2018年11月01日 公開

よく飛ぶ「手作りフリスビー」子どもにも簡単な作り方3選

楽しみながら運動神経を鍛えられるフリスビーは、小さなお子さまにもおすすめのおもちゃ。形・価格帯も千差万別ですが、身近な材料を使って手作りすることも可能です。安全でよく飛ぶ、オリジナルフリスビーを手作りしてみませんか?簡単な作り方と、飛ばすコツのご紹介です。

楽しみながら運動神経を鍛えられるフリスビーは、小さなお子さまにもおすすめのおもちゃ。形・価格帯も千差万別ですが、身近な材料を使って手作りすることも可能です。安全でよく飛ぶ、オリジナルフリスビーを手作りしてみませんか?簡単な作り方と、飛ばすコツのご紹介です。

「フリスビー」で鍛えられる力とは?

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フリスビーが手から離れる感覚、空中を舞う様子、うまくキャッチできたときの達成感……。フリスビーには子どもを夢中にさせる魅力があります。遊び方も「ふたり以上で投げ合うだけ」と簡単なので、お子さまが小さなうちから遊ぶことが可能です。

ゆるくのんびり遊ぶイメージのあるフリスビーですが、じつは遊びながら全身運動ができてしまう優れもの。「相手に向かって狙いを定めて投げる、どこに飛んでくるか察知して予測点まで走る」。この繰り返しは、頭と体の連携をスムーズにするトレーニングであると同時に、無理のない有酸素運動となります。

幼児期から小学校低学年までは、運動神経の発達がめざましい時期です。フリスビーで遊ぶことで、多くのスポーツの基礎力となる「投力・走力・瞬発力」を効果的に鍛えられます。

「スピードが変えられる」紙皿フリスビー

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【材料】
・紙皿2枚
・包装紙、折り紙、子どもの描いたイラストほか飾りつけに使いたいもの
※重いもの、かさばるものは避けます。

・工作用ボンド
・ビニールテープ
・カッター
・はさみ
・マーカーペン

作り方

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1.紙皿の内側の線に沿ってマーカーでなぞります。

2.なぞった部分をカッターでくり抜きましょう。カッターで切る作業はパパママがやってあげてください。もう1枚はそのまま何もしません。

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3.くり抜いていない方の紙皿の凹面(ものを乗せる側)に、包装紙・描いたイラスト・シール・折り紙などを貼って飾り付けします。

4.くり抜いた紙皿の凸面(後ろ側)にも、包装紙・描いたイラスト・シール・折り紙などを貼って飾り付けましょう。

マーカーペンでお絵描きするのも楽しそうです。うずまき・ストライプ・ドット柄など、投げることで見え方が変わる模様もおすすめ。

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4.くり抜いた紙皿を、飾り付けした紙皿の裏側に工作用ボンドでしっかり貼ります。

5.完成です。凸面を上にして投げて遊びます。

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正しい飛ばし方としては凸面が上。スピードが出ます。子どもが怖がるようであれば、凹面を上にして投げてみましょう。スピードが緩やかになります。

重ねて貼るだけでOK「段ボールフリスビー」

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【材料】
・段ボール
・包装紙、描いたイラスト、シール、折り紙、マーカーペンなど飾り付けできるもの
・ボウル、紙皿などフリスビーの円の下書きになるもの(今回はサラダボウル)

・カッター
・はさみ
・工作用ボンド
・マーカーペン

作り方

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1.ボウルなどを型にして、段ボールに同じ大きさの円を2つ書きます。

2.カッターナイフで線に沿って切りましょう。安全のため、この作業はパパママが行ってあげてください。

3.ふたつの円を工作用ボンドでしっかり貼り合わせます。

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4.包装紙・描いたイラスト・シール・折り紙・マーカーペンなどで自由に飾り付けます。好きなキャラクターの完成した塗り絵などを貼り付けても、子どものテンションを上げられそう。

5.工作用ボンドが完全に乾いたら完成です。

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簡単に作れるので、たくさん作って「かご・箱に入れるゲーム」を楽しんでみてはいかがでしょう。

<遊び方>
大きめの段ボールに、フリスビーをシュートするための大きめの穴・スリットを作ります。そこをめがけてフリスビーを投げましょう。うまくシュートできたときの達成感は、遊びを続ける集中力の持続につながります。

滞空時間の長さが◎紙コップフリスビー

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【材料】
・紙コップ2個
・ビニールテープ

・ホチキス
・定規
・はさみ
・マーカーペン

作り方

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1.紙コップの飲み口側を8等分したしるしを、マーカーペンで書きます。紙コップの内側の切り替え線を基準にすると、分けやすいです。

2.しるしを目安に、紙コップを2枚重ねて切ります。

3.2枚のすべての羽の長さが同じになるように調整しましょう。

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4.ふたつの紙コップを重ねて、羽根の先端部分をホチキスで留めます。

5.ホチキスで留めた上からビニールテープを貼ったら完成です。

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長い滞空時間と飛距離が魅力のフリスビーです。軽く投げるだけで安定した飛行をします。くるくると回る羽根が華やかな印象で、見ていて楽しいですね。

上手に投げるコツ

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子どもがフリスビーに飽きてしまうのは、続けて楽しむことができないときです。「投げたい方向に飛ばない」「すぐに落下する」など、思い通りにいかないことが重なると、小さな子どもほどあきらめモードになってしまいます。

投げたい方向に投げられて、飛距離も伸ばすためのコツはふたつ。

1.飛ばす方向(相手)をしっかりと見る
「パパママの顔を見て投げてごらん」と声掛けするだけで、子どものコントロールは格段に良くなります。

2.手首を自分側にできるだけ曲げて、反動をつけてフリスビーを飛ばす
手首のスナップを効かせることで、安定した飛行と長い飛距離が叶います。子どもには「手をお腹のほうに曲げてから、まっすぐ伸ばしたときにフリスビーを離してみて」と教えると、伝わりやすいかもしれません。

適度な空気抵抗がカギ。装飾はほどほどに

遠くまで長い時間飛ばすには、フリスビーの装飾をシンプルにしましょう。フリスビーが飛ぶ原理は、進みながら回転することによる周囲の気圧の変化です。

フリスビーが回転し進むことで、逆方向に空気が流れ遠心力が働きます。これによりフリスビーを押し上げる力が生まれてスムーズに滑空できるのです。

フリスビーに余分な凹凸があると、回転不足になってしまいます。手作りフリスビーの装飾は「貼る・描く」くらいに留めておいたほうが良いでしょう。

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この記事のライター

AOTANAOAO
AOTANAOAO

2015年よりライターと鞄・アパレル雑貨メーカーのWEBモデルの仕事をしています。Chiik!!では幼稚園入試、英語学童、インターナショナルスクール、親子で作れる知育玩具などの記事を執筆。 教育・健康・レジャー・ファッションなど、「日常生活がより豊かに楽しく送れる」ような情報記事を書いております。