シリアルと一口に言っても、コーンフレーク、オートミール、ミューズリー、グラノーラなどさまざまな種類がありますが、その違いをご存じでしょうか。健康にいいと言われることも多いこれらのシリアルについて、それぞれどのような特徴を持つのか、違いと摂取のポイントをご紹介します。
コーンフレークの特徴と摂取のポイント
コーンフレークは離乳食として利用することもできます。砂糖やチョコレートがまぶしてあるものは避けて、アレルギーに配慮しながら利用しましょう。
トウモロコシをフードプロセッサーにかけたものを薄くのばしてオーブンで焼いたり、電子レンジで乾燥させたりすることで、手作りもできます。添加物が気になる場合は、手作りしてもいいですね。
オートミールの特徴と摂取のポイント
原料はオーツ麦で、加熱してから平たくつぶして加工したロールドオーツがよく知られています。このロールドオーツを細かくしてより食べやすくしたのがクイックオーツ、味つけ調理してから再乾燥させたものをインスタントオーツと呼びます。
インスタントオーツは牛乳をかけるだけでも食べられますが、ロールドオーツやクイックオーツは、お湯やホットミルクなどでふやかしてから食べます。味はついていないことが多いため、別途味つけをしてください。
ミューズリーの特徴と摂取のポイント
材料はグラノーラに似ていますが、ミューズリーは基本的に味つけされていないこと、オーブンで焼き上げていないことが特徴です。
牛乳をかけるほか、サラダやスープ、ヨーグルトのトッピングや、アサイーボウルに使う、お菓子作りに使うなど、さまざまな食べ方ができます。
グラノーラの特徴と摂取のポイント
グラノーラには、甘味がつけられているため食べやすいという特徴があります。反面、糖分の摂りすぎになる可能性もあるので注意が必要です。
牛乳や豆乳をかけたり、ヨーグルトに混ぜたりして食べるのが一般的です。そのほか、クッキーなどの材料に使うこともできます。
シリアルの違いを理解して健康的な食事を目指そう!
子どもの朝食にも便利なシリアルですが、食べすぎには注意しましょう。適量を心がけて、整腸作用などのよい効果を得られるといいですね。トッピングに利用する、シリアルにもう一品追加するなど、賢く利用してみてはいかがでしょうか。