2017年03月07日 公開
小学校に上がる前に練習したい!和式トイレのトレーニング
小学校に入学予定の子どもがいるなら、和式トイレのトレーニングをしておくことがおすすめです。家庭やお店では洋式トイレが多くなっているのですが、学校ではいまだに和式トイレを設置しているところもあります。入学後に子どもがとまどわないように使い方をトレーニングしておきましょう。
小学校に入学予定の子どもがいるなら、和式トイレのトレーニングをしておくことがおすすめです。家庭やお店では洋式トイレが多くなっているのですが、学校ではいまだに和式トイレを設置しているところもあります。入学後に子どもがとまどわないように使い方をトレーニングしておきましょう。
文部科学省がおこなった調査について
平成28年に文部科学省が、公立小中学校のトイレ状況を調査しました。その結果、洋式便座は43.3%、和式便座は56.7%だったことがわかったのです。洋式便座の設置を考慮している学校は約85%であるものの、現状は和式便座のままという学校も多いことがわかりました。
和式便座の設置は地域により多少異なりますが、場所によっては70%を超える地域もあります。そのため、これから子どもが小学校に入る際には、和式トイレのトレーニングをしておくことが重要だといえるでしょう。
和式トイレは子どもが我慢する可能性が
和式トイレは子どもたちにとって悪いイメージが強く、普段からトレーニングしていないと、用の足し方がわからないという子もいるのが事実です。
和式トイレでは、しゃがめない、うんちができない、衣類が汚れてしまう、上手く使えないという意見もあります。家庭で洋式便座が当たり前になりつつある現在では、一度も経験したことがない子もいるのです。そもそもしゃがむ姿勢を普段からやらないため、座れない子もいます。
おうちでできるトレーニング方法
まずはしゃがむトレーニングからです。和式便器をイメージしながら、お家でしゃがんでみましょう。両ヒザを開いてしゃがみ、両方の足は前後にずれないようにします。重心は、前のほうにかけるとしゃがみやすくなります。
足首の柔軟性がないと上手くしゃがむことはできないので、体を使った遊びを通してトレーニングしてみてください。ケンケンパ、かけっこ、つま先で立つなどの遊びも足首の柔軟性がよくなります。
小学校に出かけて練習してみよう
小学校の図書館が無料開放されているときや、体験入学のときに練習できます。何事もやってみないと練習にはならないため、しゃがむ練習だけでもやってみましょう。
使った後はレバーを手で押して流すこと、誰もいないときはトイレの電気を消すことを教えましょう。また、うんちを嫌がる子どもも多く、男の子だと大と小が分かれているため、嫌がる子もいます。うんちを我慢すると体に良くないことを教えてあげてください。
家庭でもトイレの使い方を練習しよう
パパやママにとって、今でも和式トイレを採用している小学校が多いのは、少し驚いたかもしれません。予算の関係があるため、全部のトイレを取り替えるわけにいかないのが実情でしょう。
また、お子さまが入学する小学校は洋式トイレである場合でも、山や海などの観光スポットでも和式トイレしか設置されていない場所が多く存在します。
この機会に、和式トイレの使い方をぜひおうちでも練習してくださいね。