2016年06月21日 公開

次の目標は火星へ行くこと!大西卓哉宇宙飛行士を知ろう!

今夏、ロシアのソユーズ宇宙船で宇宙へ飛び立つのは11人目の日本人宇宙飛行士大西卓哉さんです。なぜ大西卓哉さんは宇宙へ憧れを抱いたのか、そのきっかけとお子さまたちへのメッセージ、遥かなる宇宙への想いなどを紹介したいと思います。

今夏、ロシアのソユーズ宇宙船で宇宙へ飛び立つのは11人目の日本人宇宙飛行士大西卓哉さんです。なぜ大西卓哉さんは宇宙へ憧れを抱いたのか、そのきっかけとお子さまたちへのメッセージ、遥かなる宇宙への想いなどを紹介したいと思います。

今夏打ち上げ予定!ソユーズ宇宙船で憧れの宇宙へ

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今夏打ち上げ予定のロシアのソユーズ宇宙船(47S/MS-01)は、カザフスタン・バイコヌール宇宙基地から国際宇宙ステーション(ISS)へ向かう予定です。
大西卓哉宇宙飛行士は、ロシアのアナトーリ・イヴァニシン宇宙飛行士、アメリカのキャスリーン・ルビンズ宇宙飛行士とともにISS第48次/第49次長期滞在クルーとして搭乗し、約4ヶ月もの間国際宇宙ステーションで任務を行います。
その任務とは、ソユーズ宇宙船の打ち上げや帰還時に船長の補佐をするレフトシーターを務めることや、「きぼう」の本格稼働を目指した実験装置の組み立てや初期機能確認、補給船の物資の搬入出、ISSの交代クルーへの引き継ぎなど多岐に渡っています。

宇宙への憧れは「STAR WARS」から!

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幼少の頃は勉強よりも友だちと遊ぶ方が好きだったという、いたって普通のお子さまだったそうですが、科学系全般が好きで最初は科学者へ憧れていたそうです。
そんな大西卓哉宇宙飛行士が宇宙を知ったきっかけは、小学校2年生のときに観た「STAR WARS」だったそうで、将来は宇宙に関した勉強をしたいと考えるようになったそうです。
そして、大学1年生のときに観た「アポロ13」という映画ではじめて宇宙飛行士という仕事を意識したそうです。

パイロットとしての経験を宇宙船にも生かす!

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大西卓哉宇宙飛行士は前職民間旅客機の副操縦士という非常に珍しい経歴の持ち主です。
ソユーズでは、レフトシーターを務めるため現在さまざまな訓練が行われています。
宇宙船と飛行機では、船長とレフトシーター、キャプテンと副操縦士など似ている点があり、訓練の手順なども似ているためパイロットとしての経験が存分に発揮されているそうです。

宇宙を身近に……。大西卓哉宇宙飛行士の想い

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大西卓哉宇宙飛行士は、未来を担うお子さまたちに少しでも宇宙を身近に感じてほしい、宇宙飛行士もみんなと同じ普通の人間なんだということを知ってほしいと、SNSなどを使って訓練内容や日常などを公開しています。

訓練でミスしたことを反省したりとヒューマニズムにあふれた内容は、私たちに宇宙飛行士身近に感じさせてくれそうです。

夢を叶えた大西卓哉宇宙飛行士の、次の目標は火星へ降り立つことだそうです。まだ誰も行ったことのない場所へ行きたい……。大西卓哉宇宙飛行士の夢はまだまだ続きます。
そのためには、苦手なことも嫌いなことからも逃げずにいろいろなことにチャレンジし、乗り越える必要があるそうです。

宇宙飛行士を分かりやすく解説!「宇宙飛行士入門」

宇宙飛行士入門 (入門百科プラス) | 渡辺 勝巳, JAXA(宇宙航空研究開発機構) | 本-通販 | Amazon.co.jp (10804)

タイトル:宇宙飛行士入門 (入門百科プラス)
著者  :監修/渡辺勝巳 ,取材協力/宇宙航空研究開発機構 
出版社 :小学館
「宇宙飛行士の訓練」や「宇宙船開発競争最前線」など宇宙飛行士について漫画などで紹介されていて、宇宙飛行士に興味のあるお子さまにはピッタリの本になっています。

目標を達成するためには……。

「STAR WARS」をきっかけに宇宙へ憧れを抱いた大西宇宙飛行士。その憧れは目標となり苦しいこともつらいことも乗り越えてきました。

目標を達成するためには楽しいことばかりではない、確固たる信念を持ちひたすら進んでいくその姿勢から、ぜひお子さまにも何か大切なことを感じてほしいですね。

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この記事のライター