温もりが感じられる木製のおもちゃを「お子さまのはじめてのおもちゃに」と、考えている方も多いのではないでしょうか。今回はそんなときにオススメの、木のおもちゃの王様といわれるニック社の「プラステン」。その嬉しい知育効果や遊び方をご紹介します。
「プラステン」って、どんなおもちゃなの?
販売元:ニック
プラステンの構成は、ひと言でいえば「シンプル」です。
付属されているのは、
・5本の棒がついた台
・5色(赤・青・黄・緑・白木)のリングが各10個ずつ、合計50個
・サイコロ(数字のサイコロ1個、色のサイコロ1個)2個
・紐
これがすべてです。
「これだけのもので、楽しく遊べるの?」
「飽きないの?」
そんな疑問がわくかもしれませんね。
しかし、シンプルだからこそ育つのが「子どもの想像力」です。
このオモチャのオススメポイントは、子ども自身が遊びを作っていける、いくらでも遊びの幅が広がっていく点にあります。
特徴としては、年齢にあった遊び方ができること。
つまり、ベビーから就学年齢のお子さままで「長く遊べるおもちゃ」なのです。
また、リングなどのパーツは「ばら売り」もされているので、なくしてしまったときにも安心ですよ。
プラステンの遊び方【素材で遊ぶ】
まずは、ベビー時期です。
このころは、シンプルな遊び方が中心になります。
・付属されている棒が付いた台に、カラーリングを入れていく。
・カラーリングを積み重ねていく。
少し月齢が進むと、紐にリングを通してあそんだり、パズルのように組み合わせて形を作ったりと、だんだん遊び方が進化していきます。
「これは赤、リンゴの色ね」
「これは緑、葉っぱの色と同じね」
などと、声をかけてあげれば、色の概念も自然に学んでいけますね。
プラステンの遊び方【ごっこ遊び】
・お買い物ごっこ……カラーリングを、お金に見立てる。または、売り物に見立てる。
・お料理ごっこ……カラーリングを、野菜や果物に見立てる。
・宝探しごっこ……カラーリングをお部屋の中に隠して宝探しをする。
これは、ほんの一部の遊び方です。
子どもの数だけ、その想像力の大きさだけ、遊びかたは無数に存在します。
お子さまといっしょに、新しいごっこ遊びを考えてみるのも楽しいですね。
プラステンの遊び方【ゲームをする】
例えば、
・付属の棒付き台に、違う色を順番に積んでいくゲーム。
・数字サイコロと色サイコロを同時に振って、出た数字の分だけカラーリングがもらえるゲーム。
遊び方に決まりはないので、自由な発想で新しいゲームをどんどん編み出していきましょう。
ゲームの楽しさは、ひとりで遊ぶのではなく複数人で遊べるところにあります。
自分以外の人と接していくことの楽しさを知る、良いきっかけにもなりますね。
プラステンの遊び方【数字の概念を学ぶ】
積み重ねて遊んでいるうちに、色や数の概念を自然と理解するようになります。
「棒に赤を3個入れてみようね」
「次に緑を2個入れたら、何個になるかな?」
などと声をかけてあげると効果的ですよ。
遊びながらいろいろなことが学べてしまえるのは、嬉しい限りですよね。
そこがプラステンが「教科書的なおもちゃ」と称される理由でもあるのです。