2016年06月23日 公開

夏は東北がアツイ!おすすめ東北夏祭り特集≪2017年版≫

東北地方では短い夏を惜しむかのように魅力的なお祭りが数多く開催されます。今回はその中でも秋田県竿燈まつり、宮城県仙台七夕まつり、山形県花笠まつり、青森県ねぶた祭を紹介します。お子さまの夏休みを利用して東北地方のワクワクとドキドキに出会いにいきませんか?

東北地方では短い夏を惜しむかのように魅力的なお祭りが数多く開催されます。今回はその中でも秋田県竿燈まつり、宮城県仙台七夕まつり、山形県花笠まつり、青森県ねぶた祭を紹介します。お子さまの夏休みを利用して東北地方のワクワクとドキドキに出会いにいきませんか?

バランス感覚の結晶!秋田竿燈まつり!

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Syuzo Tsushima/CC BY 2.0
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Ocavis Leechroot/CC BY 3.0
秋田県「秋田竿燈まつり」は8月3日〜6日まで開催されます。
宝暦年間には原型となるねぶり流し行事ができていたといわれています。

大きい物では提灯の数が46個、長さ12m、重さ50kgにもなり平手や額、肩、腰などさまざまな部分で支えるのは至難の技となっており、技が決まるたびに大きな歓声に包まれるのが見どころです。
無料駐車場案内、仮設トイレの設置場所などが掲載されている「竿燈まつり会場周辺図」はとても便利な地図となっています。

また、8月4日~8月6日まで昼竿燈が開催され、お子さま連れの方も観覧しやすいのが魅力です。
アゴラ広場では竿燈体験コーナーが設けられているので記念撮影や体験も可能となっています。

みんなが笑顔でいられますように……仙台七夕まつり

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毎年8月6日〜8日に行われる宮城県「仙台七夕まつり」です。

仙台藩祖伊達政宗公の時代から田の神に祈る七夕行事を取り入れていましたが、維新の変革や先の大戦などで年々衰微する一方でした。

しかし、昭和21年に一番町通りに竹飾りが立てられたのをきっかけにまた盛り上がりを見せるようになり、今日の日本一の七夕観光イベントへと盛り上げてきたのです。

JR仙台駅から近く、循環バスも走っているためお子さま連れでも観光がしやすいのが魅力です。
七夕飾りが飾られた商店街を散歩したり、七夕食堂で休憩をすることができます。
また、織姫・彦星ひろばではミニ七夕飾り作成体験コーナーや短冊に願いをかけることができるため、お子さまにもとてもいい思い出となります。

色鮮やかな衣裳も魅力!山形花笠まつり

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KPG Payless2/shutterstock
山形県の「山形花笠まつり」は8月5日〜7日まで開催されます。
もともとは1963年の「蔵王夏まつり」のイベントの一つでした。
しかし、1965年からは現在の形となりました。

見所はグループごとに統一された衣裳と紅花をあしらった花笠で、一糸乱れぬ集団美はもちろんのことダイナミックな笠回しや創作踊りなどの多彩な踊りが魅力となっています。

山形まなび館では、ワークショップや踊り方教室が開催されるほか、授乳室やこども遊びスペースが設置されているため、小さいお子さま連れの方でも安心してまつりを楽しむことができます。

自然と身体が動きだす!? 青森ねぶた祭

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b-hide the scene/shutterstock
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tipwam/shutterstock
青森ねぶた祭とは、毎年8月2日〜7日に青森県で行われる夏まつりです。

もともとは、七夕まつりの灯籠流しの変形だろうといわれていますが、はっきりとした由来は分かっていません。
東北地方などの方言である「ねむりながし」の眠りが「ねぶた」と訛ったものだと考えられています。

全体で高さ5m、幅9m、重さ4tにもなり、観客のギリギリまで迫る様子は迫力満点です。
また、JR青森駅近くのワ・ラッセでは一年を通してねぶたを体験することができます。

身近にねぶたを見たり、実際に太鼓を叩いたりできるのでお子さまにはとても貴重な体験となります。

受け継がれる伝統を身体全体で感じよう

昔から受け継がれているおまつりは、無病息災を願うものや豊作を願うものなど人々の幸せを願って今日まで続けられてきました。

伝統を受け継ぎ、絶やすことなく発展させたその地域の方達のパワーや心意気を親子でぜひ感じ取ってみてください。

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この記事のライター