2017年02月24日 公開

ボードゲームなど室内・屋外で楽しめる2~6歳向けのゲーム

おうちでは子どもと一緒に遊びながら親子のコミュニケーションをとりたいものですね。そんなとき、ゲームはいかがでしょうか。遊んでいるうちに、数をかぞえたり仲間あつめで算数の練習になったり、色やことばを覚えるなど学びの要素もふんだんです。親子で楽しめる、いろいろなゲームの種類とおすすめのボードゲームを年齢別にご紹介します。

おうちでは子どもと一緒に遊びながら親子のコミュニケーションをとりたいものですね。そんなとき、ゲームはいかがでしょうか。遊んでいるうちに、数をかぞえたり仲間あつめで算数の練習になったり、色やことばを覚えるなど学びの要素もふんだんです。親子で楽しめる、いろいろなゲームの種類とおすすめのボードゲームを年齢別にご紹介します。

室内遊びでできるもの

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子どもは遊びが大好きですが、屋外遊びが好きな子どももいれば、室内遊びが好きな子どももいます。それぞれの遊びをたくさん知っておくと、子どもの好みや一緒に遊ぶお友達の気持ちに合わせた遊びが楽しるでしょうめます。遊びのバリエーションが広がるほか、天候が悪く屋外遊びができないときにも便利です。

しっぽとり

しっぽとりは、保育園や幼稚園などでも取り入れられている、幼児が夢中になる人気の遊び。室内遊びですが活発に動き回るため、雨の日の運動遊びのひとつとして取り入れるのもおすすめです。

【遊び方】
ひもや紙テープ、なわとびなど「しっぽ」になるものを人数分用意。ズボンやスカートのウエストの部分にしっぽの端を入れます。動き回っても良い範囲や、制限時間、しっぽを取られたときに集まる場所、ウエストに入れるしっぼの長さなどの簡単なルールを決めてください。

「よーいどん」の合図で自分のしっぽを取られないように気をつけながら、お友達のしっぽを取りに回ります。

おままごと

ごっこ遊びの定番というほど、「おままごと」も人気がある遊びです。さまざまな配役を決め、時間が来たら配役を入れ替えて遊ぶのもおすすめ。パパママが加わるときは、あえて大人が子ども役になって遊ぶと楽しいでしょう。

想像力が鍛えられるほか、言葉やコミュニケーション能力の発達にも役立ちます。

積み木

積み木は1歳前後でも十分に楽しめる室内遊びのひとつ。積み木遊びと言えば、立体的に組み立てて物を再現する遊びと考えられがちですが、子どもの積み木遊びはそればかりではありません。

たとえば、まだ小さな子どもの場合は大人が組み立てたものを倒してその様子を楽しむことができますし、もう少し大きな子どもであれば、同じ色を集めたり数を数えたりする知育玩具としてもおすすめです。もくもくと一人でどれだけ高く積めるかに挑戦する子どももいます。

子どもの年齢が上がるにつれ、遊び方が成長していく様子が感じられるのが積み木遊びの良いところでしょう。手先が器用になるだけでなく、想像力や創造力の向上、集中力の習得などいろいろな知育効果も期待されます。

お絵描き

男女問わず人気がある室内遊びにお絵かきが挙げられます。特別な材料がなくても、すぐに遊べる手軽さも魅力。

最初はパパママが子どもの興味のあるものを描いてあげてください。見ているうちに子どもも自分で描くようになっていきます。電車や動物など身近にあり、子どもが好きなものを描くと子どもも楽しんでくれるはず。

クレヨンや色鉛筆など、画材によって描き味が違うことを楽しむのも一案です。初めから上手に描けなくても大丈夫。子どもの描いた絵は否定せずに、子どもの気持ちを大事にして褒めてあげることが大切です。できた作品を飾ってあげるとより一層楽しくなります。

外遊びでできるもの 

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一緒に走っているだけでお友達になれるというように、お外遊びが大好きな子どもも多いものです。子どもに人気の屋外遊びにはどのようなものがあるのでしょうか?屋外で遊ぶ場合は、車の出入りや危険な場所がないか、事前にチェックしておくと安心です。

ボール遊び

親子やお友達、一人でもできる屋外遊びがボール遊びです。相手がいる場合には、相手が受取りやすいようにボールをコントロールする必要があり、相手の気持ちを考えられるようになります。

転がる、投げる、バウンドさせる、蹴るなどさまざまな遊び方があるのもボール遊びの特徴。キャッチが苦手な子どもの場合は、転がってきたボールを受け取るところからスタートし、徐々にステップアップしていくと自信につながります。

追いかけっこ

逃げる人と追う人を決めて遊ぶ追いかけっこは、親子でも楽しめるおすすめの屋外遊びです。制限時間を決めたり、安全地帯を決めるなど、いくつかのルールを設けて遊んでみましょう。室内遊びでご紹介した「しっぽとり」を屋外でするのも楽しそうです。

砂遊び

固まったり水分を含んだり、状態がさまざまに変わる砂遊びは、子どもにとって未知の感覚だらけ。スコップやジョウロ、ザルなど砂場遊びグッズがあればより発展的な遊びができます。どれだけ深く掘れるか、どれだけ高く積めるかなどを競い合うのもおすすめです。

2歳の子どもの特徴

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自分でできることが増える2歳のお子さまは、何でも自分でしようとしたがる時期。靴下を脱いだり靴を履いたりするときなどに、パパやママが手助けしようとしても嫌がり、少し育児が大変に感じてしまうこともあるかもしれません。この「イヤイヤ期」は心が成長している証拠です。

少しずつ指先を上手に動かせるようになってくるため、ボードゲームをスタートするには良い時期だと言えます。簡単な挨拶などもできるようになるため、ぬいぐるみなどで挨拶遊びをするのもおすすめです。

【2歳~】同じ色のくだものを摘もう!

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商品名:ハバ はじめてのゲーム・果樹園 HA4655
メーカー:HABA(ハバ)

2歳から楽しめるボードゲームで、ルールは至って簡単!
サイコロの出た目に書いてある色と同じ色のくだものを、カラスが来るまでに摘んでいくゲームです。カラスはサイコロのカラスが描いてある面が出ると1マス進みます。
色の区別がハッキリしはじめる2歳児にはもってこいのゲーム。色を覚える練習にもなりますよ!

3歳の子どもの特徴

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2歳のイヤイヤ期とはまた違う、意思をもったイヤイヤ期を迎えるのが3歳です。

子どもが納得が行かないことに対して自己主張するようになりますが、納得が行くとすんなりと言うことを聞いたりもするのがこの年頃。お友達とも関われるようになりはじめます。走る・ジャンプするなど基礎的な運動能力も備わってくるでしょう。

【3歳~】単純明解!幅広い年齢に人気の定番ゲーム

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商品名:虹色のヘビ 日本語版
メーカー:Amigo

幼稚園などでも使われている定番ゲーム。
カードにヘビの体の一部が描かれているものを1枚ずつめくり、つなげられれば場に並べていき最後に全身が完成したときに多くのカードが使われていた人が勝ちという単純なルールです。
簡単なルールなので小さい子どもでも盛り上がることができ、またレインボーのカラーリングがキレイなので、目で見ても楽しいですよ!カードが丈夫で、10年使用しているという方もいるほどですから、兄弟姉妹で長く使えるのも嬉しいポイントですね。

4歳の子どもの特徴

夏の公園で遊ぶ子供|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK (109190)

言葉の理解やコミュニケーション能力が飛躍的に伸びる時期です。家族以外のお友達との関わりも積極的にしていきたいところ。話す言葉も少しずつ複雑になり、過去形や未来形なども使えるようになります。

相手の気持ちを考えられるほか、簡単なルールを理解し守ることができるようになるため、少し複雑なゲームにも挑戦してみましょう。

【4歳~】大人もハマる!頭脳戦で考える力を養おう

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商品名:ねことねずみの大レース
メーカー:ペガサス

こちらはドイツで表彰もされている人気のボードゲーム。
すごろくの要領で、チーズを集めながら1人数匹ずつねずみを進めていきます。ねずみは、後ろから追いかけてくるねこ(ねこはサイコロでねこの目が出ると進む)に追いつかれると食べられてしまいますが、途中で用意されている部屋に逃げこんでもOK。最終的に、チーズをたくさん獲得できた人が勝ちとなります。
しかし途中の部屋にあるチーズは小さいため、大きなチーズを狙って逃げ込まずに最後のゴールを目指すか……と頭を使う頭脳ゲームです。単純でありながら、自分でどのように進めるかを考えるため、非常に優秀な知育ゲームなんです!
ちなみに、ねことねずみのコマが可愛いとママからは特に好評です!

5歳の子どもの特徴

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生活の中で自分ひとりでできることが大幅に増え、前向きに挑戦する楽しさを覚える時期です。根気強くひとつのことに集中して遊べるようにもなります。

順番に並ぶ、待つ、我慢するなどの社会性が身に付き、集団の中でスムーズに生活できるようになるのもこの頃。時間の理解、空間の理解も進みます。文字に興味を持ち、自分の名前の読み書きができるようになる子どもも少なくありません。

【5歳~】遊びながら地理・文化などの学習にもなる!

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商品名:どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5
メーカー:エポック社

こちらはドラえもんのすごろくですが、商品名にある通り日本旅行を目的として日本地図の上を進めていきます。裏面には世界旅行バージョンもあり日本に限らず世界地図の勉強にもなると好評です。
レビューでは、5歳児には難しいという声も少なくないですが、一方で4歳でも楽しんでいるという意見もあります。難易度を選んで遊べるので難しいうちは簡単バージョンで遊び、小学校低学年くらいになりルールが完璧に理解できるようになれば、しっかり遊べ、長い期間楽しめるのも魅力的です!

6歳の子どもの特徴

少年サッカーイメージ|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK (109196)

ボールを蹴りながら走るサッカーなども、上手にできるようになる6歳。ブランコや鉄棒などができる子どももいます。全身運動がなめらかになり、指先は細かな動きも上手にできるようになるでしょう。

遊び方はさらに発展し、集団の中で役割を決めて楽しむ遊びや、想像したものを共有しながら遊ぶように変化。学習能力も飛躍的に伸び、ひらがなの読み書きや話を創作するほか、簡単な計算を解くこともできるようになります。

【6歳~】大人も負ける!?複雑なゲームで頭の体操

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商品名:Ravensburger ラビリンス
メーカー:カワダ

迷路とすごろくを合わせたような少し複雑なゲーム。ドイツでは国民的ゲームとして知られています。
まずカードを引いて自分が探す宝物を確認し、それをパズルのように動かせる迷路を毎回動かしながら道を繋げて目標の宝物までたどり着くといったルール。
毎回1人ずつ道を動かしていくので自分の番がくるまでに道がどんどん変化してしまうため、先が読み切れないことが面白さを増しています。大人が柔軟な発想のできる子どもに負けることも多々あるとか!

家族で遊びながら楽しく頭の体操を

いかがでしたか?単純なものから奥が深いものまで、種類はさまざま。家族みんなで遊ぶことでコミュニケーションも取れますし、何より知育おもちゃとして大変優秀なゲームが多いのがボードゲームの特徴です。スマホなどと違って時間を気にせずたくさん遊べるのも良いですよね。ぜひお気に入りを探してみてください!

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この記事のライター