2018年01月10日 公開

小さい子どもがいる家庭の5つの防音対策

元気な子どもたちが出す音は、知らず知らずのうちにご近所の騒音になっていることがよくあります。子どもには元気にのびのび育って欲しいからこそ、防音対策にも気を遣いたいもの。簡単なことでも音の漏れはかなり防ぐことができます。今日からでもできる5つの防音対策をご紹介します。

元気な子どもたちが出す音は、知らず知らずのうちにご近所の騒音になっていることがよくあります。子どもには元気にのびのび育って欲しいからこそ、防音対策にも気を遣いたいもの。簡単なことでも音の漏れはかなり防ぐことができます。今日からでもできる5つの防音対策をご紹介します。

1-窓を必ず閉める

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楽しければ楽しいほど興奮して大きな声を出す子どもたち。

けんかや泣き声などネガティブな大声と違い、パパママにとって騒音だと気づきにくいのがこの喜びの歓声。子どもの楽しい雰囲気は壊したくないけれど、歓声が外に漏れるのもご近所には迷惑ですよね。

子どもの声は周波数が高いため、思っているより遠くまで響きます。そして声が最も漏れやすい窓が開いていれば音は筒抜けになってしまいます。

換気の必要がないときは、子どもが遊んでいる部屋はもちろん、その他の部屋の窓もしっかり閉めておくようにしましょう。

2-家具を効果的に配置する

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壁は厚ければ厚いほど、音が伝わりにくくなります。しかし防音対策のために、壁の補強や作り直しは現実的ではありません。

その場合、本棚やタンスなどの家具を壁に沿って配置すると防音壁の役割に。家具を壁にぴったりつけてしまわず1cmほど離すと、空気の層ができて防音効果が高まります。

また、子どもが家の中で走り回るのが大好きなら、それができない家具の配置にしてしまいましょう。

広々としたスペースの部屋や、部屋の中央にテーブルのような周りをグルグルできるレイアウトだと、子どもは走りたくなってしまいます。家具で行き止まりを作るなど、走れないように工夫してみてはいかがでしょうか。

3-音が響きにくいものを床に敷く

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足音だけではなく、おもちゃを落としたり、本人が飛び跳ねたりころんだり……。床を通して階下に響く子どもの生活音はとても気になるもの。

実は床材によって音の伝わり方は随分違います。最近の床はフローリング仕上げが人気ですが、木材は音が良く伝わってしまい、遮音フローリングでも防音効果はそれほど高くありません。

フローリングの場合は、上からカーペットや置き畳を敷くと防音効果が高まります。その際、カーペットはできるだけ分厚いものの方が効果的です。また、防音に効果的な、厚さのあるジョイントマットも手軽に使用できておすすめです。

4-カーテンや布を吸音材として活用する

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音が伝わらないようにする防音対策と共に、音を吸収する吸音対策もしてみましょう。

楽器の練習室などではよく厚手のカーテンが窓だけではなく、壁にもかかっています。これは音をカーテンに吸収させ外に漏れにくくするためです。このテクニックを自宅でもぜひ使ってみましょう。

ところで、どんなカーテンが吸音効果が高いと思いますか?一般にカーテンの吸音効果は遮光効果とほぼ比例すると言われています。

つまりカーテンを閉めて暗ければ暗いほど、それだけ吸音効果も高くなるのです。

5-備えあれば憂い無し!事前のご近所さんへの根回し

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最後にご紹介するこのご近所さんへの根回しが、防音対策のなかでは最も重要といえるかもしれません。

「子どもがいるのでいろいろご迷惑をおかけすることもあると思いますが、気になることがございましたらいつでもご遠慮なくおっしゃってください」とあらかじめ一声かける方が、うるさいと言われてあやまるよりはるかに気持ちのいいお付き合いをお互いできるはずです。

新しい場所に引っ越したときはもちろん、ご近所さんの方が引っ越してきたときも、先手必勝でこちらからご挨拶に伺いましょう。

また、新しく赤ちゃんを迎えるときや出産後は、何かとバタバタしてしまいます。ご近所へのご挨拶は出産前に。

子どもが騒いだときにどう注意する?

子どもたちが騒いだときに絶対NGなのは「隣のおばさんに怒られるから静かにして」という言葉。静かにしなくてはいけないのは怒られるからではなく、うるさいと近所の人が気持ちよく暮らせないから。

「好きなテレビ見ているときに、隣の人が掃除機ゴーってかけてほとんど聞こえなかったらいやだよね」などの例えで、実際に同じことが起こったらどんな気持ちになるか子どもと話してみましょう。

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この記事のライター