春、イースターの頃になると、おうち知育や工作にもイースターのものを取り入れたくなりますね。とはいえ、そのために特別な材料をそろえるのは大変。思い立ったらすぐ作れるような、シンプルな工作を知りたい!ということで、今回は「A4コピー用紙と毛糸で作る、簡単イースター工作」をご紹介します。尻尾に使うポンポンは、フォークで作りますよ!
【ハサミ&毛糸利用】指先トレーニングにもなる!イースター工作
このイースター紙工作は、ちょっとした空き時間にも作れる手軽さが魅力。線に沿ってハサミを上手に使う練習にピッタリです。ほとんどが直線、緩やかなカーブのパーツばかり。草のパーツだけはギザギザの形がちょっと難しいかもしれませんが、ぜひお子さまと挑戦してみてくださいね。
取り組みたいときに、すぐ始められるように、型紙を無料ダウンロードできるリンクを掲載しています。もちろんプリンターがない場合でも大丈夫!寸法を載せていますので、ご参考になさってください。
また、尻尾に使うポンポンは、特別な材料やポンポンメーカー不要です。なんと、フォークを利用して作ります♪「家にあるものでポンポンが作れるんだ!」という発見にもつながる、楽しい工作です。
手作りポンポンしっぽ付!工作材料は、とてもシンプル
材料
・A4用紙:型紙を印刷(または手書きで下書き。寸法は下記参照)
※型紙のダウンロードはこちらから
・目玉シール(または、手書きで目を書く)
・毛糸
・はさみ
・のり
・フォーク
型紙を印刷する場合
こちらから型紙をダウンロードして、A4サイズで印刷し、うさぎの体パーツを切ります。
ご自宅にプリンターがない場合
印刷を利用しない・ご自分で下書きをする場合の寸法例として、
①長方形29㎝×5㎝(胴体)
②長方形2㎝×7.5㎝(首)
③5㎝×5㎝サイズに入るように両前足部分の下書き。(両足の下の部分を繋げて書く)
④6㎝×3㎝サイズに後ろ足の下書き×2枚分。
⑤8㎝×11㎝サイズにうさぎの顔を下書き。
以上を用意して、上の写真のようになるように切ります。
各パーツの組み立て解説
うさぎの顔に目玉シールを貼ります。(または目をペンで描く)
顔は後ほど使います。
一番長い29㎝×5㎝(胴体)の紙の両端から約5㎝測り、上の写真のように折ります。
続いて下の写真のように、両端から約5㎝折った部分が1㎝程重なる部分をのりづけして、
かまぼこ型を作ります。(うさぎの胴体)
前足パーツを胴体の底の部分にのりで接着します。
続けて、後ろ足も貼ってください。上の写真のように、両足が少しずつ胴体の幅から飛び出すようにして貼りましょう。
次に、うさぎの首を作ります。細長い長方形パーツを下の写真のように丸めて、約1㎝重ねてのりづけします。
丸めたパーツが首になるので、胴体と顔パーツをそれぞれバランスを見ながら貼ってください。
ここまで、できましたか?
では、しっぽの部分が寂しいので、かわいい尻尾を毛糸で作りましょう!
フォークと毛糸でポンポンを作る
フォークに毛糸をぐるぐると巻きつけます。(約10周ほど)
ある程度巻けたら、真ん中の部分に少し長めに切った毛糸を仮結びし、巻いた毛糸ごとフォークから外します。
下の写真のように、
①フォークから外した毛糸を、真ん中の長めの毛糸で力を込めてぎゅっと縛ります。
②巻いた毛糸の両端をはさみで切ります。
③真ん中の長めの毛糸を短く切ります。
④ポンポンが丸くなるように、切って形を整えます。
ポンポンの尻尾をのりで貼ったら、うさぎの完成です!
おまけパーツの作り方
ダウンロード型紙には、イースターエッグと草のデコレーションがついています。
3つのイースターエッグと、それを立てるための約5㎝×6㎝で作る支え用のパーツをつくります。
パーツを切ったら、点線に合わせて折っていき、一番短い部分をのりしろにして貼り、三角形のパーツを作ります。
三角形のパーツをイースターエッグの裏に貼り付けたら、支え部分のパーツのバランスを調節しながら卵を立てます。
続いて、約1㎝×6㎝のパーツ2枚を、下の写真のように丸めてのりで留めたら、草パーツの裏に支えとして貼ります。
草の底辺から1~2㎜ほど上に上がった場所に貼る方が、草がうまく立ちます。
イースターエッグと草パーツのできあがり!
イースターの飾りとしてお部屋に置こう♪
草むらから、ぴょんと元気よく飛び出してきそうなイースターのうさぎ工作ができました。
ハサミを一生懸命使って切ることで、集中力や巧緻性も身につきます。大人の方が安全に配慮しつつ、お子さまの可能性と自信を伸ばしてあげたいですね。
イースターの飾りをリビングや子ども部屋に飾って、今年も楽しいイースターの季節をお過ごしください。