「香り」の歴史は大変古く、人間が火を使い始めたときに生まれたそうです。煙のなかに漂う香りにさまざまなイメージを抱いた人間は、長い年月をかけて香りを文化にまで高めたのです。人間の感性を磨く香りの神秘を親子で楽しく体験できる「香りのワークブック」をご紹介します。
花の香りに森林浴……奥深い香りの文化
やがて人間は、そうした香りの効用をより直接に楽しむために、さまざまな素材から香りの成分だけを抽出するようになります。
世界中にある香水や、中国、日本などアジアで発展した香道などがそれです。香りは人間にとってもっとも原始的な文化のひとつなんですね。
気分はすっかり調香師!親子で楽しく調香体験
資生堂の調香師監修のもと製作された本品は、7つの香りを調合できる本格キットで子どもでも簡単に香りを楽しむことができるよう構成されています。
コクヨ・香りのワークブック – YouTube
安心のプロ監修レシピで自分だけの香りをつくる
・香りのNOTEBOOK(ノートブック)
香りの歴史、文化などについて簡単にまとめた文章、代表的な香りの調合レシピを掲載。
・香りのPALETTE(パレット)
7種類の香りペースト(シトラス・グリーン・ローズ・ホワイトフローラル・ウッディムスク・フルーティ・スイーツ)、ペーストを混ぜ合わせるための木製スティック。
・香りの手紙5枚つづり×2セット=10枚分
文香(ふみこう)をつくることもできるのがお洒落!
プロの調香師が厳選した素材とわかりやすい説明で、誰でもすぐにオリジナルの香りを調合できます。
不思議!時間の経過に伴って変化する香り
香水を使ったことのある人ならばおなじみの「時間とともに変化する香り」を鮮やかに再現できます。揮発性の高いトップノートは、さわやかなシトラスやグリーン。
香りの中核をなすミドルノートには華やかなフローラル。最後まで香りが持続するラストノートにはカカオやウッディムスク。
それぞれの調合割合を変えることで、好みの香りに仕上げることができます。子どもが香りの変化に気づけるよう、休日の午後に時間をかけて楽しみたいですね。
お洒落!手紙に香りを添えてプレゼント
封を開けるとふんわりほのかに広がる香り。
その手紙は香りのイメージとリンクして、長く記憶に残る……。
そんな素敵な作法が「文香(ふみこう)」です。「香りのワークブック」にはこの文香セットも入っているので、手紙に文香を添えて父の日のプレゼントなんていかがですか?
子どもと一緒に香りを楽しむ文化を体験しよう
「毎日忙しくて香りを楽しむ暇なんて……」と思うかもしれませんが、簡単にリラックスできる香り体験は息抜きとしても最高ですよ。
今度の休日は、ぜひ親子一緒に「香りのワークブック」を試してみませんか?