知育効果もあるビーズアクセサリー作り。簡単な作り方のものを選べば、子どもも集中して作業できます。ビーズアクセサリーは結婚式・発表会などの子ども用アクセサリーにもおすすめですよ。シンプルな作り方とは思えない、完成度の高い子ども用アクセサリー3点のご紹介です。
ビーズアクセサリー作りは優秀な知育遊び
・細いテグスにビーズを通す
・決まった色のビーズを選ぶ
・細かいビーズを上手につまむ
など指先を使う作業が続くことで「集中力」「巧緻性」「色彩感覚」などを高めることができるとされています。
幼児期は五感へ刺激を与え、さまざまな経験をさせることが大切です。特にビーズアクセサリー作りのような指先を使った細かい作業は、集中力を伸ばす効果が期待できます。
ビーズアクセサリー作りの注意点
高級感を出すコツは素材・色
結婚式・発表会などのイベント時のアクセサリーを作るのなら「ラグジュアリー感」と「上品さ」も必要。パール・スワロフスキー・チェコビーズなど大人っぽいビーズを選ぶと、ぐっと「よそ行き感」が出ます。ゴールド・シルバー・クリアなどの色を選び、色数も少なくすると失敗しません。
コットンパールは綿を圧縮してパール加工を施したもの。とっても軽いので子ども用アクセサリーにもぴったりです。
金具やチェーンはゴールドを使用しています。
大人気分のシックな大粒パールリング
軽くて柔らかなコットンパールなので、子どもが長時間つけても負担になりません。
作り方は「左右の1個ずつビーズを通し、3個目のビーズで交差させる」の繰り返しなので子どもでも簡単に挑戦できそうです。
材料
・コットンパール12mm 1個
・丸小ビーズ ゴールド 適量
・丸小ビーズ シルバー 6個
・手芸用ボンド
作り方
(3)テグスをしっかり引き、ビーズを十文字の形にします。
(5)さらにもう1つ丸小ビーズ ゴールドを通し、そのビーズで左右の糸を交差させ引き締めます(計3個のビーズ)。
(4)~(5)を繰り返し、指輪部分を編んでいきます。
(6)丸小ビーズ シルバーを左右のテグスに通します。もう1個丸小ビーズ シルバーをどちらかのテグスに通し、そのビーズでテグスを交差させ引き締めます(計3個のビーズ)。これでパール両脇部分の片方が完成です。
(7)テグスの片方にコットンパールを通し、このコットンパールでテグスを交差させ引き締めます。
(8)(7)と同様に丸小ビーズ シルバーで編みます(パール両脇完成)。
(10)テグス結びをして、結び目を手芸用ボンドで固めて完成です。
テグス編みの基本 | ビーズワークの基本 ネコジロウTV
固結びの仕方 | ビーズワークの基本
揺れるイヤリングでプリンセス気分
テグスではなくピンにビーズを通すので、小さい子でも簡単にできて達成感を味わえます。
ゆらゆら、キラキラ。まるでプリンセスみたいなイヤリングに、いつもよりおすまししてしまうかもしれません。
材料
・9ピン 4本
・丸カン
・ネジバネ式イヤリング金具
・コットンパール12mm 2個
・コットンパール8mm 2個
・お好みのカラーの2穴ボタン 2個
・ヤットコ
・ニッパー
作り方
(2)曲げた部分を7mm くらいにニッパーでカットします。
(3)カットした先端をヤットコでつかんでくるっと丸めます(9ピンの丸い部分のように)。
(4)9ピンにコットンパール12mmを1個通して、①のように写真のように90度に曲げます。
※元々ある丸の部分と逆法方向に曲げます。
(6)12mmパールの9ピンの元々ある丸い部分をヤットコで広げます。コットンパール8mmのTピンとつなげて、ヤットコで閉じます。
⑦カラーの2穴ボタン 1個を9ピンに通し、④⑤のように処理します。
⑧丸カンをヤットコで開いて、9ピン2穴ボタンとネジバネ式イヤリング金具を留めます。
①~⑧を繰り返しもう1つ作れば完成です。
【パーツクラブ】Tピン・9ピンの使い方
よそいきコーデが華やぐ「5粒パールネックレス」
シンプルなワンピースにつけるだけでよそいき感がアップ。親戚の集まり・結婚式などのフォーマルな場はもちろん、ちょっとしたおでかけまで活躍しそうです。
材料
・板カン 1個
・丸カン 2個
・貝チップ 2個
・ボールチェーン(コットンパールの穴に通る太さ) お好みの長さ
・コットンパール8mm 4個
・コットンパール12mm 1個
・ヤットコ
作り方
(2)丸カンをヤットコで開き(1)の貝チップと引き輪をつなげます。
(5)丸カンで貝チップと板カンをつなげて完成です。
手作りのビーズアクセサリーでお姉さん気分に
つまむ、通す、結ぶなどさまざまな動きが必要とされるビーズアクセサリー作りは集中時間を延ばす効果も期待できます。少しずつ作業を正しく進めることで、目に見えて形ができあがっていくため、忍耐力も鍛えられます。
いいことづくしのビーズアクセサリー作り、ぜひお子さまと一緒にやってみてくださいね。