近年、子どもにさせたい習い事ランキングに「プログラミング」が上位に入っていることをご存じですか?幼少期から将来を見据えた学習をさせたいと考えるパパママが増えているんですね。今回は、そんな将来役立つ理系脳を養うロボットスクールについてご紹介します!
ロボット教室とは?
子どもにとって、プログラミングといわれても難しいものです。しかし、ロボットを動かすためにどう組み立てようかを自分の頭で考え、その仕組みに興味を持つことで、自然とプログラミングに必要な能力を身につけていけます。
PCでゲームやアニメを作るプログラミング教室に通うのとは異なり、ロボット作りでは立体的な動きをプログラミングするため、空間認知能力が育つ効果もあるといわれています。
ロボット教室では何を学ぶ?
プログラミングとは、「コンピュータに人間が意図した仕事をさせるための命令を、コンピュータ用の言葉=プログラミング言語で指示する」ことです。
しかし、子どもにプログラミングについて説明しようとしても、なかなか理解できないことも。そこで、ロボットが役立ちます。子どもはロボット作りを通じて目的や課題をクリアさせます。それが、プログラミング的思考を育てることにもつながるのです。
プログラミング的思考が将来役に立つ!
プログラミング的思考とは、プログラミングする過程と同様に「自分が意図する物事の結果・過程を導き出すために、何がどんな形・組合せで必要であるか?」を筋道立てて考え、スケジュールどおりに実行・実現する考え方です。
プログラミング的思考が身についていると、結果を出すためにどう行動したらいいのか瞬時に判断できるので、学力やスポーツにもおいても重要な要素となり、子どもの将来的に大きく影響します。
ロボット教室に通うメリット・デメリット
幼児から通える!理系脳を養うロボット教室おすすめ7選
教室数全国No.1の実績で安心!「ヒューマンアカデミーロボット教室」
教室の内容は、ブロックを使用してロボットの形を形成することで空間認識能力を養いながら、理科の知識を活かした力学や摩擦の力など科学的な感覚も同時に学習していくことができるものです。
対象年齢が年中・年長~中学生で、基本的にはひらがなが読めることが条件となっています。
ものづくりの概念を楽しみながら学ぶ「LITALICOワンダー」
対象年齢はコースによって異なりますが、基本的には年長~高校生。未就学児から受講できるのは「ロボットワンダーコース」で、これはブロックで組み立てたロボットをパソコンを使用してプログラミングで動かすという内容です。一見難しそうに感じますが、口を開くワニなど低年齢でも楽しめるようなロボット製作のため、安心して参加できますよ。
小さいうちからパソコンに触れられることが、このスクールの大きな特徴です。将来的な子どもの職業選択の際にも大いに役立つでしょう。
年少から基礎を学んでどんどんレベルアップできる「トゥルースアカデミー」
ロボットといっても、最初はブロックを組み立てるという簡単な作業を通して表現する力を身につけることを目的としていて、1カ月ごとにテーマが決められているので、それを実際に形にしていきます。
年齢が上がっていくにしたがって、どんどん複雑なしくみを覚え、小学生になると理科の知識を活かした難易度の高い実験なども行っていきます。
小さいうちからはじめても無理なく続けられる内容が魅力といえるでしょう。スクールは東京2校で、対象年齢は幼稚園児~高校生となっています。
小さいころから算数や量の感覚を身につける「Crefus(クレファス)」
対象年齢は年長~高校生。スクールは全国で展開されていますが、年長から通える教室は限られているため、体験申し込み時にご確認ください。
定番のブロックで想像力と問題解決能力を育む「レゴスクール」
そのレゴブロックが主催する教室が、こちらのレゴスクールです。
対象年齢も3~10歳と低く、最初は身の回りの物をよく観察して形にしていくことからはじまり、年長さんを過ぎるとどんどんレベルは上がります。小学校高学年にもなると本格的な構造のロボットを作っていくようになります。
市販されているレゴブロックの教材で使用するため、「家でもできるのでは?」という意見もあります。しかし、レゴブロックの各パーツの特徴や使い方が身につき、また講師の質が高いと評判のため、教室に通うことはけっして無駄にはなりません。
スクールは全国35校が開校されています(2019年時点)。近くに教室があるか、まずはチェックしてみてくださいね。
学校教材の総合メーカーが運営する「アーテックエジソンアカデミー」
ロボットの組み立てとプログラミング、両方が学べる教室です。対象年齢は、小学校3年生(8歳)以上となっていますが、年長以上7歳以下向けのカリキュラム「自考力キッズ」を採用している教室もあるので、ぜひチェックしてみてください。
「自考力キッズ」は、パズルとロボット、プログラミング、3つのカリキュラムを2年間で学ぶコースです。パズルは、ブロックや歯車に触れながら学習するので、図形が苦手なお子さまでもでも楽しみながら解くことができます。
ブロックを使ったバランスゲームやかたちあわせパズルなど、遊びの延長でできるのも魅力です。
理系・ITに強い子どもに育てる「ロボ団」
さらに特徴的なのが、子ども2人につき1台のロボットで学ぶ「ペアラーニング」です。わからないと、すぐに先生や講師に聞きがちですが、子ども同士で相談しながら進めることができ、協働力、思考力、課題解決力が育ちます。
教室は原則、小学生対象ですが、 年長でもひらがなを読むことができれば参加可能とのこと。校舎により対応が異なるため、詳しくは各校舎でご確認ください。
ロボットを通じて、子どもの未来の可能性を広げよう!
気になるスクールがあったら、詳細を問い合わせてみてくださいね。また無料体験授業・レッスンに申し込んでみましょう。お子さまの「好き」がきっと見つかるはずです。