2017年04月20日 公開

子連れにおすすめ!関西にある藤の花の名所4選

5月初旬に見ごろを迎える代表的な花に、藤の花があります。美しく幻想的な藤の花を見に家族で出かけてみませんか。今回は関西でおすすめの藤の名所をご紹介します。名所ごとに藤の花の特徴も異なりますので、行きやすい場所や好みの藤を選んで出かけてみてください。

5月初旬に見ごろを迎える代表的な花に、藤の花があります。美しく幻想的な藤の花を見に家族で出かけてみませんか。今回は関西でおすすめの藤の名所をご紹介します。名所ごとに藤の花の特徴も異なりますので、行きやすい場所や好みの藤を選んで出かけてみてください。

500mの藤棚が圧巻!「白井大町藤公園」

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Mti/CC BY-SA 4.0)
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Mti/CC BY-SA 4.0
小学生以下は無料で、子連れでも行きやすい藤の花の名所です。駐車場が約300台確保されており、ドライブを予定している家庭にもおすすめです。

藤の花が開花する5月になると、紫、白、ピンクなど多くの品種を見ることができます。藤の木はボランティアの方が接ぎ木して大切に育てたもので、最長1m45cmのものもあり大変立派です。藤棚の総延長は500m、棚の幅は4mと山陰随一の規模を誇ります。

公園内には、地区民で作った直径5mの水車と水車小屋があり、あたたかい田舎の風景を楽しむことができます。
5月にはこいのぼりも飾られ、風にそよぐ藤の花とこいのぼりが泳ぐ姿、山の緑がマッチした雄大な風景を見ることができますよ。

【見頃】
4月下旬~5月中旬

【営業時間】
午前9:00~午後6:00

【入場料】
中学生以上500円 小学生以下無料

【所在地】
白井大町藤公園
兵庫県朝来市和田山町白井1008

【アクセス】
・JR山陰本線・JR播但線 和田山駅からタクシー

・駐車場 無料

樹齢2000年!自生の藤が見事「才ノ神の藤公園」

才ノ神の藤 - 京都フリー写真素材集:京都の神社・寺院・観光地・世界遺産写真が無料! (45688)

京都写真
こちらの「才ノ神の藤公園」は京都にある名所で、関西各地から多くの観光客が訪れます。自生の藤の木は、樹齢2000年ともいわれ、京都府天然記念物にも指定されています。古ケヤキの巨木にからまり、四方に伸びるようすが特徴的です。

5月上旬には「才ノ神の藤まつり」が開催され、子どもも楽しめる子供奉納相撲や和太鼓演奏、地物の特産品が買えるバザーなどもあります。才ノ神は旅の安全を守る道祖神で、安産の神様としても親しまれています。

【見頃】
5月上旬~5月中旬

【入場料】
無料

【所在地】
才ノ神の藤公園
京都府福知山市大江町南有路

【アクセス】
・京都丹後鉄道宮福線大江駅から市バス 南有路 約15分

・駐車場 無料

20種200本の藤を楽しめる「春日大社 萬葉植物園」

File:Sunazuri-no-Fuji 20140503 03.jpg - Wikimedia Commons (45001)

Degueulasse/CC BY 3.0
春日大社内の植物園では、自然そのままの形で多数の植物を鑑賞できるのが特徴です。特に20品種200本もの藤の花は有名です。

園内の随所に生えている藤の木は古くから自生していたもので、藤原氏ゆかりの藤ともいわれています。なかでも「砂ずりの藤」は名木として知られています。早咲きから遅咲きの品種まであるため、4月下旬から5月上旬まで楽しめます。ゴールデンウィーク中に見ごろを迎えることから、多くの方が観光に訪れています。

【見頃】
4月下旬~5月上旬

【営業時間】
3月~11月 午前9:00~午後5:00(入園は午後4:30まで)
12月~2月 午前9:00~午後4:30(入園は午後4:00まで)

【入場料】
大人500円 子ども250円

【所在地】
春日大社 萬葉植物園
奈良県奈良市春日野町160

【アクセス】
・JR大和路線・近鉄奈良線奈良駅からバス 春日大社本殿 徒歩すぐ

・近鉄奈良線奈良駅から徒歩25分

・駐車場 1,000円

5色にライトアップする藤の花が絶景「白毫寺」

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Mti/CC BY-SA 3.0
「白毫寺」は兵庫県にある藤の名所です。高円山のふもとにあるため、境内からの眺望が魅力です。メインの藤は「九尺ふじ」と呼ばれる花穂の長い藤で、長く垂れ下がった花房は最も長いもので180cmを記録しています。それらの藤が120mも続く藤棚は紫色のカーテンのようで、幻想的な世界が広がります。
毎年5月には、白毫寺九尺藤まつりが開催され、写真コンテストも開かれています。イベント中の夜間ライトアップも見どころのひとつで、LEDライトにより5色に彩られます。ライトアップの時間は午後6時30~午後9時までで、午後7時以降に見るのがおすすめです。

境内には孔雀もいます。毒蛇を食べることから仏教の守護神ともいわれており、参拝者を迎えてくれます。まつり期間中には地元のグルメも登場します。藤の花を見ながらのお弁当は格別でしょう。

【見頃】
5月初旬~5月中旬

【営業時間】
午前8:00~午後5:00 (ライトアップ期間は 21:00まで)

【入場料】
拝観料 300円

【所在地】
白毫寺
兵庫県丹波市市島町白毫寺709

【アクセス】
・JR福知山線市島駅からタクシーで10分
・舞鶴自動車道春日I・Cから車で10分

・駐車場 無料

心に響く美しい藤棚を見に行こう

関西にある藤の花の名所で気になるところはありましたか。スポットごとに藤の花の特徴も異なりますので、好みの場所を選んでみてください。満開の藤の花は紫のシャワーのようで、その美しさや香りはいつまでも子どもの記憶に残るでしょう。ゴールデンウィーク中は混みますので、早めの出発や水分対策など、事前準備をしっかり行なってください。

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