2018年11月30日 公開

イノシシの子どもはなぜ「うり坊」?大人との違いや名前の由来を解説

2019年は亥年です。猪突猛進で知られるイノシシも、小さな「うり坊」の頃は愛らしいもの。しかし、なぜ子どものイノシシを「うり坊」という呼ぶのかご存知ですか?また、うり坊から大人イノシシになる境目は一体いつなのでしょうか。気になるうり坊の由来を調べてみました。

そもそも「うり坊」とは?

イノシシの子ども時代をうり坊と呼びます。たまらなく愛嬌があり可愛らしい姿なので、キャラクターなどでも使用されることがありますし、ぬいぐるみでもよく見かけますよね。

地方、地域などによっては、うり坊のことを「うりっこ」「うりんこ」などとも呼んでいます。いずれの呼び方もかわいらしい響きです。

「うり坊」の呼び名の由来はシマシマ模様

「うり坊」と「イノシシ」、同じ動物なのに全く呼び名が違うのは不思議ですよね。イノシシの子どもは、なぜ「うり坊」と呼ばれるのでしょうか?

その理由は、うり坊の体の縞(しま)模様にあります。縞々模様が「縞瓜」によく似ていることから、「うり坊」と呼ばれるようになりました。うり坊を上からみたときの体型も、瓜を連想させます。

この縞々は、外的から身を守るための保護色。イノシシの子どもが生まれる春頃、森の木洩れ日の下で背景に溶け込みやすい柄です。大人になると模様は完全に消え、全身くすんだ黒や茶色の毛になります。

野生下だと子どものころは敵が多く、一度に3~5頭ほど生まれても1年生き残ることができるのはその半分ほどといわれています。

うり坊と呼ばれる期間は?

うり坊と呼ばれる期間は、だいたい生まれてから4カ月ほど。授乳期が終わるころには、可愛いうり坊も大人のイノシシの姿になります。

半年もたつと模様が消え、見た目は立派なイノシシです。しかし、完全に大人というわけではなく、子どもが作れるようになるまでには1年半ほど、完全に成獣になるまでには5年ほどかかります。

ちなみに、うり坊時代の体重は、ほぼ子犬と同じぐらい。だいたい5kg前後ですが、イノシシになると、70kg以上にまで成長します。個体によっては100kgを超えることもあるのだとか。大きな体ですが、走ったりジャンプしたりするのも得意と意外と身軽です。

うり坊は犬や猫みたいにペットにできる?

うり坊の可愛らしさに、抱っこしてみたい!と思うお子さまもいるかもしれません。実際に、うり坊はペットとして飼うことも可能です。

イノシシが野生の動物といったイメージなので、勝手に飼うと法に触れるのでは?と思ってしまいますが、イノシシは狩猟動物なので、鳥獣保護法の対象動物ではありません。ペットとして家で飼うことも許されているのです。

しかし、うり坊を手に入れることは一般の方には非常に難しく、ペットショップでも売っていることはまずありません。大人になれば100kg近くまで大きくなることを考えても、現実的ではないでしょう。

うり坊の可愛い姿は期間限定

とても可愛らしい姿のうり坊ですが、大きくなると迫力ある姿に成長します。あの姿は、小さな間の数カ月間しかみることのできないからこそ、より愛おしく感じるのかもしれませんね。

飼うことは難しくても、時期やタイミングによっては動物園で会うことができます。お子さまと一緒に出かけてみてはいかがでしょうか。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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Lei Lei  東京生まれ北関東在住の男子2人のママです。フリーライターをしております。自由すぎる男子たちに振り回されながらマイペースで子育てしてます。