2018年9月17日 公開

幼稚園の役員をするやりがいとは?仕事内容と上手にこなすコツ

幼稚園に入園すると、真っ先に行われる役員決め。面倒そう……と敬遠している方も多いのでは?役員をすることはやりがいも多く、一概に大変なことばかりでもありません。3年連続で役員をしていた筆者が、メリットや仕事内容などをリアルにお伝えします!

幼稚園の役員の主な仕事内容

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多くの幼稚園では、PTAの四役(総務や執行部と呼ばれることも)として会長、副会長、書記、会計の役職、さらに、各クラスごとに役員が2〜3名ほど選出・決定されることが一般的です。加えて、ベルマーク委員やバザーなど各種イベントを担当する委員が、選出される場合もあります。

また、学年によって仕事内容も異なります。年少や年中クラスに比べて、年長クラスの方が、卒園や謝恩会などの関係で活動量が増えることも多いようです。

園によっては、立候補して決める他に、先生からの指名や持ち回り制で決まることも。年長クラスでは、園生活も最後だから幼稚園への恩返しにと、立候補が多い場合もあります。

役員の仕事内容や負担の度合いは、幼稚園によって大きく差がありますが、主な仕事内容は以下のようなものです。

クラスのまとめ役

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園と保護者とのパイプ役となり、クラスをまとめたり、話し合いの場を取り仕切ったりします。

たとえば、各クラスでLINEグループを作成し、ちょっとした連絡事項を伝えたり、情報共有したりすることも。行事などで撮影した子どもたちの写真をグループで共有するなど、便利なツールの提案もします。

行事の手伝い

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運動会やお遊戯会などの行事の際、当日やリハーサルを役員が手伝うことも多くあります。園によっては、役員以外にお手伝いを募ることも少なくないようです。

道具を出したり、子どもたちの着替えを手伝ったりと、難しい仕事ではなく、裏方役と考えるとよいですね。

PTA主催のイベント運営

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バザーや夏祭りなど、PTAが開催するイベントの企画や運営などを行います。販売するグッズを手作りしたり、ポスターやチラシを作ったりと、他の仕事に比べて手間のかかる準備が多いことも。幼稚園に出向いて、あれこれ活動することも多くなります。

懇親会などの幹事役

保育園に比べて幼稚園は、保護者同士の懇親会や茶話会、ランチ会などが多く、それらを開く際の幹事を行います。場所・時間のセッティングや連絡プリント作成、参加者の把握、集金、お店とのやりとりなど、一般的な幹事が行う内容と変わりません。

幼稚園の役員をする大変さとやりがい

幼稚園の役員を引き受けることは、確かにラクではありません。打ち合わせや準備のために幼稚園に何度も行ったり、意見をまとめる際に苦労したりすることも。仕事や家庭と調整に、悩むこともないとはいえません。

しかし、大変さを上回るやりがいやメリットも以下のように多くあり、筆者個人としてはやってよかったと感じています。

幼稚園での子どもの様子を見られる

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自分の子どもが幼稚園でどんなふうに遊んでいるのか見てみたいですよね。役員になれば、幼稚園に足を運ぶことも増えるため、子どもが遊んでいる姿をこっそり見ることができます。

普段、家では見せない子どもの表情を見ることができるのは、役員の特権ともいえるでしょう。

先生と仲良くなれる

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役員は、幼稚園と保護者との橋渡しとしての役割も大きく、先生方と触れ合う機会も多くなります。園での子どもの様子を聞いたり、希望や園生活で困っていることなどを伝えたりするチャンスが増える点も、役員ならではのメリットです。

他のママやパパとのネットワークも作れる

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普段の幼稚園生活では、他のママやパパとじっくり話す機会は意外と少ないものです。もっと仲良くなりたいなと感じていても、なかなかチャンスがないことも。役員になると、他の役員さんと集まる機会も多く、自然と仲良くなり、ママ友ネットワークをつくることができます。

また、役員でないママやパパと話す機会も増え、人間関係が広がるきっかけにもなります。

家庭の外で達成感を得られる

役員として行事やイベントを運営したり手伝ったりすることで、大きな達成感を覚えます。筆者は、はじめて役員を引き受けたとき、育児と家事が生活の中心の専業主婦でした。そんなとき、家庭の外でやりがいを持って何かに取り組んだ経験は、社会へのつながりを取り戻せるよい機会だっとと感じています。

幼稚園の役員の仕事を上手に進めるコツ

幼稚園の役員を引き受けてしまったけど、うまく仕事を進められるか、トラブルがあったらどうしよう……と不安に感じてる方も多いのではないでしょうか。しかし、他の役員さんや先生方ときちんとコミュニケーションをとることを心がければ、大丈夫。以下のようなコツを参考にすれば上手に進められますよ。

わからないことは聞く

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特に、はじめて役員を引き受けた年は、わからないことが多いのが当たり前です。しかし、筆者のように数年連続で役員を引き受けている保護者も多く、役員会などでは仕事内容を理解している前提で話が進むことも。

とはいえ、その場で挙手をして質問するのは勇気がいるもの。主に引き継ぎなどの際に、不安なことやわからないことを聞いておきましょう。前年度の役員さんと連絡先を交換しておくのもよいですね。

できるときにできることを

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預かり保育を利用してお母さんもフルタイムで働く家庭も多く、必ずしも全ての集まりに参加できないこともあります。

役員の仕事はあくまでボランティア。仕事や家事、育児が犠牲になってしまっては本末転倒です。「できるときにできることを手伝う」というスタンスで、お互いに協力しながら取り組むようにしましょう。

幼稚園の役員をすることが決まったら準備すること

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幼稚園の役員を引き受けることが決まったら、1年間の流れを確認しておくために、引き継ぎノートがあれば、ひと通り目を通しておきましょう。カレンダーや手帳に、行事やイベントを前もって書き込んでおくとよいですね。

また、役員代表として挨拶する機会もあるため、簡単に内容を考えておくと直前に慌てないですみますよ。

幼稚園の役員は、園児たちを支える縁の下の力持ち

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役員の実際の仕事内容は、意外と地味なもの。裏方として、園での子どもたちを支える仕事がメインです。

筆者が最初に役員を引き受けたときは、まだ次男は入園しておらず、不安でいっぱいでした。しかし、役員での集まりに子連れで行くと、他のママたちが次男を見ていてくれることもあり、とても助かりました。それでも大変なことも多く、楽ではありませんでしたが、それ以上にやりがいもあり、得られることの多い1年間だったように思います。

また、幼稚園との関わりが増えたことで、わが子だけでなく、他の園児たちにも目がいくようになり、みんなの成長が心から楽しみになりました。

役員は責任もあるし負担になるから無理……と思うかもしれません。しかし、役員の仕事は、ひとりで背負うのではなく、みんなで分担しながら行うもの。身構えず、子どもたちのためにという気持ちで引き受けてみるのもおすすめですよ。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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みすみぞのいずみ みすみぞのいずみ  九州在住、フリーランスのライター。 2012年と2014年生まれの2男児の母です。産後、慣れない育児と家事を必死に両立させようとする中で、モノを減らした暮らしの快適さに気づきました。少ないモノで暮らしたい私と、たくさんおもちゃが欲しい子どもたちとのせめぎ合いの日々です。