赤ちゃんの離乳食が思うように進まないことに悩むパパママは多いものです。赤ちゃんが離乳食を食べない原因とは何なのでしょうか。そして離乳食を食べない赤ちゃんへの対策方法は?離乳食を進める際のヒントをご紹介します。
離乳食を始める時期はいつ頃から?
赤ちゃんの成長には個人差が大きく、育児書通りに進まないことも多々あります。焦らずに赤ちゃんのペースに合わせながら進めることがポイントです。
食べなくて悩んでいる方も多い
しかし、ここで焦る必要はありません。パパママがイライラすると、赤ちゃんはいつもの様子と違うことを敏感に察知して、ますます食べなくなる可能性もあります。離乳食を食べないと心配になりますが、無理に食べさせるのではなく、まずは食べる楽しみを教えてあげるつもりで取り組みましょう。
どんな原因が考えられるか?
まず考えられるのが、離乳食が嫌いなのではなく、タイミング的にお腹が空いていない可能性や、お昼寝前などで機嫌が悪い場合。離乳初期であれば、おっぱいやミルクのときにはなかった食器やスプーンに戸惑っているのかもしれません。
離乳食が進み始めている場合は、赤ちゃんの口の発達と食材の硬さや大きさが合っているかどうかもポイントです。発達の状態と合っていないため、もぐもぐや飲み込みがしにくいのかもしれません。同じ味が続くと飽きて食べなくなったり、好きな味付けのものしか食べなくなったりというケースも。
また、パパママが焦りを感じていると無意識のうちに笑顔がなくなり、赤ちゃんが緊張していることも考えられます。
悩まずいろいろ工夫して食べさせてみよう
・授乳のように膝の上に抱っこする
・同じ人があげている場合は、家族の他の誰かが食べさせてみる
・小さめに音楽をかける
・イスの高さや角度を変える
・外で食べる
・大人用の食器を使う
このほか、自分で食べたがる場合は、スプーンを持たせてあげるのもおすすめです。離乳食の進め方が早すぎる可能性もあるので、少し前の段階に戻してあげるのも手。どの方法を試す場合も、赤ちゃんが安心して食べられるように、笑顔や声かけを忘れず楽しい雰囲気にするのがポイントです。
突然食べるようになったケースも多い
赤ちゃんが離乳食を全然食べてくれないときは、少し作るのを休憩して、市販のベビーフードを利用してみても良いでしょう。すべてを完璧にしようとせず、パパママがゆったりとした気持ちでいることが大切です。
焦らずゆっくり慣れさせることを心がけて
先輩ママさんや保健師さんに相談すると、意外なヒントを紹介してもらえることもあります。「いつか食べられるようになったら大丈夫」くらいの気持ちでゆったりと取り組んでください。