2018年11月9日 公開

読みきかせするとママも元気になる!おすすめ絵本5選

子育て、家事、仕事、やることがたくさんであっという間に1日が終わってしまうママ。絵本の読み聞かせをする気力がないときもあるでしょう。そんなママたちの心に優しく語りかけてくれる絵本があります。読み聞かせをしながら元気がもらえる絵本5冊を紹介します。

だいじょうぶ だいじょうぶ

タイトル:だいじょうぶ だいじょうぶ
著者:いとう ひろし(文・絵)
出版社:講談社
「だいじょうぶ だいじょうぶ」は、小さかったぼくがおじいちゃんとの散歩を通して世界を広げていく物語です。ぼくが不安になったり怖い思いをしたときには、必ずおじいちゃんが手を握って「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と言ってくれます。このおじいちゃんの魔法の言葉で、ぼくはどんどん強くなっていくのです。

子育てをしていると、不安になることはたくさんあります。そんなときに、読み聞かせをしながら、何度も「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と声に出してみてください。今は不安なことも時間が経てば乗り越えられるような気がしてきます。筆者は、この本を読むと涙が出てくるので、息子に読み聞かせをしているときに泣いているのがわからないようにするのが大変でした。それくらい、心に染みる絵本です。

ちいさな くれよん

タイトル:ちいさなくれよん
著者:篠塚かをり(著)、安井淡(絵)
出版社:金の星社
幼稚園に勤務していた著者の篠塚かをりさんは、持ち主が現れないたくさんの落とし物を見てきました。この絵本は、著者が子どもたちに最後まで物を大切に使う気持ちを育てたいという想いのもと制作されました。

折れて短くなって捨てられた小さな黄色のくれよんが、「まだ仕事ができる」と外の世界に出ていきます。そして、くれよんは色あせてしまったものなどをきれいに塗ってあげます。

物を大切にすることを教えてくれる絵本ですが、それと同時に、たとえ小さな行動でも無意味なことはひとつもなく、必ず誰かの役に立っているはずだと思わせてくれます。家族のために毎日していることが感謝されているのかわからない、と感じているママに手に取ってほしい1冊です。

ぐるんぱのようちえん

タイトル:ぐるんぱのようちえん
著者:西内 ミナミ(作)、堀内 誠一(絵)
出版社:福音館書店
大きなぞうのぐるんぱは、いつも一人ぼっちで何もせずにめそめそしています。ある日、他のぞうたちから働くように言われて街へ出て、いろいろな仕事に挑戦します。けれども、何を作っても大きすぎて役に立たずに、どの仕事も辞めさせられてしまいます。そして、深く落ち込んだぐるんぱは、子だくさんのお母さんに出会います。

子育てをしていると、何をやってもうまくいかなくて悩んでしまうことがあると思います。そんなときに「ぐるんぱのようちえん」を読むと、すぐに結果は出なくても、きっといつか役に立つときがくると思わせてくれますよ。

花さき山

タイトル:花さき山
著者:斎藤隆介(作)、滝平二郎(絵)
出版社:岩崎書店
10歳のあやが親の手伝いで山の奥へ行くと、美しい花が一面に咲く場所で山ンばに出会います。山ンばは、あやのことはすべてお見通しです。そして、あやの足元に咲く花が、あやの優しさが咲かせた花だと花さき山の説明をはじめます。
つらいのを しんぼうして、
じぶんのことより ひとのことをおもって
なみだを いっぱい ためて しんんぼうすると、
その やさしさとけなげさが、
こうして 花になって、さきだすのだ。
via 花さき山
ママになってから、自分のことよりも子どもや家族のことを優先することが増えた方は多いのではないでしょうか?それがつらいときもありますよね。現状を変えたいけれども、すぐには変られないことも……。そんなときに、この「花さき山」を読んでほしいです。もちろん、頑張り過ぎはいけませんので、この絵本を家族にも読んであげるといいかもしれないです。

おじさんのかさ

タイトル:おじさんのかさ
著者:佐野 洋子(作・絵)
出版社:講談社
「おじさんのかさ」は、「100万回生きたねこ」など数々の名作を残した佐野洋子さんの作品です。小学校の教科書にも掲載されていたので読んだことがある方は多いかもしれませんね。

立派なかさが濡れるのが嫌なおじさんは、雨が降っても頑なにかさをさしません。自分は濡れてもかさを守ります。ある日、おじさんが公園のベンチに座っていると雨が降ってきます。そこで小さな子どもたちが、雨の中でかさをさして楽しそうに歩く姿を見て心が動きます。

自分で決めたルールに縛られていませんか?違う方向に目を向けてみると、家事も育児も少し楽になるかもしれません。日々の忙しさで、心が固まってしまっていると感じているママにおすすめの一冊です。

絵本はママも励ましてくれます

子どもに読み聞かせをしながら、あるいは一人で絵本を開いて、自分の心に語りかけてみませんか?子どものためと思っていた絵本が、読み方を少し変えるだけでママの心を落ち着かせてくれるアイテムに変わりますよ。今回紹介した絵本の中に、今の自分に必要だなと思える絵本があればぜひ手に取ってみてくださいね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

LOA LOA  カナダ在住のフリーライター。Web媒体で子育てや語学学習についての記事を多数執筆。8歳の息子が0歳のときからはじめた絵本の読み聞かせは、今では私たちの生活になくてはならないものになっています。これまでに息子と読んだ絵本や児童書は、日本語、英語、フランス語を合わせて数千冊。息子が笑顔になる絵本を見つけるのが喜びです。