2017年11月14日 公開

赤ちゃんが生まれた記念に!髪の毛で作る「胎毛筆」とは?

赤ちゃんがはじめて切る髪の毛で作る筆、「胎毛筆」をご存じでしょうか。お腹の中にいるころから生えはじめる赤ちゃんの髪の毛で筆を作り、お守りとして大切にするという中国の習慣が、日本にも伝わっています。筆にすることで一生の宝物にもなるでしょう。今回は、胎毛筆の作り方について詳しくご紹介します。

生まれたわが子の髪の毛を記念にとっておく

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Africa Studio / Shutterstock.com
赤ちゃんがママのお腹にいる間から生えている髪の毛(胎毛・産毛)は、一生に一度しか生えてこない貴重なもの。これを記念に残しておく方法としては胎毛筆が有名で、中国三千年の昔から伝えられており、日本の古文書にも記されています。

髪の毛をとっておく意味

胎毛をとっておくことは、健やかな成長を祈願し、頭脳明晰に育つように、字がうまくなるようにという願いが込められています。「へその緒」と同じように、子どもの誕生を喜び、一生のお守りになるものです。

また、ごくまれに胎毛に白髪のある赤ちゃんがいます。これは「福白髪」といわれ、順風満帆な人生を送れるハッピーな印といわれているため、大切に残しておきたいですね。

胎毛筆とは

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Images By Kenny / Shutterstock.com
胎毛筆とは、生まれてきた赤ちゃんの髪の毛を使って作る筆です。「赤ちゃん筆」「誕生筆」などと呼ばれることもあります。

ママのお腹にいる妊娠5カ月頃から、赤ちゃんの髪の毛は生えはじめます。この髪の毛が「胎毛」。毛先にかけて細くなっているので、筆を作るのにも適しています。一度髪の毛を切ってしまうと、繊細な毛先ではなくなってしまいます。

胎毛筆は一生に一度の記念品として大切に保管し、子どもが成人するときや結婚するときにプレゼントすることが多いようです。パパママからの愛情がたくさん詰まっているといえますね。

髪の毛はいつごろ切る?

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mannpuku / Shutterstock.com
胎毛筆を作るために、いつ切るのが一番という決まりはありませんが、一般的に、生後6カ月から1歳くらいまでが多いようです。生えるスピードや量には個人差があるため、出産後に初めて散髪したいと思ったときがベストなタイミングといえるでしょう。

パパママが自分ではなく、美容院でカットする場合、人見知りの時期かどうかもポイントです。パパママが抱っこした状態でカットしてもらうのがほとんどですが、ヘアカットするのは初対面の大人。人見知りがはじまる前、または人見知りが落ち着いた時期まで待つ方が安心です。

筆に必要な髪の毛の量は?

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胎毛筆を作るために必要な髪の長さは約5~7cm、分量としては大人の小指程度の太さです。

赤ちゃんの髪の毛の量と伸び方には個人差があるため、筆を作れる時期もまちまち。生後6カ月ほどでカットできる長さになる場合もあれば、2~3歳まで髪が伸びるのを待ってから作るケースもあります。

どうしても赤ちゃんの髪が足りない場合には、再び伸ばした髪や家族の髪などを芯の部分に使用して、胎毛筆を作ることもあるようです。

費用の目安と作り方

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livertoon / Shutterstock.com
まず、赤ちゃんの髪の毛をカットしなければなりません。筆を作るのに必要な長さは5cm以上。余裕をもって8cm程度で切ることができるといいですね。理容店や美容院でカットする場合は、「切った髪を胎毛筆に使いたい」と伝えて、対応してもらえるか相談してみましょう。胎毛筆メーカーと提携している美容院などもあります。

髪の毛が用意できたら、胎毛筆メーカーに送ります。費用の相場は10,000円前後です。筆を入れる箱や装飾、素材、印字などで値段は変動するので、こだわりたい場合はチェックしておきましょう。

胎毛筆の購入方法

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KYNA STUDIO / Shutterstock.com
胎毛筆を作っているメーカーは全国にいくつかあります。用意した髪の毛をメーカーへ直接持ち込むか、郵送で送りましょう。メーカーと提携している美容院などでカットすれば、その場で注文受付や郵送してもらえる場合もあります。注文してから手元に届くまでには2カ月ほどの時間がかかります。

赤ちゃん筆センター

【所在地】
愛知県豊川市中央通5-3

【価格】
5,000円(税抜)~
※1,000~2,000円間隔で約120コースを用意
※カタログ請求無料

【注文方法】
・全国にある受付店経由
・郵送
・センターへ直接来店

胎毛筆以外でも髪の毛を記念に残しておく方法

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denniro / Shutterstock.com
日本や中国では胎毛筆が人気ですが、ヨーロッパやアメリカでは、ベビー誕生の記念をジュエリーやオブジェなどで残すことが多いようです。胎毛筆にするまで髪の毛が伸びるのを待っていられない、人とは違う、素敵なメモリアルグッズにしたいという方にもおすすめ。

ペンダント

指でひとつまみほどの胎毛を、クリスタルなどに納めて加工し、ペンダントに。胎毛が透けて見えるタイプだけでなく、カプセルに入れることも。誕生石などを一緒に付けると、さらによい記念になりますね。

キーホルダー

ペンダントは女の子向けですが、キーホルダーなら性別を問いません。誕生の記念に名前入れるのもいいですね。

オブジェ

ペンダントやキーホルダーでは、落としたら心配という方には、自宅において置けるオブジェがおすすめ。フォトフレームや、アクリル、ガラスなどと一緒に飾っておけるオブジェがあります。

アルバムに入れる

パパママ自身で写真と一緒に胎毛筆も添えてアルバムとして保管するアイデアもあります。専門業者に注文するわけではないため、オリジナルでより愛情のこもった記念品になりますね。

専用のケースで保存

へその緒と同じように、桐箱で保存する方法もあります。長く保管できるように、湿気などに強い専用のケースがおすすめです。

一生に一度の記念に胎毛筆を

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胎毛筆が作れるチャンスは、一生にたった一度だけ。成長の記録としても最適です。お子さまが成長してから改めて筆を手に取ると、生まれたときの感動やカットのときの思い出がよみがえるかもしれませんね。

これから赤ちゃんの髪を切るというパパママは、誕生の記念やお守りとして、胎毛筆を検討してみてはいかがでしょうか。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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黒崎祐未香 黒崎祐未香  学ぶこと、読書、アロマなどが好きで、日々好奇心と向上心を大切にしております。