子どもがいると、短くなった鉛筆がたくさん出てきます。それをただ捨ててしまうのは、もったいないかもしれません。短くなった鉛筆がまた使えるようになると、子どものなかに物を大事にする気持ちが芽生えるはず。小さな鉛筆を活用するための活用術と、便利アイテムをご紹介します。
短い鉛筆を使い続けるデメリット
しかし、短くなった鉛筆をそのまま使い続けるのは、避けたほうがいいでしょう。その理由として、鉛筆の持ち方がおかしくなってしまうことがあります。持ち方が変になると自然と字も書きづらくなり、だんだん鉛筆を持つことすら苦手になってしまうことも。短い鉛筆を使うことで勉強が億劫になったり、嫌いになったりすることは避けたいですね。
最後まで使い切る方法①補助軸を使う
販売元:ソニック
短くなった鉛筆を最後まで使い切るため、補助軸を活用するのもひとつの方法です。ソニックの補助軸はグリップが付いているので、しっくりと指に馴染み持ちやすくなっています。
簡単に装着でき、回転繰り出し式で鉛筆の長さも調節が可能。消しゴムがついているところも便利です。どんなに短い鉛筆も、ぐらぐらと不安定になることがなく、描きやすいまま使い切ることができます。
最後まで使い切る方法②「TUNAGO」
販売元:中島重久堂
こちらの鉛筆削り、ただ削るだけでなく短くなった鉛筆同士をくっつけられる優れもの。使い方はまず、2本の短くなった鉛筆を用意します。片方の鉛筆のお尻にくぼみをつけます。もう1本の鉛筆は、普通に削ります。
最初の鉛筆のくぼんだ部分にボンドを付けて、もう1本の鉛筆をさし込むだけ。ぴったりと鉛筆同士がくっついて、1本の長い鉛筆に生まれ変わります。短くなった鉛筆同士は、何本もつなげて作っても大丈夫。作業には少し力が必要なため、パパママがやってあげましょう。
短いほうが便利なコンパス&そろばん
小学校の算数でよく使うコンパス。最初に買ったときには短い鉛筆が付属していますが、頻繁に使っていると短く、描きにくくなっていきます。そんなときは、手元にある短くなった鉛筆に差し替えて使いましょう。
・そろばん用に
そろばんで使う鉛筆は短いほうが使いやすいとされています。鉛筆が長いと珠が見えにくく、指も動かしにくいことが理由。授業でそろばんが始まったら、そろばん用に短い鉛筆を持たせてあげてください。
短くなった鉛筆も大事に使おう
それでも使いきれない鉛筆は、寄付をするのも一案です。捨ててしまう前にまずは、活用法を一度調べてみましょう。