秋、ハロウィンの季節がやってきました!
今回はこの時期にぴったりな、サイズアウトしたTシャツ・使わなくなったシーツなどの布&ダンボールで作る廃材工作をご紹介します。
基本の材料は白い布とダンボールなので、いつでもすぐに作り始めることができる手軽さで、廃材利用なら材料費もかかりません。しかも、お子さまができる工程が多いので、巧緻性を伸ばすトレーニングとしてもおすすめですよ!
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知育工作で集中力アップにも!
この廃材工作では、布を切る作業と結びつける作業がメインとなります。
どちらもシンプルな工程なので、お子さまの「自分でやりたい」気持ちを応援できる工作です。
最初はうまくできなくても、同じ作業を繰り返すうちにコツをつかんで上手になっていくので成功体験に繋がりますし、作業中の集中力アップも期待できます。
壁やドアに飾ったり、外から見える窓辺に飾るとハロウィンの雰囲気が増しますよ!お手持ちのハロウィン・デコレーション等と合わせて、お家を楽しく飾ってみてくださいね。
それでは、さっそく材料と作り方をご紹介します。
『おばけデコレーション』工作の基本材料
基本の材料
・不要になった白い布(サイズアウトしたTシャツや使わなくなったシーツなど)
・ダンボール15㎝~20㎝幅程度
その他の材料
・糸
・画用紙の切れ端
・黒インクのペン
・ハサミ
・のり
『おばけデコレーション』の作り方
ダンボールに上の写真のような形(Wに似た緩い曲線)を下書きし、ハサミで切ります。
※ダンボール以外でも厚紙や針金などでも代用できます。
続いて、不要になった白い布を1㎝~1.5㎝幅の細い紐状に切ってください。
意外とたくさんの量を結びつける必要があるので、量産しておくといいと思います。
お子さまのハサミの練習に、ちょうど良い繰り返しの作業です。
真っすぐキチンと切る必要はなく、少し斜めになったり、ギザギザになっても、おばけらしくてOK!
使用する布の質感や色味で、おばけの雰囲気に変化を出すことができますよ♪
※布が伸縮性のある記事の場合は、切った布の両端を引っ張って伸ばしてから使うと、この後の工程で結びやすくなります。(必ずしも必要な作業ではありません)
では、切った布をダンボールに結ぶ作業に入ります。
下の写真のようにダンボールの下に、布の紐を輪にした部分をくぐらせたら、続いて残りの部分を輪の中に通し、引っ張ります。
輪の中に2本の紐を通して引っ張るだけなので、小さなお子さまもトライできそうですね。
この作業をひたすら繰り返し、ダンボールにどんどん結んでいってください。
長さにばらつきが出ても、全く問題はありません。隙間ができないようにたくさん結ぶ方が、できあがりがきれいです。
ダンボールの端から端まで隙間なく布を結びつけたら、上の写真のようになります。
※ダンボールの両端に余分な部分があれば、それもハサミでカットします。
最後に、結んだ紐の下の部分を、上の写真の青い線の形を参考にして切ります。腕の部分は短く、胴体の部分は長くします。
これで、『おばけデコレーション』の基本の形ができました。
仕上げのパーツをつけたらできあがり
画用紙や厚紙の端切れに、黒いペンで目と口を描いたら、ハサミで切りとり、のりでおばけの顔部分に貼ります。
頭のてっぺんに糸を通して、吊るす部分を作ったら、『おばけデコレーション』の完成です。
材料の再利用で、3Rを意識してみよう
学校でエコやSDGs、3R(リデュース、リユース、リサイクル)に関する知識を学んでいる現代の子ども達にとって、家庭で廃材を利用した工作をすることは、学んだ内容の実践となるでしょう。
環境について意識を高めていきたい現代ですから、こういった小さいことをきっかけに、自分たちにできることを探していきたいですね。
廃材利用工作『おばけデコレーション』はいかがでしたか?
簡単に作れる工作ですが、見た目はなかなか本格的に飾れそうなデコレーションにできあがったのではないでしょうか。
ダンボールの横幅や、結びつける布の長さで『おばけデコレーション』の大きさが変えられますので、飾りたい場所や用途によってアレンジしてみてくださいね♪