2017年12月14日 公開

今だから伝えたい「子どもの頃、犬を飼っていてよかったこと」

犬を飼うことは、子どもの情操教育にいいとされています。とはいえ、実際に飼ったことがないと、本当に飼うべきかどうか迷ってしまいますよね。そこで、犬を飼ったことがある人たちに、「子どもの頃、犬を飼っていてよかったと思うこと」を聞いてみました。

「子どもが生まれたら犬を飼いなさい」

子どもは生まれたらすぐ、犬とバンジョーを支給されるべきです… 
by チャーリー・ブラウン
via 『スヌーピーたちの人生案内』チャールズ・M・シュルツ
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©️ 2017 Peanuts Worldwide LLC
タイトル:スヌーピーたちの人生案内
著者:チャールズ・M・シュルツ 谷川俊太郎=訳
出版社:主婦の友社

『スヌーピー』シリーズで、スヌーピーというかけがえのない親友を得た男の子、チャーリー・ブラウンの言葉です。ファンの間では名言が多いことで知られるチャーリー・ブラウンですが、この言葉は特に印象的でした。

欧米では、同じように「子どもが生まれたら犬を飼いなさい」という意味の言葉が、ことわざのようにいわれています。では、なぜ犬を飼うことが子どもにとっていいのでしょうか?実際に犬を飼っていたことがある人たちに聞いてみました。

「無条件で大好きな友だちになれる」

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Nina Buday / Shutterstock
「犬がいたおかげで、園や学校から家に帰るのが楽しみだった。家族や友だちとケンカしたり、何かしょんぼりするようなことがあっても、いつも励ましてくれる存在だった」(Aさん/30代/2児の母)

子どもは親やきょうだいも大好きです。でも、園児から小学生へと成長するにつれ、ケンカしたり、気恥ずかしくなったりして、素直な感情を表現するのが難しくなってくるもの。そんなときでも、いつもかわいくて素直で、愛情たっぷりに接してくれる愛犬には、自分も心を開いて愛することができる、と感じていたようです。もちろん、人間の友だちもそういった存在になりえますが、愛犬は立派な家族の一員。友だち以上に、身近に感じられそうですね。

「家族の誰かと誰かがケンカをすると、ときに間をウロウロして取りもってくれたり、ときに両方を素通りして中立の立場を表したりしてくれる犬だった。そんな犬を見ていると可笑しくて、ケンカがうやむやになったりした」という意見もありました。

「責任感が身につく」

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Gladskikh Tatiana / Shutterstock
「土曜日は私が犬にごはんをあげる、と決まっていた。週に一度でも、いのちあるものをお世話することで、責任感がついた気がする」(Bさん/20代/1児の母)

せっかく「子どものために」と犬を飼っても、子どもも毎日何かと忙しく、結局お世話は親任せ、となるのもよくあること。そんなときは、週に一度や夜だけなどと決めて、少しでも関わってもらえるようにするとよさそうですね。

「エチケットが身につく」

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Soloviova Liudmyla / Shutterstock
「一緒に散歩に行くと、最初は嫌だったけどフンをしっかり持ち帰るようになった。そのうち、置き去りにされた他の犬のフンまで自主的に始末したり(笑) 家族の一員である犬が、近所の人や他の人の迷惑にならないように考えることで、自分の行動にも気を遣うようになった」(Cさん/30代/2児の父)

自分の何気ない行動が人の迷惑になっていても、なかなか自分自身では気づきにくいもの。そんなとき、犬を連れて歩くことで客観的に見られるように。人が通るときは邪魔にならないようにさっと避けたり、道を汚さないようにしたりと、エチケットを守って行動することが学べたようです。確かに、Cさんは大人になった今も人に気配りのできる方です。

「いきものを『汚い』と思わなくなった」

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holbox / Shutterstock
「ペットを飼ったことがない人は、『かわいい』と思ってもそれだけ。実際に飼うと、かわいいだけでは済まないこともあるけど、それで余計に愛情がもてるようになった」(Dさん/40代/2児の母)

これは、ペットを飼ったことがなくても、子育て経験のあるママならわかるはず。おもらししても吐いても、自分の子なら「汚いからお世話したくない」なんて気持ちにはなりませんよね。生きている限り、汚れはつきもの。それを乗り越えられてこそ、真の愛情なのかもしれません。

「世界が広がった気がする」

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Martin Valigursky / Shutterstock
「父、母、兄、そして犬。家族の中に犬がいる、というのが当たり前だった。それ以外はわからないけど、犬がいる世界にいられてよかったな、と今、心から思う」(Eさん/30代/1児の母)

言葉ではうまく言えないけれど、犬がいることで視野が広がったり、心の豊かさを感じた――。これが実は、一番大切なことなのかもしれません。心が満たされた状態で、さまざまな経験をすることで、子どもは多くを学びとってくれます。それがのちの人生の大きな糧となるのであれば、親としては考えてみたいところですよね。

“家族のカタチ”を考えてみる

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Pressmaster / Shutterstock
もちろん、ペットは犬だけではありません。記事を読んで「自分は猫を飼っていたから、もっとこうだった」と感じた人もいることでしょう。ペットを飼うことは、玩具などを買うのと違って、「家族を増やす」という大きな責任がかかること。でもその分、与えてくれるものも無限大です。検討中の方は、ぜひ家族でよく相談してみてくださいね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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suna suna  ライター/エディター。東京で出版社に勤務後、フリーランスに。結婚を機に広島県に移住し、男女男の3人育児と仕事との両立に奮闘中。子育て、旅、グルメ、住宅、動物など幅広いジャンルで編集・執筆を担当。イギリス、アイルランド等に留学経験あり。