イギリス生まれのイラスト付きキューブのセット、「ローリーズストーリーキューブス」。出てきたイラストを見ながら会話を弾ませたり、お話を組み立てたりして遊ぶことができます。この知育玩具の魅力とともに、筆者が3歳の娘とどうやって遊んでいるかを紹介します。
イメージを膨らませて言葉遊びや音遊びができる
親子で楽しむ!発想力もつく「ローリーズストーリーキューブス」 – Chiik! – 3分で読める知育マガジン –
柔軟な発想ができる子どもにぴったり
へぇ、おもしろそう!と思い、筆者は軽い気持ちでやってみたのですが、これが案外難しい!イラストからイメージを膨らませることも、それぞれのイメージをひとつのお話にまとめることも、かなり脳みそをフル回転させなければいけません!
頭の固い大人だと、余計に難しく感じるのかもしれませんね。固定概念に縛られない子どもの方が、すんなりこのおもちゃを使いこなせそうです。
小さい子どもと遊ぶには
せっかくいいおもちゃなのにもったいない!ということで、まずは、それぞれのイラストが何に見えるかを一緒に話し合うことにしました。
イラストの中には、ズバリそのものを表しているものもあれば、抽象的でわかりづらいものもあります。それが何に見えるのか問いかけたり、わかりづらいものはどう見たらよいかを教えてあげると少しずつ娘から答えが返ってくるようになりました。「この子はこんなふうに見えているのか」という発見は、親として結構嬉しいものです。
こちらは、左は「トンネル」右は「カレンダー」とのこと。
「私はこう見えるけど、○○(子ども)はどう見える?」などと、言葉を引っ張り出してあげる感じで会話するのがポイントです。そして、時間がたつと違う答えが返ってくるので、その時その時でなんと言っていたか、メモしておくと振り返ることができてよさそうです。
お絵かきと組み合わせて
「これは亀のおもちゃだからお店におく」
「きのこは地面に生えるものだからここね」
「これは空を飛ぶものかなぁ」
自分から進んでおくキューブもあれば、筆者が提案して置いてもらうことも。面白い発見があったり、こちらがわざとミスマッチな選択をして子どもに気付いてもらったりと、楽しく遊べますよ。
キューブそのもので遊ぶだけではなく……
子どもといると、「なんでもいいからお話しして」「なんでもいいから書いて」「なんでもいいから作って」と言われることありませんか? 子どもも何を伝えていいのか自分でもわからないからこんなふうに言うのでしょうが、親としても「なんでもいいって言われても・・・」と困ってしまいますよね。
そんなとき、このキューブを出してきて、子どもに振らせます。そして、出てきたイラストについてお話したり、絵を描いたり、折り紙をしたり、という使い方もできます。子どもも、自分でサイコロを振ってテーマを決めることができるので、満足そうでした。
まとめ
ローリーズストーリーキューブスの使い方にルールはありません。イラストにも正解はなく解釈は自由。
小さい子ども相手には、一緒に遊ぶ親がうまくリードしてあげる必要はありますが、遊びながら言葉を教えたり、創造力を膨らませるお手伝いをすることができるので、言葉を覚え始めた頃の子どもと遊ぶにはぴったりです。ぜひ使ってみてください!