2017年02月21日 公開

子どもが気になる「うんち・おなら」のことがよくわかる絵本4選

「うんち」や「おなら」と聞くと、はしゃぐ子どもは多いのに、大人はその話題を避けてしまいがち。そして、とても大切なことなのに、子どもが分かるように説明するのは難しい……。そんなときは、絵本の力を借りて、一緒に楽しみながら学んでみましょう!トイレトレーニングにも役立ちます。

「うんち」や「おなら」と聞くと、はしゃぐ子どもは多いのに、大人はその話題を避けてしまいがち。そして、とても大切なことなのに、子どもが分かるように説明するのは難しい……。そんなときは、絵本の力を借りて、一緒に楽しみながら学んでみましょう!トイレトレーニングにも役立ちます。

うんちやおならの話が絵本に興味を持つきっかけに!

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Yakov Filimonov / Shutterstock.com
探してみると、結構見つかる「うんち」と「おなら」をテーマにした絵本。ユーモアたっぷりに大切なことを説明してくれています。

「うちの子、絵本に興味を持ってくれなくて……」と悩んでいるママやパパ。真面目な絵本ばかり選んでいませんか?少し視点を変えて、子どもが身近に感じるテーマや、思わず笑ってしまうような絵本を読み聞かせるのはいかがでしょう。子どもが「絵本っておもしろい!」と興味を持つきっかけになるかもしれませんよ。

それでは、おすすめの「うんち」と「おなら」の絵本を紹介します!

みんなうんち

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タイトル:みんなうんち(かがくのとも傑作集―どきどきしぜん)
著者名:五味 太郎
出版社:福音館書店
それぞれの生き物がどんなうんちをするのか、どんな場所でうんちをするのか、うんちをしたらどうするのか……。この絵本は、とにかくさまざまな角度からうんちについて描いています。そして、どうして生き物がうんちをするのかということが、絵本の最後で簡潔に表現されています。動物のお尻とうんちが描かれているページで、動物当てクイズをするのも楽しいですよ。

英語、フランス語、韓国語など、多くの言語に翻訳されている、世界中の子どもたちに親しまれている1冊です。

おなら

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タイトル:おなら (かがくのとも傑作集―どきどきしぜん)
著者名:長 新太
出版社:福音館書店
幼いとき、「おなら」という言葉だけで、笑いが止まらなくなってしまう時期ってありますよね。そのようなときは、下品だといって叱るのではなく、ぜひ、この絵本を読んであげてほしいです。

この絵本には、おならの仕組みやおならがくさい理由など、子どものおならに対する疑問の答えが詰まっています。ちなみに、筆者の息子は、最初のページのぞうのおならの音で、がっちり心を掴まれていました。

ひとりでうんちできるかな

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タイトル:ひとりでうんちできるかな(あかちゃんのあそびえほん(4))
著者名:きむらゆういち
出版社:偕成社
ねこ、ことり、いぬ、かいじゅう、そして、女の子がうんちをする場面を描いたしかけ絵本です。うんちをしようと思ったのに、おしっこしか出なかったというトイレあるあるも。筆者の息子は、かいじゅうのうんちに大爆笑をしていました。

うんちをしたら、お尻をふいて、水を流すこと、最後は手を洗うということが、とても分かりやすく表現されています。トイレトレーニング中の読み聞かせにおすすめです。

おならうた

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タイトル:おならうた
著者名:谷川俊太郎(著)、飯野 和好(イラスト)
出版社: 絵本館
日本を代表する詩人、谷川俊太郎さんが、あらゆる場面のおならとその音を短い言葉でリズムよく表現しています。声に出して読みたくなる1冊です。

筆者は、息子が2歳のときにこの絵本を購入。ちょうどおならに興味を持っていた息子は、とてもこの絵本を気に入り、それこそ何百回と読みました。まだ、字は読めませんでしたが、どのページに何が書いてあるのかは完璧に暗記。そして、ページを開くと「ママ―、いもくって ぶ って言って!」と自分ですでに言葉にしているのに、筆者にも読ませようと……息子のとびきりの笑顔とともに思い出に残っている絵本です。

ちょっと話しにくいことは絵本で!

「うんち」や「おなら」など、子どもは喜ぶけど、大人はしかめっ面をしてしまうような話題ってありますよね。子どもがうんちやおならと言い出したら、チャンスです!しかめっ面をする代わりに絵本を持ってきて、うんちやおならについてしっかり教えてあげましょう。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター

LOA
LOA

カナダ在住の英日翻訳者・フリーライター。Web媒体で子育てや語学学習についての記事を多数執筆。8歳の息子が0歳のときからはじめた絵本の読み聞かせは、今では私たちの生活になくてはならないものになっています。これまでに息子と読んだ絵本や児童書は、日本語、英語、フランス語を合わせて数千冊。息子が笑顔になる絵本を見つけるのが喜びです。