2017年05月20日 公開
はじめてのパパママへ!ベビーカーA型B型の違いと選び方のポイントは?
はじめての赤ちゃんを迎える家庭では、いつ、どんなベビーカーを買うべきかお悩みのパパママも多いのでは?そんなはじめてのパパママ向けに、ベビーカーの種類と選び方のポイントをご紹介します。
はじめての赤ちゃんを迎える家庭では、いつ、どんなベビーカーを買うべきかお悩みのパパママも多いのでは?そんなはじめてのパパママ向けに、ベビーカーの種類と選び方のポイントをご紹介します。
A型とB型の違いとは?
日本のベビーカーには、A型とB型があります。これは(財)製品安全協会の定める安全基準による分類で、対象月齢やリクライニングの角度などについて、それぞれ決められています。海外製のベビーカーは対象外のため、「A型相当」「B型相当」として販売されることが多いです。
使用時期は、A型は首のすわらない1カ月の赤ちゃんから、B型は腰のすわる7カ月ぐらいから使うことができます。
そのほかの特徴としては、A型はリクライニングを倒して赤ちゃんを寝たまま乗せることができ、安定感のあるつくりですが、そのぶん価格は高めになります。B型は軽くて持ち運びしやすいようにつくられており、リーズナブルな商品が多いです。さらに軽量で小型の、いわゆる「バギー」もあります。
ベビーカー選びで重要なのは?
当然ながら、ベビーカーはママにも赤ちゃんにもうれしい機能のあるものを選びたいですよね。ただ、なにをどのくらい重視するかによって、選ぶタイプは異なってきます。
赤ちゃんに伝わる振動を抑えてくれるもの、通気性に優れた素材を使っているもの、対面にもなるものなど、人によって重視するポイントは違います。使用頻度が高いから丈夫で乗り心地のよいもの、使う機会が少ないから機能がシンプルでリーズナブルなもの、といった選び方もあります。
ただ、すべてのパパママにとって譲れないのがベビーカーの安全性。日本のベビーカーを購入するなら、SG基準に合格していることを示す「SGマーク」がついているかどうかを確認してくださいね。
ライフスタイルにあわせたベビーカー選び
A型には首がすわらない頃から使用できるというメリットがありますが、重たいという特徴もあります。乗り物や階段などで、ママが赤ちゃんとベビーカーを抱えて移動するのは難しいですが、主に近所の散歩などで使用するという方には便利です。
反対に、電車やバスに乗る機会が多いなら、生後7カ月ぐらいから使えるB型のほうが便利です。シートを対面にして使うことはできませんが、比較的軽量なので抱えて移動しやすいものが多いです。
車を使うことが多いなら、ベビーカーからシート部分を外して、車に取りつけるとチャイルドシートになるいう「トラベルシステム」タイプはいかがでしょうか。赤ちゃんを起こすことなく、スムーズに移動させることができます。また、年の近い兄弟姉妹がいる場合には、2人乗り用ベビーカーを選ぶという方法もあります。
海外製ベビーカーの特徴は?
海外製のベビーカーは、日本メーカーのものにはないデザインのよさや、スタイリッシュな雰囲気があります。海外セレブがおしゃれなベビーカーを押している姿は魅力的ですし、ベビーカーらしからぬカッコよさも人気です。
ただ、海外製のものは、日本のものに比べて大きいぶん重く、折りたたむことができない商品が多いです。大型の3輪ベビーカーは小回りがきいて押しやすいのですが、電車やバスによく乗る方には向かないかもしれません。また、車を使う場合は、収納できるサイズかチェックしておきましょう。
ベビーカーのデザインにもこだわりたいと考えていて、徒歩で使用することが多い方におすすめです。
使うシーンを考えて選ぼう
価格やデザインだけでなく、どのようなシーンでベビーカーを使うことが多いかを基準に、ライフスタイルにあった商品を選べば、失敗の少ないベビーカー選びができるのではないでしょうか。また、お子さまとベビーカーとの相性もあるので、購入時には実際にお店で試してみることをおすすめします。