数えきれないほどの種類が存在するきのこ。本屋や図書館には、何やら難しそうなきのこの図鑑がたくさん並べられていますが、中には子ども向けの本もあることをご存じですか?今回は、そんな子ども向けのきのこの絵本や図鑑を5冊ご紹介します。
小学館の図鑑NEO きのこ
著者:保坂健太郎(監修)、大作晃一(写真)
出版社:小学館
日本に実際に存在するきのこを約700種類も掲載。きのこの生態がこの1冊で分かります。
また、最新のDNA分類に基づいた掲載順となっており、子どもだけでなく大人も勉強になる1冊です。
小学館の図鑑NEO きのこシール
著者:大作晃一
出版社:小学館
普段私たちが食べているきのこや、中毒性のあるものなど、さまざまなきのこの名前や学名が掲載されています。
シールは全238枚。シールを貼りながら、きのこについて楽しく学ぶことができます。「きのこのシールがかわいい」と、大人からも人気のきのこ図鑑です。
きのこのおうち(めくりしかけえほん)
著者:ベンジー・デイヴィス(絵)、上野 和子(訳)
出版社:大日本絵画
ページをめくると、たくさんのしかけが出てきます。アリのアーチや仲間たちが登場したり、立体的なきのこのおうちが出現したりと、小さなお子さまでも飽きずに見ていられる作品です。
きのこほいくえん(講談社創作絵本)
著者:のぶみ(作)
出版社:講談社
ページの端にまで細かいきのこネタが詰め込まれている点もポイント。
図鑑を見るような感覚で物語を楽しめます。
ほしじいたけ ほしばあたけ(講談社創作絵本)
著者:石川 基子(作)
出版社:講談社
きのこの村でみんなから敬愛されている、長老の「ほしじいたけ」と「ほしばあたけ」。ある日、ほしじいたけが裏山で薪拾いをしていると、村の子どものタマゴタケが崖下に落ちてしまい……。
登場するきのこたちはみんな個性豊かです。ほのぼのとした雰囲気ながら、ときに驚くような展開も。
講談社絵本新人賞を受賞した、石川基子さんのデビュー作です。
親子で楽しめるきのこ図鑑や絵本
大人の趣味としても人気のあるきのこ。今回ご紹介した本はいずれも子ども向けですが、大人にも人気のあるものばかりです。
ぜひ親子できのこの世界を楽しんでください。