最近は未就学児OKなクラシックコンサートが増えましたよね。小さいうちから本物の音楽に触れることはとてもいい経験になるはず。お出かけする時の注意点や、子どもと楽しむための秘訣を年齢別にまとめました。オススメのコンサートも紹介します!
【0~2歳】コンサートで機嫌よく過ごすための対策
子どもが安心できるように、お気に入りの人形やブランケット、音のならないおもちゃなども持っていくようにしましょう。普段のおでかけと同じですね。
はじめてのコンサートは、ロビーや小さな会場で行われているアットホームなものがオススメです。ベビーカーのまま会場に入れるか、授乳やおむつ替えの場所が設置されているかも事前にチェックしたいポイント。赤ちゃん連れに優しいものを選びましょう。
ただ、このようなコンサートは当然赤ちゃん連れの観客が多いので、鑑賞中に赤ちゃんが泣いたり大きな声を出すこともよくあります。じっくりと音楽を楽しみたい人向けではないことを頭に入れておいてくださいね。
【3~5歳】じっとしていられない子どもへの対策
事前に説明していても、会場内で迷惑な行動をすることもあります。そのときは怒るのではなく、潔く会場の外へ。ママが何度も怒って、子どもを静かにさせてもコンサートは楽しめませんよね。ロビーに行ってモニターを見るか、親子室があるならそこで演奏を聴くということも選択肢に入れておきましょう。子どもに「コンサートって楽しい!」と思ってもらうことが何よりも大事です。
【5歳~】コンサートで退屈しないための対策
5歳ぐらいになると、それまでよりも長い時間じっと座っていることができるようになります。けれども、はじめての曲ばかりでは、興味を持って聴いてくれず、途中で飽きてしまうかもしれません。事前に演奏される曲を聴かせておいたり、楽器について説明したりして、子どもの興味を引いてあげると、コンサートをもっと楽しんでくれるはずですよ。
コンサートがはじまる前にしておくべきこと
それでは、コンサートがはじまる前にしておくべきことを紹介します。
1.トイレ、授乳、おむつ替えができる場所を確認します。トイレはできるだけ事前に済ませましょう。
2.一般的に客席は飲食禁止です。おなかがすいて子どもがグズらないように、ロビーで軽く食べさせておきましょう。赤ちゃんなら、授乳もすませておくといいですね。
3.クロークがある場合は、大きな荷物は預けましょう。事前にクロークの有無を確認し、預ける荷物を決めておくのがオススメです。
4.会場の室温に合わせて、快適に過ごせるよう服装を整えましょう。着脱しやすい服装ででかけること、寒かった場合に備えて羽織れるものを1枚用意しておくと便利です。
5.客席では、スマートフォンや携帯電話の電源を必ず切りましょう。演奏中の着信音やバイブレーションの音が迷惑なのは言うまでもありませんね。
親子で行ける!おすすめのコンサート
『おつかいありさん〜ベートーヴェンにこっつんこ〜』(ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団)
着ぐるみを被っているといっても、演奏しているのは一流のプロ奏者。子どもだけではなく、本格的な演奏を楽しみたいパパやママも満足できるコンサートです。全国各地で開催されているので、スケジュールをチェックしてみてくださいね。