いちごのかわいい見た目や、甘酸っぱい味に魅了されているお子さまは多いのではないでしょうか。そこで今回は、いちごの魅力がギュッとつまった「いちごが主役の絵本」をご紹介します。絵本を読んだら、いちごが食べたくなっちゃうかもしれません。
思わずいちごが食べたくなる絵本
著者 :川端誠(作)
出版社 :文化出版局
お子さまに「どの食べ方が好き?」などと語りかけながら楽しんでみてはいかがでしょうか。また短い繰り返しのフレーズで構成されているので、小さなお子さまでも楽しめます。何度も読むうちに、フレーズを口ずさむようになるかもしれません。おしゃべりの練習にもなりそうです。
赤ちゃんとの遊びのヒントに
著者 :こがようこ(文・絵)
出版社 :大日本図書
この絵本は、赤ちゃんに語りかけるような優しい言葉で構成されています。リズムやテンポのいいフレーズに、赤ちゃんは興味津々になるでしょう。作中には、この絵本を使って赤ちゃんと遊ぶヒントも記載されています。絵本を読むときだけではなく、普段のかかわり方のヒントにもなるはずです。
食育におすすめ
著者 :とよたかずひこ(さく・え)
出版社 :童心社
この絵本は、いちごたちが旅に出るというストーリーです。途中ハプニングもありますが、いちごたちは「心配ご無用!」と切り抜けます。いちごたちが最後にたどり着いたのは、みんな大好きなあの食べ物の上でした。
この絵本が気に入ったら、ぜひシリーズのほかの絵本も読んでみてください。かわいくって頼もしい野菜やくだものの姿に魅了され、嫌いな食べ物も「食べてみたい」と思えるかもしれません。
親子で違った楽しみ方ができる絵本
著者 :新宮晋(作)
出版社 :文化出版局
美しく大胆ないちごの絵に詩的な表現のフレーズが添えられ、いちごの一生がドラマティックに表現されています。日本語に加え、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語でも表記されており、グローバルな視野を育てるのにも役立ちそう。
大人は、いちごの一生に哲学を感じるかもしれません。お子さまはいちごができるまでのストーリーに知的好奇心が刺激され、素晴らしい絵に芸術的センスも伸ばされるのではないでしょうか。大人と子どもでは、違った感じ方・楽しみ方ができる1冊です。
いちごだんめん図鑑
著者 :わたなべまこ@築地市場ドットコム(作)
出版社 : 小学館
日頃あまり見ることのない断面を観察することで、身近なものの見えない部分に興味をひかれるきっかけになるかもしれません。「もっといろいろなことが知りたい」と好奇心が促されるのではないでしょうか。
絵本自体も小さなサイズなので、持ち歩きに便利。写真中心に構成されており、字が読めないお子さまでも楽しめるでしょう。
いちご絵本を子育てに上手に取り入れて
大好きないちごの絵本をきっかけに、絵本を好きになったり知的好奇心を促されたりといった効果も期待できます。お子さまの知育や食育など、さまざまな場面でいちごの絵本を上手に取り入れてみてください。