秋になり紅葉も深まると、子ども達が大好きな落ち葉遊びの季節!落ち葉遊びは子どもの感性を刺激して育てることのできる遊びです。あんよがはじまった頃から、小学生でもしっかり楽しめる外遊び、そして室内でできる工作遊びのアイディアをそれぞれ4つご紹介します。
子どもの豊かな感性を刺激する落ち葉遊び
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いつも見る街路樹や公園の木が紅葉し、葉が落ちる秋は、情緒的で美しい季節です。
落ち葉を踏みしめる音、カサカサと落ち葉が触れ合う音。秋の公園は夏とは違った音がします。気づけば空気の匂いも違うみたい。
秋の落ち葉遊びは、感性を刺激して育むのに最適な遊びです。また、落ち葉の質感を工作に活かすことで、創造力を育てることにもつながります。子どもが違いを感じたり、どんな工作に使えるかアイディアを出せるような声かけを意識しながら、大人も一緒に楽しみましょう。
落ち葉を使った外遊びアイディア4選
あったかーい!落ち葉の山に埋まろう
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ボーイスカウトやネイチャーゲームのアクティビティでもおなじみ、落ち葉の山に埋まる遊びは、大地と一体化する感覚を味わえる遊びです。落ち葉のカサカサした音、ほんのり温かい空気を感じながら寝転んで空を眺めると、感動が。集めた落ち葉の山にジャンプする遊びも、ふわふわして楽しいですよ。
先日も、子どもと一緒に外で落ち葉遊びを楽しみました。この日は雨の後だったので落ち葉に完全に埋まることはできませんでしたが、落ち葉の上に寝転んだり、集めた山に思いきりジャンプしたりして遊びました。
反射神経で勝負!落ち葉キャッチ
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アクティブな遊びが好きな子どもにおすすめしたいのが落ち葉キャッチです。木から自然に落ちてくる葉っぱをキャッチするだけというシンプルな遊びですが、これが盛り上がる!思うようには落ちてこない葉っぱに神経を集中し、つい大人でも真剣になってしまう遊びです。
落ち葉のボートを流してみよう
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子どもが落下する危険のない安全な水場があったら、落ち葉を流してみましょう。水の流れに乗って動く落ち葉を観察します。落ち葉の形や種類により流れ方が違うので、飽きずに長い時間楽しむことができます。
身体も温まる!痛くない落ち葉合戦
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雪合戦のように落ち葉を投げ合う落ち葉合戦は、大きな子ども達に人気です。全身が葉っぱだらけになりますが、痛くなく、全身を使って遊ぶことができます。目に入ったり怪我をしたりしないよう注意しましょう。
室内でできる!落ち葉を使った工作アイディア4選
落ち葉でお面作り
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紙にお面の型を作り、目の部分をくりぬき、耳にかける輪ゴムを付けます。耳の部分は紙が切れやすいので、輪ゴムを付けたらテープで補強しましょう。
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好きな落ち葉をボンドなどの接着剤で貼り付ければ完成!子どもの個性が表れておもしろいですよ。
落ち葉や木の実を貼り付けたアート作品
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落ち葉からイメージできるものを、ほかの画材とあわせてひとつの作品にしましょう。のりを塗った紙の上から、粉々にした落ち葉を散らすのもおすすめ。どんなアートができるかな!?
ネックレスや鎧なども作れちゃう
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毛糸にお気に入りの落ち葉をつけてネックレスにしたり、紙で作ったヘッドバンドに落ち葉を貼り付けたり、大きなゴミ袋に落ち葉を貼り付けて鎧なども作れます。葉っぱを身に着けて秋のファッションショーはいかが?
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きれいな葉っぱは押し葉にして保管しよう
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綺麗な葉を見つけたら、紙に挟み、本などで数日間押して「押し葉」を作りましょう。手紙やプレゼントに添えたり、本のしおりにもできます。お出かけやその年の秋の思い出として取っておくのにいいですよ。
落ち葉を扱う際に注意したいこと
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公園の落ち葉の下には、ガラスや犬の糞尿が落ちていることもあります。安全面と衛生面には充分に気を付けましょう。手袋をして遊ぶのも一案です。どんな遊びでもそうですが、子どもは大人が思いもよらない動きをするものです。目を離さず、一緒に楽しみましょう。
落ち葉は最高の遊び道具!
四季の移り変わりを感じ、楽しく遊べる落ち葉遊び。今回ご紹介した遊びだけでなく、たとえば年齢が上がると図鑑で落ち葉の種類を調べるなどの学習につなげることもできます。
好奇心旺盛な子どもにぴったりな落ち葉遊びを、ぜひ楽しんでくださいね!