幼稚園お受験や小学校お受験で、とても重要視されている行動観察。お受験だけではなく、いわゆるご近所幼稚園でも行動観察は行われています。行動観察とは何か、幼稚園や小学校ではどんなところがみられているのかご紹介します。
「行動観察」ってどんなことをするの?
via www.photo-ac.com
行動観察とは簡単にいうと子どもたちの社会性を観察することで、幼稚園や小学校の中で集団生活を送る上での適性をみることです。
試験科目で「行動観察」という科目を設け、親子同室または親子分離の状態で、何かの課題に挑戦するお子さまの様子を観察したり、自由に遊んでいる中での様子を観察したりします。さらに、待合室の中での様子を観察することもあるようです。
面接や筆記試験に対しては十分に対策をしている場合でも、行動観察では普段の生活の様子がみられることが多く、お子さまへの家庭での教育・しつけが重要になります。
試験科目で「行動観察」という科目を設け、親子同室または親子分離の状態で、何かの課題に挑戦するお子さまの様子を観察したり、自由に遊んでいる中での様子を観察したりします。さらに、待合室の中での様子を観察することもあるようです。
面接や筆記試験に対しては十分に対策をしている場合でも、行動観察では普段の生活の様子がみられることが多く、お子さまへの家庭での教育・しつけが重要になります。
幼稚園受験での「行動観察」とは?
幼稚園お受験では、ペーパーテストよりも「行動観察」を重要視する傾向があります。
幼稚園での行動観察は課題を与えてそれをクリアする様子を観察するというよりも、自由に遊んでいる様子を観察することの方が多いようです。
おもちゃを出して遊んだらきちんと後片付けまでできるかどうか。お友だちに使っているおもちゃを貸してあげられるかどうか、お友だちを叩いたりしないかどうかなど、日常生活において普段からお子さまに言い聞かせておきたいことばかりです。
それから、親子が離れた状態で行動観察を行う場合があるので、普段から離れる練習をしていない場合には、お子さまの気持ちが不安定になってしまうことがあります。
親子が離れて子どもだけで遊ぶ機会を何度か作って、慣れさせるという対策は必要です。
幼稚園での行動観察は課題を与えてそれをクリアする様子を観察するというよりも、自由に遊んでいる様子を観察することの方が多いようです。
おもちゃを出して遊んだらきちんと後片付けまでできるかどうか。お友だちに使っているおもちゃを貸してあげられるかどうか、お友だちを叩いたりしないかどうかなど、日常生活において普段からお子さまに言い聞かせておきたいことばかりです。
それから、親子が離れた状態で行動観察を行う場合があるので、普段から離れる練習をしていない場合には、お子さまの気持ちが不安定になってしまうことがあります。
親子が離れて子どもだけで遊ぶ機会を何度か作って、慣れさせるという対策は必要です。
小学校受験での「行動観察」とは?
小学校受験での行動観察では、グループで課題が与えられ、それを解決する様子を観察されるようです。例えば、「みんなで相談して紙コップをできるだけ高く積み上げる」や「3人1組でカードを大きい順に並べる」など、集団の中で譲り合い助け合うことが必要な内容が出題されます。自分一人でカードを並べてしまって、それが正解でも評価されません。お子さまの性格や、そのときの集団の仲間によって左右される場合はありますが、先生の話を理解し、周りを観察し、相手の気持ちに寄り添うような行動をとることができれば良いのではないでしょうか。
「行動観察」対策には普段からの言い聞かせが大事!
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受験での「行動観察」対策としては、幼児教室などに通い集団生活をさせて社会性を身につける、過去問に取り組むなどが考えられますが、社会性というのは一週間に数時間対策しただけで身につくわけではなく、普段の生活におけるお子さまへの言い聞かせ・しつけが大きなウエイトを占めるものです。一度言い聞かせただけでは効果は出ません。家庭で繰り返し、繰り返し教えてあげる必要があります。
「行動観察」は普段の生活すべてがわかってしまいそう
行動観察で評価されること、それは、お受験のためだけではなくお子さまが楽しい人生をおくれる礎にもなることです。どれも一朝一夕で身につくことではないので、できるだけ家庭でお子さまに根気強く教え、身につけてあげたいものです。