と同じように「気持ち」があり、不自由があると幸せに生活できません。また大切な命を途中で放り出すこともできません。

経済的にも、えさ代、予防接種、動物病院などなど、ペットが寿命を全うするまでにかかる費用は少なくありません。
また、ペットを飼っていることで自由な外出ができなくなる不都合もあります。たとえば、家族で遠方に旅行に行きたいという場合、ペットホテルに預けようとしたがどこもいっぱいだった……という事態もよくあります。

また、子どもの情操教育については、ペット以外にも植物を育てるという方法もあります。大切な命を育てるという点は同じでも経済的や時間の制約はかなり異なります。

いずれにせよ飼う前にぜひ一度、家族全員で話しあっておくと良いでしょう。
環境省のパンフレットが参考になります。

家族みんなでよく話し合ってみよう

ペットを飼うことは子どもにとっても、パパママにとっても得られることは多いでしょう。その一方で、ペットを飼うことには「お金」も「時間」も必要になります。
ペットを買うことは命の責任を持つこと、ということを充分に理解した上で、「ペット」という新しい家族を迎え入れることについて、家族で検討してみてはいかがでしょうか。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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takutaku takutaku  雑誌の編集を経験後、フリーライターとして活動しています。