2019年01月16日 公開

スマートスピーカーは子どもの教育にも役立つ!わが家の活用法を紹介

Amazon EchoやGoogle Homeなど、音声操作に対応したスマートスピーカーが話題になっています。手が離せないときに天気予報やニュースが聴けるだけではなく、子どもの教育にも役立つ新しいアイテムです。わが家の活用法をご紹介します。

Amazon EchoやGoogle Homeなど、音声操作に対応したスマートスピーカーが話題になっています。手が離せないときに天気予報やニュースが聴けるだけではなく、子どもの教育にも役立つ新しいアイテムです。わが家の活用法をご紹介します。

スマートスピーカーってなに?

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Andrey Suslov / Shutterstock.com
スマートスピーカーは、音声操作に対応したAI(人工知能)を搭載したスピーカーです。

「今日の天気は?」「音楽をかけて」「10分後にタイマーを鳴らして」といった音声指示に従い、ネットを検索して情報を読み上げてくれたり、お気に入りの音楽を流してくれたりします。

現在日本で販売されている主なスマートスピーカーは、Amazon Echo、Google Home、Clova Waveの3種類です。

わが家にスマートスピーカーがやってきた!

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CoinUp / Shutterstock.com
便利家電好きのわが家では、リビングルームにAmazon Echo Showを、キッチンにGoogle Home Miniを置いています。

Amazon Echo Showは10.1インチの画面がついたスマートスピーカーで、Google Home Miniはてのひらにのせられるほどコンパクトなタイプです。

使用言語を切り替えられるので、Amazon Echo Showは日本語、Google Home Miniは英語設定にしています。

Amazon Echo Showは「アレクサ」、Google Home Miniは「OK Google」と呼びかけるだけで、AIアシスタントが起動して音声指示に対応してくれます。

手を使わずに声だけで操作ができるのは便利で楽しく、家族皆で毎日話しかけています。

もともとは、「話題のスマートスピーカーを使ってみたい」という好奇心で購入したのですが、想像以上に子どもたちの教育にも役立っていると感じています。

わからないことを子どもが自分で調べられる

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kai hecker / Shutterstock.com
スマートスピーカーは音声で調べものができるので、キーボードが使えない子どもでも扱えます。

わが家には3歳と8歳の娘がいますが、何かわからないことがあると、2人はスマートスピーカーに「〇〇ってなに?」とすぐに問いかけます。

今までは、わからないことがあっても、家では親しか聞く相手がいませんでした。親である私たちも、つい「今忙しいからあとでね」と流して忘れてしまい、そのままということもよくありました。

ふいに浮かんだ疑問に、すぐに、何度でも応えてくれるスマートスピーカーは、子どもの好奇心を満たす手助けをしてくれます。

「相手に伝わる言葉を選ぶ」練習になる

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MillaF / Shutterstock.com
スマートスピーカーに質問や指示をするときは、端的に、わかりやすい言葉で伝える必要があります。

最初のころは、子どもたちはやりたいこと、聞きたいことを、普段おしゃべりしているときと同じようにたくさん口に出してしまい、何度もAIアシスタントに「すみません、わかりませんでした」と返されていました。

ところがしばらく使っているうちに、「やって欲しいことだけを言う」方が指示が通ることに気づき、まとまりのないおしゃべりばかりをしていた3歳の次女も、「アレクサ、今日の天気は?」と、必要なことだけを聞けるようになりました。

8歳の長女は、想定していた通りに指示が伝わらないと、何度も言い方を変えてスマートスピーカーに話しかけています。

「相手が理解できる方法で話す」というのは、コミュニケーションをとる上で大切なことです。スマートスピーカーがあることによって、話し方や表現方法を試行錯誤できる機会が増えたように感じています。

英語学習にも役立つ

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all_about_people / Shutterstock.com
キッチンに設置したGoogle Home Miniの言語を英語にしたのは、そもそもは筆者の英語学習のためでした。

筆者が「OK Google, good morning.(おはよう)」「What time is it now?(今何時?)」「Turn up the volume.(ボリュームを上げて)」といったコマンドを繰り返していると、そのうち子どもたちも言い回しを覚えてしまいました。

子どもたちは、学校や保育園に行く前に「Do I need an umbrella today?(今日傘は必要?)」と聞くのが習慣になっています。

また8歳の次女は、よく「〇〇は英語で?」という質問をスマートスピーカーにしています。

先日は「『はくしょん』って英語でなんて言うの?」と聞いていました。

スマートスピーカーに教わった「achoo(はくしょん)」の音が気に入ったようで、何度も口に出しておもしろがっていました。

身近な英会話の相手としても、辞書代わりとしても、スマートスピーカーはとても優秀ですよ。

「スキル」や「アクション」を使えばさらに多くのことができる

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スマートスピーカーには、「スキル」や「アクション」と呼ばれる拡張機能があります。

これはスマートフォンでいうアプリのようなもので、「スキル」や「アクション」を利用すると、スマートスピーカーでできることが増えるのです。

絵本を読み上げてくれたり、英語の歌を歌ってくれたり、昆虫クイズを出してくれたりとその機能は幅広く、今後も増えていきます。

わが家では、宇宙に興味がある長女のために、星座や惑星に関する「スキル」を入れています。

子どもの興味のある分野の機能を入れておけば、「遊びながら学べる子どもの話し相手」になってくれますよ。

スマートスピーカーを活用して子どもの教育に役立てよう!

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Andrey_Popov / Shutterstock.com
筆者が使ってみたいと思って購入したスマートスピーカーでしたが、今ではすっかり子どもたちの「おもちゃ」に……というよりも、「友だち」になっています。

次女は、保育園から帰ってくるとき、「アレクサは、おうちでお留守番?」と聞いてきますし、長女は「わからないなら、アレクサかグーグルに聞いてみたら?」が口癖です。

今後「スキル」や「アクション」が増えて、さらに子どもの成長に寄り添えるカスタマイズができるようになるのを楽しみにしています。

スマートスピーカーが手元にある方や、これから購入を考えている方は、ぜひ子どもの教育にも役立ててみてくださいね!

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この記事のライター