2018年08月23日 公開

自分だけの虫を作って魚拓ならぬムシタクを取ろう!【小山一馬の簡単廃材工作】

皆さん、魚拓(ぎょたく)って知っていますか?魚拓とは、大きな魚を釣り上げたら、魚に墨を塗って布等に写し取り、記録として残しておくものです。今回は魚拓ならぬ、ムシタクです。9月になると虫の声が、草むらや道端から聞こえてきますね。そんな秋に出てくる「鳴く虫」を自由に制作し、ムシタクを取って記録に残しましょう!

皆さん、魚拓(ぎょたく)って知っていますか?魚拓とは、大きな魚を釣り上げたら、魚に墨を塗って布等に写し取り、記録として残しておくものです。今回は魚拓ならぬ、ムシタクです。9月になると虫の声が、草むらや道端から聞こえてきますね。そんな秋に出てくる「鳴く虫」を自由に制作し、ムシタクを取って記録に残しましょう!

自分が考えた虫を作ったら、ムシタクを取って記録に残そう!

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今回は、フロッタージュ技法を使った制作として、魚拓ならぬムシタクの制作です。色画用紙で自由に、秋に出てくる「鳴く虫」を作ったら、クレヨンなどで写し取り、ムシタクを楽しみましょう!! 

ムシタクの材料

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材料

・白い画用紙(B4の大きさ、制作した虫とムシタクを貼りつける)
・半紙(B5の大きさ)
・色画用紙(虫の制作用、数色あると良い)
・色画用紙(虫を制作する土台用、B5の大きさ)
・クレヨン
・はさみ
・のり

作り方

①虫の作り方。図鑑などで「鈴虫」や「キリギリス」等の鳴く虫を参考に、好きな色の色画用紙を切り抜いて、土台用の色画用紙(B5)に自分だけのオリジナルの虫を作ります。
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②作った虫の上に半紙を置き、クレヨンを左右にシャカシャカ動かして擦ります。すると、作った虫のシルエットが半紙に浮かんできます!
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③全体を擦り取ったら、制作した虫と並べて白い画用紙に貼り、虫の名前やムシタクを取った日にち、ムシタクを取った人の名前などを書き完成です!
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遊び方の工夫

・今回は9月の制作として、秋に出てくる「鳴く虫」を調べながら勉強してもらう目的もありましたが、モチーフはカブトムシなどの子どもが興味を持つ昆虫で構いません。また、昆虫以外のモチーフで考えてみましょう。
・今回はクレヨンを使ってムシタクを取りましたが、色鉛筆やクーピーペンシルでも構いません。指先の発達や年齢にあった筆記用具でムシタクを取ってみてください。また、色は黒を使用しましたが、好きな色で構いません。綺麗なムシタクが完成しますよ!
・ムシタクを取る時にクレヨンで擦ると紙がずれてしまうことがあります。そんな時は、マスキングテープなどで四隅を固定してから、擦り取ってみましょう。

作者プロフィール

小山一馬
造形作家/武蔵野短期大学幼児教育学科准教授
主にダンボールなどの廃材を使用して作品を発表しながら、
幼児教育者を育成する短大にて、図画工作などを教えています。
表参道ヒルズ「キッズの森」にてワークショップを定期的に開催中!
詳しくは表参道ヒルズホームページの「イベント&トピック」をチェックしてみてください!

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この記事のライター