結婚式はおめでたいイベント。お呼ばれにはぜひ応じたいところですが、乳児を抱えていると、本当に大丈夫なのかと不安になってしまいますよね。新郎新婦を心からお祝いできるよう、乳児連れで結婚式に参加する際の注意ポイントをご紹介します。
事前に確認しておきたいこと
新郎新婦へ赤ちゃん連れであることの確認、了解を得る
結婚式は人生の大事な一大イベント。特に新婦にとっては思い入れのある方も多く、大事なシーンでもし赤ちゃんが泣いてしまったら?と心配になるのは当然ですよね。
赤ちゃん連れで招待をうけていても、式をはずして披露宴から招待されていることもあります。あやふやな場合は式から参列してよいのか、確認しましょう。
会場の設備、サービスを事前に確認しておく
具体的には、授乳室の有無や場所、おむつ交換ができるトイレやぐずったときに避難できる個室など。
ベビーカーで行く場合は、持ち込み可能かどうか問い合わせを。会場についたら、置き場所がどこかも確認しておきましょう。
自宅から会場までのルート確認
授乳時間などの計画も立てやすくなりますから、できるだけ早めにチェックしておくことをおすすめします。
事前準備OK。当日式場でのマナーは?
赤ちゃんがぐずったり、泣き出したときにすぐに外に出られるよう、式の間は入り口近くにいるようにするのがおすすめです。式の前に赤ちゃんの機嫌や様子をみてぐずりそうだなと感じたら、始めから式の間は外で待つというのも一つの方法です。
披露宴の会場内でも、赤ちゃんが泣きだしたら一旦退席して落ち着くのを待ちましょう。
新郎新婦にとって式のイベント一つ一つが大事な思い出です。後日撮影したものを見たら、赤ちゃんの泣き声で花嫁の手紙が聞こえなかった…なんてことも。
また、式の最後に新郎新婦と挨拶を交わすときには、赤ちゃん連れでお招きいただいたことのお礼を一言伝えると、招待してよかったなと思っていただけるはずです。
持ち物と、あると便利なグッズは?
・着替え
・オムツ
・おしりふき
・おむつ替えシート
・音が出ないおもちゃ
・スタイ
・タオル
・バスタオル(おむつ換えや温度調節に)
・ブランケットやおくるみ(会場内の温度調節に)
・離乳食やおやつ(持ち込み可能か事前に確認を)
・ストロー付きマグ(水分補給に)
・ビニール袋数枚(使用済みオムツや汚れ物用に)
・ベビーカー(お昼寝用)
・ミルクの場合:ミルクセット(哺乳瓶、粉ミルク、お湯)
ベビーカーはお昼寝したときに寝かせておくのに便利です。
赤ちゃんの服装とパパママのドレスコードは?
基本的には決まりはなく、通常のお出かけ服で問題ありませんが、せっかくだからかわいらしい服装でおめかししたいですよね。かわいく、かつ動きやすい&脱ぎ着しやすい点がポイントです。
また、パパママも動きやすい格好がベストとはいえ、ドレスコードは守らなくてはいけません。
以下、それぞれにおすすめの服装をまとめてみました。
赤ちゃん男の子編
メーカー:Fairy Baby
蝶ネクタイにベスト。フォーマルながら赤ちゃんにぴったりのかわいいアイテムです。
生地には肌触りのいい綿素材を採用。前開きで、股下にはスナップが付いているので、着替えやおむつ替えも楽に行えます。
赤ちゃん女の子編
メーカー:Candykids
女の子には、華やかなふわふわドレスはいかがでしょうか。淡いイエローカラーのドレスが、結婚式を可愛らしく素敵に彩ってくれるでしょう。
お祝いの場で着るドレスに最適ですね。
ママのドレスコード編
販売元:スウィートマミー
胸元がシンプルなデザインになっているので、赤ちゃんを抱っこするときも安心。Aラインシルエットが、産後のバストサイズの変化にも対応してくれる優れものです。
胸下にはボタンがあり、服を脱がなくてもボタンを開けるだけで授乳ができます。
パパのドレスコード編
販売元:LZL
パパは授乳や体型の変化がないため、普段どおりのフォーマルスーツで出席すれば問題ありません。ただし、赤ちゃんのお世話を考えて、絶対に汚したくない大切な衣装や、サイズが合っておらず動きづらいものは避けましょう。
こちらの商品はスーツ、パンツ、ベストの3点がセットになっているので、シーンによって組み合わせも自由。結婚式ではベストまで着用するのがポイントです。
ベストを着ていればきちんと感も演出できて、スーツのボタンを開けておいても大丈夫。お子さまを抱っこしても動きやすいのでおすすめのスタイルです。
親族の結婚式に赤ちゃん連れで参列するときのポイント
大人の言うことが聞ける年齢なら、「式場では走らない」「大きな声で騒がない」など、事前にお約束をしておきます。生後間もない赤ちゃん連れの場合、泣いた時点ですぐ移動できる場所に席を設定してもらうといいかもしれません。
お祝いの気持ちを大切に、家族間の関係を良好に保つためのマナーを守りましょう。
赤ちゃん連れのご祝儀事情
準備を万全にして、赤ちゃんと一緒に当日を楽しみましょう
でも、事前準備や当日のマナーさえきちんとしていれば、多少のアクシデントが起きても大丈夫。
せっかくのお祝いの場です。準備を万全にして、赤ちゃんと一緒に楽しみましょう。