メールやSNSで連絡をとることが多い今だからこそ、手作りのメッセージカードをもらえるのはうれしいものです。離れて住む祖父母や子どもの友人に、オリジナルカードを送ってみませんか。今回はネイルポリッシュを使ったメッセージカードのアイデアを3つご紹介します。
ネイルポリッシュでカードを彩るメリット
爪の上に塗って乾かすもののため、絵の具と比べるとぽってりとした粘着性があります。
そのため、ネイルポリッシュを厚めに塗ってその上に軽量の装飾品(ホロやストーンなど)をのせたり、多めの量をカードに落としてから竹串などで引っぱったりする技法が使えます。
また、ネイルポリッシュは多彩な色合いがあるだけでなく、ラメが入っているものも多いため、ただカードに塗るだけでも華やかなデザインになります。
メッセージカードに使うネイルポリッシュは、ドラッグストアや100円ショップなどで売られている安価なもので十分です。
水彩やクレヨンなどの一般的な画材とは、異なる魅力のあるカードが作れますよ。
ネイルポリッシュを使うときの注意点
アセトン入りの除光液の方が、ネイルポリッシュは落ちやすいのですが、その分爪や肌への負担も大きくなります。また、アセトン特有のきついにおいが苦手という子もいるでしょう。
ノンアセトンリムーバーも、ドラッグストアや100円ショップで購入できるので、ネイルポリッシュと一緒に購入しておくと安心です。
デザインアイデア1:花柄やドット
今回はネイルポリッシュに付属しているハケで直接カードに描きましたが、一度小皿にポリッシュを出して、アートブラシなどを使えば、より繊細な絵が描けます。
花柄やドットは、小さな子どもでも描きやすい絵柄です。少々形や並びが崩れてしまっても、淡い色合いを選べば、それほどいびつなデザインには見えません。
また、綿棒の先にネイルポリッシュをつけて押す方法であれば、小さな子どもでも花柄やドットを描きやすいのでおすすめです。
デザインアイデア2:花火
整ったドットでなくてもそれらしく決まるので、子どもと楽しく描ける絵柄のひとつです。
花火柄を描くときは、黒や青系のカードと、ラメ入りのネイルポリッシュを用意しましょう。ラメ入りのポリッシュで描かれたカードは、光の当たり具合によって色合いや輝きが変わります。他の画材では出しにくい、花火らしい趣が簡単に楽しめますよ。
デザインアイデア3:色塗り用に使う
ネイルポリッシュは光沢感や透明感のあるものが多く、カラーペンやクレヨンと違って立体感が出やすいという特徴があります。
のっぺりとした平面的な絵は、幼さや垢抜けなさが出てしまいますが、ネイルポリッシュを使うと、同じように塗るだけでも、スタイリッシュな印象に仕上げることができます。
ネイルポリッシュの種類によっては、紙に広がったりにじんだりするものもあるため、色塗りをする前に、試し描き用のカードに塗布して、どのような色合いになるのか事前に確認しておきましょう。
ネイルポリッシュを使ってカード作りを楽しもう!
普段爪に使っているネイルポリッシュを、メッセージカードに利用するのは意外かもしれませんが、他の画材にはないツヤや透明感を活かして、簡単におしゃれなカードを作れます。
また子どもたちも、普段はなかなか触れないネイル用品を使って絵を描けるので、特有の楽しさを味わえますよ。
ネイルポリッシュを活用して、ぜひメッセージカードをデコレーションしてみてくださいね!