絵の中からさがしものをする絵本は、字が読めない子どもでも楽しめます。最近ではさまざまなタイプの絵さがし絵本があるので、子どもにピッタリなさがしものの絵本を選んであげましょう。今回は、たくさんある絵さがし絵本の中から、特におすすめのものをご紹介します。
絵さがし絵本の定番「ミッケ!シリーズ」
著者 :ジーン・マルゾーロ(文)、ウォルター・ウィック(写真)、糸井重里(訳)
出版社 :小学館
絵さがし絵本の定番といえば、最近はこの「ミッケ!」シリーズを挙げる方が多いのではないでしょうか。ミッケは、絵の中から指定されたものを探していくというシンプルなルールの絵さがし絵本です。
さがしものはテディベアやはさみ、ダンプカーなど多岐にわたります。物の名前を覚えるのにも役立つことでしょう。
この商品は、ミッケシリーズの幼児版です。小さなサイズで持ち運びにも便利。お出かけの際に持っていくと、乗り物の中やちょっとした待ち時間などに重宝しそうです。
大人もハマる?大人気さがしっこ絵本「ミッケ!」4選 – Chiik! – 3分で読める知育マガジン –
写真集のような美しさ「どこ?シリーズ」
著者 :山形 明美 (作)、大畑 俊夫 (撮影)
出版社 :講談社
この絵本の魅力のひとつは、絵本の中に出てくる精巧なジオラマにあります。これはこの絵本の作者であり造形作家でもある山形明美さんの作品。
大人にとっては、芸術作品の写真集をながめるような楽しさがあるのではないでしょうか。一つ一つの小物をじっくりと目を凝らして見てみてください。その芸の細かさに脱帽することでしょう。もちろん、絵さがし絵本としての楽しさもつまっています。
さらにこの絵本は、絵さがしだけではなくストーリーも楽しめるのが魅力。満月の夜に、猫のクロを追いかけながら、さまざまなさがしものをしていきます。親子で競争しながら絵さがしするのも楽しそうですね。
遊びながら芸術に触れられる「名画ここどこ」
著者 :結城昌子(文・構成・デザイン)
出版社 :小学館
名画を「たいくつなもの」と感じる子どもは多いのではないでしょうか。そんな名画に親しみを感じさせてくれるのがこの絵本です。
この絵本は、さまざまな名画の中から指定されたポイントを探していくというもの。楽しみながら作品をじっくりと見ることができ、見終えたときには名画が身近な存在になっていることでしょう。
「あの絵は誰の絵だったのかな?」「本物も見てみたいな」と興味がわくきっかけになるかもしれません。
数字の勉強に「どこどこどうぶつシリーズ」
著者 :キャサリン・ルーカス(絵)、ガレス・ルーカス(絵)、ルース・ラッセル(デザイン)、カースティーン・ロブソン(文)、小林 美幸(訳)
出版社 :河出書房新社
この絵本は、ただ絵さがしをするだけではなく、ところどころ数が指定されているところがポイントです。楽しみながら数にふれることができ、数字の勉強にも役立ちます。
登場した動物たちが問題を出していく形式で、動物たちとやり取りをしているような楽しさがあるのも魅力。
小さな子どもには少し難しいさがしものもあるかもしれません。そんなときは、パパママがヒントを出しながら、一緒に探してあげてください。
気分はトレーナー「ポケモンをさがせ!シリーズ」
著者 :相原 和典(絵) 小学館プロダクション
出版社 : 小学館
ポケモンは、子どもに人気のキャラクター。絵本にあまり興味のない子どもでも、親しみやすいのではないでしょうか。
絵本の中では、さまざまなポケモンを探していきます。ポケモントレーナーになった気分にひたれそう。それほど難しくないので、小さな子どもでも楽しめます。初めて絵さがし絵本に挑戦する子どもにもおすすめです。
100均でも購入可能!「あった?」
絵さがし絵本は、100均でも購入可能です。その中から今回ご紹介したいのが、ダイソーの「あった?」シリーズ。
小さなサイズで持ち運びに便利ですし、内容も100円とは思えないクオリティ。「絵さがし絵本を試しに購入してみたい」というときにピッタリです。
詳しく知りたい方は、以下のリンクもごらんください。