2018年4月4日 公開

【体験談】公文式の英語を習わせて感じるメリット・デメリット

筆者の長女は、幼稚園の年長児のときに公文で英語学習をはじめ、2年ほど通い続けています。多くの英語教室がある中で、なぜ公文式を選んだのかという理由と、実体験から考える公文式英語のメリット・デメリットをご紹介します。

公文式の英語学習とは

 (90774)

taka1022 / Shutterstock.com
公文式とは、学年にとらわれず自分のレベルに合った教材を使い、自学自習を進めていく学習法です。生徒は週2回教室に通い、先生のサポートを受けながら教材を進めていきます。

算数のイメージが強い公文式ですが、英語や国語も習うことができます。英語ではE-Pencilという専用のリスニング機器を使い、テキストの音声を聞きながら教材に取り組みます。

教材のレベルは28段階まで細かく分かれており、身近な英単語を復唱するところから、エッセイや演説などの長文を読めるレベルまで幅広くカバーしています。

公文式英語学習のメリット

 (90775)

Littlekidmoment / Shutterstock.com
公文式の英語学習法について、筆者が考えるメリットをご紹介します。

インプットの量が多い

多くの英語教室がある中で筆者が公文式を選んだ1番の理由が、インプットの量の多さです。

インプットとは語学習得に関する用語で、単語や文法など、外国語の知識を頭に入力することを意味します。一方で、アウトプットは会話練習など、得た知識を実際に使ってみることを指します。

インプット・アウトプット、どちらも語学習得には大切ですが、インプットは地道で時間がかかるものです。小さなときからコツコツと続けていれば、大きな負担を感じずに知識を増やしていくことができます。

公文式は「聞く」「読む」「書く」というインプットに特化し、大量のテキストをこなしていくスタイルのため、十分なインプットが期待できます。

家から教室が近く通いやすい

2番目の理由は、公文の教室が家から近く、通いやすいことでした。

習い事を長く続けるために、通うための障壁が少ないにこしたことはありません。「通う手間がかからない」というのは、親にとっても子どもにとっても、大きなメリットです。

公文は全国に1万6千教室以上あり、住宅街で開設されていることも多いという特徴があります。長女が通っている教室も、わが家から徒歩5分のところにあります。

同じ教室に通う近所のお友だちも多く、長女は習い事に通うというよりは、学童保育に行くような気軽な気持ちで通っているようです。

自分のペースで進められる

1人で教材に取り組むという学習法のため、個人に合ったペースで進められます。

筆者の長女は、年長児のときに幼児向けの英語教材からスタートして、2年たった現在は小学6年生レベルのものを使っています。

一方で、1年前にはじめた公文式の算数で使っているのは、学年相応の教材です。得手不得手や適性に合わせて、教材のレベルを柔軟に調整できるのは、公文式の大きなメリットだといえるでしょう。

週2回教室へ通える

公文は週2回教室へ通います。教室で学習するのとは別に、宿題も出されます。そのため、長女は公文に通いはじめて、ほぼ毎日英語に触れるようになりました。

語学学習は、日々の繰り返しが大切だといわれています。週1回、英語のグループレッスンに通うだけという場合と比べると、自主学習のペースも作りやすく、英語力の定着にもつながりやすいと考えています。

公文式英語のデメリット

 (90776)

Tatyana Dzemileva / Shutterstock.com
さまざまなメリットがある公文式の英語学習法ですが、もちろんデメリットもあります。筆者が考える大きなデメリットは次の2つです。

会話の練習は別途必要

公文式の英語は、基本的にテキストを使った自学自習のみです。

ネイティブと実際に会話するわけではないため、英語を話す度胸やフリートークのリズム感などを養うには、別の機会を設ける必要があるでしょう。

ただ、筆者個人としては、英語を実際に話す訓練はもっと大きくなってからでも問題ないと考えています。

筆者自身も公文式ではないものの、中学生のころ、英会話テキストをひたすら丸暗記するという塾に通って英語を学びました。ネイティブとの会話練習をはじめたのは高校生になってからでしたが、それまでに学んだ英語を使える喜びが大きく、アウトプットの訓練も苦にはなりませんでした。

子どもが「習った英語を使ってみたい」と自分で言うようになったら、英会話を中心としたスクールやオンライン英会話を検討するつもりです。

子どもが飽きる可能性がある

一般的な英語教室であれば、英語学習に飽きてしまっても、イベントに参加したい、同じ教室のお友だちに会いたいといったモチベーションで、教室へ通う気持ちを維持できる可能性があります。

しかし公文式の英語は、教材と向かい合いながら進める自学自習スタイルのため、その学習方法自体に飽きてしまうと、続けるのが難しくなります。また、地道に反復練習を繰り返す公文式学習法が、そもそも合わないという子も多いでしょう。

公文式の英語は「1人で黙々と学ぶ」という学習法のため、自分のペースで勉強を進めるのが好きな子や、グループ学習は苦手という子におすすめです。

2年間公文式英語を学んだ長女の実力は?

 (90778)

Selenophile / Shutterstock.com
長女は幼稚園の年長児のときに、身近な単語を復唱するところから公文の英語学習をスタートさせ、2年経った今は、「We are ~.」や「We dance ~.」といった、be動詞や一般動詞を使ったセンテンスを学んでいます。

公文以外で英語に触れることはほとんどありません。あくまでもテキスト学習なので、習ったセンテンスを英会話の中で使いこなせるのかというと、おそらく難しいと思います。

ただ頭の中には残っているようで、ディズニー映画などを英語で観ているときは、聞き取れるセンテンスや単語を口にして教えてくれます。英語圏のお友だちと会ったときは、知っている英単語や簡単なセンテンスを使ってコミュニケーションをはかろうとしますし、英語の発音も、問題なくネイティブに伝わるレベルです。

筆者の長女には、今のところ公文式の英語学習が合っているようです。会話が上手にできるようになるためには、また別の練習が必要だとは思いますが、英語学習が習慣化したこと、「英語は得意で好き」という意識づけができていることもあり、親としては公文式で良かったと満足しています。

「インプット重視」なら公文式もおすすめ!

 (90777)

volkovslava / Shutterstock.com
第二言語を習得するには、大量のインプットと、インプットで得た知識を定着させるためのアウトプットが欠かせません。

インプットを増やすために、英語圏で生活をしたり、インターナショナルスクールに通わせたりできるのなら良いのですが、経済的な理由や距離、かかる時間など現実的には難しいことも多いでしょう。でも公文であれば、教室は身近にありますし、毎日少しずつとはいえ確実に知識を増やしていくことができます。

インプットに重点を置きたいと考える方には、公文式の英語学習もひとつの手法としておすすめですよ。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

3分でわかる知育マガジン「Chiik!」

RECOMMEND この記事を読んだあなたにオススメ

親子でお手紙交換と交換日記!【体験談】学んで成長した記録を保存まで

親子でお手紙交換と交換日記!【体験談】学んで成長した記録を保存まで

家族のきずなを深める新ブランド「kazokutte:カゾクッテ」が学研ステイフルから新登場。親子で手紙や日記をやり取りし、保存できる第1弾シリーズを実際に...
英語習得は継続と積極性がポイント!英会話教室も効果あり!

英語習得は継続と積極性がポイント!英会話教室も効果あり!

将来、ビジネスで活かせる英語力を身につける方法が、とある調査で明らかになりました。英会話教室に通うことや、海外留学・長期滞在が効果があるのはもちろんですが...
【実体験】子どものスポーツの習い事がパパに好影響を与える!?

【実体験】子どものスポーツの習い事がパパに好影響を与える!?

パパが子育てに非協力的だと悩むママ必見!わが家のパパは、積極的に子育てに参加するパパではありませんでした。でも、長男がサッカー部に入ってからは、少しずつ協...
子どもの習い事で得られる仲間とは?実体験からメリットを紹介

子どもの習い事で得られる仲間とは?実体験からメリットを紹介

子どもは習い事を通じて、学校とは異なる、別の切り口で友だちができます。筆者の長男が、小学1年生から入ったサッカー部での体験から、友だちや仲間に重点を置いた...
【体験談】子どもの習い事の辞め時!見極めたポイントはコレ!

【体験談】子どもの習い事の辞め時!見極めたポイントはコレ!

子どもが習い事を辞めたいと言い出したとき、親は受け入れるべきか継続させるべきか悩みます。せっかくはじめた習い事。子どもの将来につながるよう、親子共に円満な...

WRITER

青海 光 青海 光  都内在住、二児の母。大学卒業後、子育てをしながらIT企業でフ ルタイム勤務をしていましたが、夫の海外赴任に伴い退職。カオスなインドで3年ほど暮らしました。帰国後はライターとして 、育児やライフスタイルに関する記事を中心に執筆しています。楽しく・読みやすく・有益な情報をお届けします!