体操教室は、さまざまな運動の基礎を身につけるのに最適な習い事といわれています。筆者の長男は、幼稚園の年中から通いはじめました。プレゴールデンエイジと呼ばれる3~8歳の過ごし方は、将来の運動能力に大きく影響するそう。体操教室の内容や費用感、メリットなど体験をもとにお伝えします。
体操教室に通いはじめたきっかけ
長男と同様に、運動能力に心配があるという理由のほか、体を動かすのが好きだから、体の柔軟性を維持するためなど、みんなきっかけはさまざまなようです。
わが家では、体操教室の先生が男性だったというのも決め手の一つになりました。声が大きく、楽しく盛り上げてくれますが、基本的には指導に厳しいタイプです。
小学校に入ると、幼稚園のやさしい先生たちとは違い、子どもにとっては怖いと感じてしまう先生も中にはいるので、息子には、心身ともに強くなってほしいという思いをこめて、筆者が勝手に決めたところもあります。ですが、長男も体験して納得し、楽しく活動していました。
体操教室のレッスン内容は?どんなメリットがあるの?
まずはじめに柔軟を行います。その後の内容は日によって変わり、マット運動、跳び箱、鉄棒、なわとび、ボール運動など、さまざまな種目をバランスよく教えてくれます。最後に鬼ごっごなどのゲームをして終了。
体の硬い長男は柔軟だけは嫌がっていましたが、続けていくうちに少しずつですが、体が柔らかくなってきました。また、体操教室ではさまざまな運動を経験するため、子どもの得手不得手がわかります。得意な種目はさらに伸ばすことができ、不得意な種目は先生からコツを教えてもらえます。
得意な種目がある場合、みんなの前で見本をみせることで自信がつきます。それを見た他の子どもは自分もそうなりたい、見本をやってみたいと刺激を受けている様子でした。
運動神経に不安があった長男ですが、小学生になった今、学年でなわとびは上手な方で、跳び箱は平均的。幼稚園の体操教室に通っていなかったら、どちらもできなかったのでは、と思います。
体操教室はいつから通いはじめるのがおすすめ?
そのため、親から離れて活動できる場合は、3歳過ぎから体操教室に通うのがおすすめ。ただし、先生や友だちに自分の意志を伝えられること、また、おむつが取れてからの方が安心です。
また、最初と最後のあいさつや順番を待つなどの礼儀を指導されることも多いので、それらが受け入れられるかどうかもポイントです。
体操教室のスクール選びとは?
スポーツクラブの場合、先生も子どもの人数も多く、大会や合宿もあります。また、幼稚園に比べて活動場所が広く、トランポリンがあるなど規模が大きいのも一般的。一人一人に対する細やかなケアはできないかもしれませんが、心身ともに鍛えられしっかりと運動できます。
先生の指導の仕方や子どもとの相性、スクールの方針、通いやすさなどをポイントに、体験をしてから決めてくださいね。
体操教室の月謝は?ほかにかかる費用はあるの?
また、通っていた教室では、入会時に指定の体操バック、ボール、なわとびを約5,000円で購入しました。その他に年間の保険料として700円。スクールによっては、指定のユニフォームが必要な場合もあります。長男は幼稚園の体操服でOKでした。
指定のバックやユニフォームなどは、兄弟や友だちのお古を使えるなら、費用をおさえることも可能です。
貴重なプレゴールデンエイジを大切に……
将来の運動能力アップのためにも、まずは体操教室で運動の基礎をバランスよく学びませんか?