2019年01月06日 公開

お葬式での子どもの靴や服装は?マナーを守った服装を意識しよう

お葬式に参列する際、子どもの服装は何が適切なのでしょうか?子どもであっても、マナーを守りしめやかに故人を見送りたいですね。今回はお葬式にふさわしい幼児の装いや、持ち物をご紹介します。年齢でも少し変わるため、場に合った服装を用意できるようにしましょう。

お葬式に参列する際、子どもの服装は何が適切なのでしょうか?子どもであっても、マナーを守りしめやかに故人を見送りたいですね。今回はお葬式にふさわしい幼児の装いや、持ち物をご紹介します。年齢でも少し変わるため、場に合った服装を用意できるようにしましょう。

子どもの喪服は必要?

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喪服は礼服のひとつであり、冠婚葬祭のなかでも悲しみに寄り添う場面で着るものです。大人なら1着はクローゼットに用意してあるかもしれません。しかし、どんどんサイズが変わる子どもは、大人と同じように礼服を用意しておくことができません。お葬式の予定が入って慌てて子ども用の喪服を用意しても、おそらく数回しか袖を通さないでしょう。

マナーを守りお葬式の場に馴染む服装が用意できれば、子どもの喪服は必ずしも必要なものではありません。どうしても必要な場合は、レンタルを利用すると便利です。

赤ちゃんなら落ち着いた色のものを

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喪服の黒は悲しみを表しています。しかし、ベビー服で真っ黒を探すのは至難の業。赤ちゃんのお洋服はベージュなど、淡い落ち着いた色のものを用意しましょう。柄もワンポイント程度にとどめておきます。

なお赤ちゃんがお葬式中に泣き出すことも考え、退席しやすい場所で参列するのがベター。機嫌をとるためにおもちゃを持参する際も、派手なものや音が出るものは避けます。おむつ替えなど赤ちゃんと休める部屋があるか、葬儀場で確認しておくと安心です。

未就学児は幼稚園の制服でOK

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子どもの礼装は制服です。幼稚園の制服がある場合は、お葬式も制服で構いません。ない場合はキャラクターものを避け、全体をモノトーンでまとめます。白いシャツ、黒やグレーのズボン・スカートなら、家庭でも簡単にそろえられるでしょう。

ただし、フリースやジーンズなどカジュアルな印象になる素材や、金などの派手なボタンはNG。靴下は黒がなければ白でも構いませんが、くるぶし丈はお葬式ではあまりよくないとされています。靴は光や音がでるような派手なものでなければ、スニーカーで構いません。

小学生は落ち着いた色合いの服装で

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小学生も未就学児と同様に制服があれば制服、なければモノトーンで全体をまとめます。靴も派手でないものなら、白や黒のスニーカーで問題ありません。

小学生になると、そろそろその場に合わせた振る舞いを身につける時期です。子ども用の数珠があれば持たせてあげましょう。なければ大人のものでも大丈夫です。また、冬は会場に入る前にコートを脱ぐなどのマナーも、あらかじめ教えてあげてください。

中学生・高校生は制服で

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中学生以上は多くの場合に制服があるため、服装に頭を悩ませることはなくなります。スカート丈やベルト位置などは着崩すことなく、校則に則り正しく着用しましょう。ローファーを1足用意しておくと、冠婚葬祭全般に使うことができます。

お葬式は子どももマナーを守った服装を意識しよう

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突然の訃報は深い悲しみと同時に、子どもの服装の準備にも慌ただしくなります。子ども用の喪服を買い揃える必要はありませんが、故人との最後の別れの邪魔をしない、その場に合った服装のマナーを守りましょう。購入する際は色合いはもちろん素材にも気を配り、ほかのシーンでも着回せるものを選んでみてください。

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この記事のライター