育児の記録の仕方をお届けする連載「イクロク」7回目は、夏休みや冬休みなど長期休みの間の絵日記や記録の仕方のご提案です。まだ字が書けなくても大丈夫!絵や切り絵、スクラップで思い出を楽しくまとめる方法をご紹介します。
親子で思い出を1冊に記録しよう
もう夏の絵日記みたいなことができるのか、と驚きましたが、確かに長い休みの間はメリハリがつきにくいので、何か課題があると良さそうです。また、体験や思い出をちゃんとまとめられると良いだろうな、と思いました。
ただし、まだ字は書けません。そこは親が聞き取りながらサポートするとして、あちこちへ出かけた記録や思い出を一緒に記録してみることにしました。
まずはスケッチブック選びから
ポイントは以下の3つ
●大型
子どもは手が小さいので、あまり細かいものを描くのは得意ではありません。できるだけ大きな紙にのびのびと描いて欲しいことと、いろいろと貼り付けるのにもある程度の大きさがあったほうが良いです。
●持ち運びしやすい
大型が良いとはいえ、カバンに入る程度の大きさにして。固い台紙があるとどこでも描けます。移動時間中の暇つぶしにも便利。
●丈夫
いろいろスクラップもしたいので、紙に厚さがあり、子どもが多少手荒く扱っても耐えられる丈夫さが必要です。
ということで、無印良品のスケッチブックを購入。F4サイズ(332×242mm)20枚のもの。来年も、また、足りなくなれば、同じものを買い足していきやすいブランドやメーカーのものだと安心です。
表紙もとりあえず簡単に仕上げましたが、シールなどを使って親子で楽しくデコレーションしても良いですね。
市販の絵日記帳やスクラップブックなどを利用しても良いと思います。
絵を描いたら親が聞き取って状況を補足
チケットやチラシもスクラップ
折り紙や切り取ったものを貼るのも◯
これは、おじいちゃんとおばあちゃんのお家の庭でもいだキュウリ、お土産に買ったハチミツのキャンディを折り紙を切り抜いて、鉛筆で描いて作ったもの。
こうしたちょっとした作品もスケッチブックに貼り付ければ良い思い出になります。スタンプやシールを利用しても良いと思いますよ。
手形や足形アートをやってみるのもステキですね。
親や他の人が絵を描いてもOK!
親が身長や体重、読んだ絵本や遊んだおもちゃ、食べたもの、行った場所や遊びの内容、発言の記録を記録するのもオススメです。
できる範囲で楽しく、それぞれでルールやジャンルを決めて取り組んでみてくださいね。
最後に
毎日夕ご飯を食べた後に机に向かう習慣をつけるというのも良いですが、それが苦痛になるようなら、気が向いたときにする、というやり方でも良いと思います。
ただ、体験を記録し、記憶に定着させること、楽しかったことや辛かったことなどの自分の思いを表現する習慣をつけるのは大事なことです。表現力や想像力も磨かれますよ。