2017年06月02日 公開

雨が続く季節も大丈夫!雨の日が楽しくなるおすすめの絵本5選

雨の日が長く続くと、おでかけすることもできず、子どもは退屈そうだし、ママもなんとなく気分が沈みがち。そんなとき雨に関連する絵本を読むと、雨の日の楽しい過ごし方がわかります。雨の日ならではの楽しみ方を教えてくれる、おすすめの絵本を紹介します!

雨の日が長く続くと、おでかけすることもできず、子どもは退屈そうだし、ママもなんとなく気分が沈みがち。そんなとき雨に関連する絵本を読むと、雨の日の楽しい過ごし方がわかります。雨の日ならではの楽しみ方を教えてくれる、おすすめの絵本を紹介します!

あべこべの発想で雨の日が楽しくなる

 (49495)

タイトル:カエルのおでかけ
著者:高畠那生(作・絵)
出版社:フレーベル館
ユーモアたっぷりで子どもの想像をいい意味で裏切ってくれる、高畠那生さんの魅力が詰まった絵本です。

誰もが嫌がるどしゃぶりの日は、カエルにとって絶好のバカンス日和。激しい雨の中デッキに寝そべり、休日を思い切り楽しみます。

晴れたらさす傘など、なかなか思いつかないあべこべの発想で雨の日の魅力を描いており、これを読むと雨の日も楽しい気分になれそうです。

雨の日の美しい光景を表現した、ことばのない絵本

 (49500)

タイトル:雨、あめ
著者:ピーター・スピアー(作)
出版社:評論社
レインコートに着替えて雨の降る庭へと飛び出していく姉弟。クモの巣にキラキラと輝く雨のしずくや水たまりに広がっていく波紋など、2人は雨の日にしか味わえない魅力をたっぷりと堪能します。

ことばが一切ないのが特徴的なこの1冊。ページいっぱいに広がる雨の日の楽しさがいきいきと伝わってくる絵本です。子どもが雨の中おでかけをしたくなるような、雨の日ならではの美しい風景の魅力を感じることができます。

ものは大切にするだけでいいのかを考えさせられる絵本

 (49505)

タイトル:おじさんのかさ
著者:佐野洋子(作・絵)
出版社:講談社
立派な傘をもっているのに、もったいなくて雨の日もさすことがなかったおじさん。ある日、公園で休んでいると雨が降ってきます。雨宿りをするために訪れた小さな男の子は、友だちの女の子の傘に一緒に入って、楽しそうに歌いながら帰ります。おじさんがつられてはじめて傘を広げてみると……。

ものを大切にすることはいいことだけど、目的に応じて使用しないとものがつくられた意味がない……。そんな作者のメッセージを感じることができる1冊です。

ほのぼのとした優しい気持ちにさせてくれる絵本

 (49511)

タイトル:ちいさなきいろいかさ
著者:もりひさし(シナリオ) にしまきかやこ(イラスト)
出版社:金の星社
小さくてかわいい、黄色い傘。女の子が1人入れるくらいのサイズなのに、雨に濡れて困っている動物たちを入れてあげると、あら不思議。どんなに背が高くても体が大きくても、動物の体の大きさに合わせて傘が形を変えてくれます。

こんな傘があったらいいな、というメルヘンチックな気持ちだけでなく、困っている動物を傘に入れてあげようとする主人公の優しい気持ちにも触れられ、読んでいて心が温かくなる一冊です。

雨の日の子どもの素朴な疑問に答えてくれる絵本

 (49516)

タイトル:雨がふったら、どこへいく?
著者:ゲルダ・ミューラー(作) いとうなおこ(訳)
出版社:評論社
リュックとマリオンは双子の兄弟。仲良しのステフと一緒に沼へ出かけますが、途中から雨が降ってきます。すると、まわりにいたたくさんの生き物が雨宿りをするために動き出します。

緻密で繊細な昆虫や花の描写はまるで図鑑のよう。雨が降ったときに、動物や昆虫がどうやって過ごすのかという子どもの素朴な疑問に答えてくれます。

雨の日を楽しくしてくれる絵本を読もう!

子どもがいると、雨の日の過ごし方に悩むことも多いもの。外遊びのように暴れてもらっても困りますよね。

そんなときにおすすめなのが、親子で雨や雨の日の魅力について描かれた絵本。雨の日ならではの素晴らしい光景や過ごし方をたくさん教えてくれます。読んだあとには、お子さまと一緒に雨具を着ておでかけを楽しむのもいいかもしれません。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター