自然と触れ合う機会がない子ども、自然を知らない子どもが増えている現代、気軽に自然と触れ合える「こどもガーデニング」は魅力が満載です。植物を育て触れ合うことの知育効果をはじめ、様々な魅力をご紹介します。
花や植物を育てることの知育効果
食用の植物を育てれば食物を育てることの大変さを理解し、野菜や果物を食べるときの感謝の気持ちが持てるようになり、食べ物を大切にする心を育みますし、観賞用の草花を育てれば美しく咲きほこる花々やいきいきと生い茂る草木に愛着を持ち、物言わない植物にも命があり生きていることを実感し、命を大切にするやさしい心が育まれます。
子どもと一緒に楽しむガーデニング
「イチゴ」:植木鉢で育てられる手軽さが魅力的です。お庭がなくても室内やベランダで育てることができます。
1.イチゴは種からではなく、苗から育てます。(手軽に始めるポイントです!)
2.買ってきた苗を、好きな容器に移し替え、毎日水やりを行います。(寒さに決して強くないので、冬期は室内の方が育てやすいです!)
3.白い花を咲かせた後、そこに実がなります!(最初から大きな実を作るのは難しいですし、子どもの食べたい気持ちを我慢させるのも難しいもの。小さな実であっても収穫を楽しませるとよいです。)
「ひまわり」:小さな種から、自分よりも背丈のある大きなひまわりが育つ姿をみるのは、子どもにとって非常に魅力的です!
家族でそれぞれ種をまいて、誰のが一番大きく成長するのかを競うのも楽しみ方のひとつです!
子どものガーデニンググッズを揃えよう
女の子にはかわいいガーデニンググッズを、男の子にはかっこいいガーデニンググッズをそろえてあげてくださいね。
子ども用ガーデニングシューズ(レインブーツでもOK)
足元がぬれたり汚れたりしても気にならないようにガーデニングシューズを用意してあげると良いですね。
ラバー素材のスリッパタイプは脱ぎ履きしやすいですが、履き口が大きく水濡れや脱げてしまうことが心配です。
おすすめはレインブーツをガーデニングシューズとして代用すること。
ポイントは履き口が広く、自分で脱ぎ履きがしやすいこと。
ママやパパが脱ぎ履きさせやすいこと。
長靴をはくと子どもはなぜか喜びます。
お手伝いへのモチベーションも上がるのでは?
子ども用ガーデニングエプロン
子ども用のガーデニングエプロンは撥水性のある素材、撥水加工を施してあるものを選んであげてください。
女の子にはカラーバリエーションが豊富なエプロンがおすすめ。
男の子には「かっこいい」デザインのエプロンがおすすめです。
パパやママとコーディネートできるデザインだとお子さまも一人前の気分が味わえて満足度が上がりますよ。
シャベルやジョーロ、ガーデニング用品も子ども用を
ジョーロは力のないお子さまでも無理なく水やりができるように容量の少ないものを選んであげましょう。
簡単に楽しく水やりできるスプレーボトルで毎日植物の世話をする習慣をつけましょう。
身近な容器をアレンジした鉢で楽しくガーデニング
「これでも作れるの?」という栽培への興味を抱かせることにもつながります。
子どもとガーデニングを楽しむポイント!
植えたい植物を子どもに選ばせることで、植えた際にその植物を大切にする気持ちがうまれます。
また、五感を刺激するような植物を選ぶのもガーデニングを楽しむ秘訣です。
視覚:大きな花や色鮮やかな花が咲く(チューリップなど)
味覚:できた実を味わう(イチゴなど)
聴覚:できた実で音を楽しむ(ホオズキなど)
触覚:葉や茎が独特の感触、動く植物(オジギソウなど)
嗅覚:香りを楽しむ(ミント、レモンバームなど)
こどもガーデニングのヒントになる参考書籍
著者 :クレア・ブラッドレイ ,翻訳者:田中 尚美
出版社 :マルモ出版
庭がなくても親子で園芸を楽しめるヒントが詰まっています!
嬉しい効果のつまったこどもガーデニング!
親子で一緒に行えば、コミュニケーションにつながる点でも魅力的です。
植物の成長とともに、子どもの成長をみる機会もつくれるので嬉しいことばかりです!