ミキハウスは2018年2月、全国の1歳未満の子どもを持つパパママを対象に、子育ての悩みに関するアンケート調査を実施しました。子育て中のパパママがどのような悩みを持ち、どのように解決しているのかが明らかになっています。一部を抜粋してお伝えします。
ミキハウスによる子育ての悩み調査
【調査期間】
2018年2月14日~20日
【調査対象】
「ミキハウスベビークラブ」会員のうち、お子さんのいる方、現在妊娠中の方
【エリア】
全国
【回答数】
4,933名
「ミキハウスベビークラブ」は、1歳の誕生日を迎えるまでのお子さまがいる家族が対象です。
家庭内での悩み、トップは「お金」
次いで、「家事」が38.3%、「配偶者との関係」が28.0%という結果に。一方で、「子育てに関して家庭内での悩みはない」と回答した人が16.8%を占め、パパとママが育児や家事などを協力し合っている家庭があることもうかがえます。
非協力的な配偶者に不満の声が多数!
このアンケートはママの回答がほとんどを占めるため、配偶者への不満の対象はパパ。妊娠中からママとしての自覚が芽生える女性と違って、男性がパパとしての自覚を持つのは遅いといわれています。すぐにはできなくても、努力しようという姿勢だけでもみせてほしいですね。
3位に入ったのは「子育て方法で意見が合わない」で19.1%。子どもが生まれてからは、時間的にも体力的にも余裕がありません。妊娠中にお互いの役割分担を決めたり、子育ての方針を確認したりなど、十分に話し合う時間を持つことで少しは解消されるのではないでしょうか。
また、4位5位には「セックス」に関する悩みがランクインしました。産後の女性は妻よりもママとしての役割が多くなり、ホルモンバランスも崩れがち。パパはその変化を受け入れられないこともあります。永遠に続くわけではないため、パパはママの気持ちを少しずつ理解してほしいですね。
ワンオペ育児と感じている人は約40%も!
単身赴任や病気など仕方のない場合もありますが、配偶者の心がけ次第で回避できる場合も。たとえば、相手に頼みたいことを明確に伝えたり、「パパ大好きなんだね」など育児に参加させるように促したりなど。一方だけに負担がかからないように、協力し合いながら育児に関わりたいですね。
子どもの生活リズムに悩む人が多数!
次いで、「子どもの食事」が50.7%と、約半数のパパママが悩みとしてあげています。食べ物の好き嫌いや、少食など毎日毎食となる食事についての悩みは絶えません。また、3位には「しかり方」が42.2%となっています。どのようにしかれば改善されるのかと、日々試行錯誤するものです。きつくしかり過ぎて反省することも。
このように子育ての悩みは多様で、成長と共に内容が変化することはあってもなくなることはありません。逃げ出さずに、子どもに向き合っていく必要があります。
頼れるのは配偶者や親!育児サイト活用者も!
注目すべきは、「インターネットの情報サイト、アプリ」が62.8%という結果になっていること。スマホでも手軽に見ることができるサイトやアプリを活用し、有益な情報を得たり相談したりするパパママが多いようです。
また、「知人に相談」も60.5%という高い数値に。同じ悩みを共有しやすいママ友やパパの同僚など、その存在の大切さが分かります。
子育てを前向きにがんばる姿が印象的……
今回の調査では、子育ての悩みだけでなく、子育てを通してうれしかったことに関する回答もありました。子どもへの深い愛情や、成長を喜ぶパパママの声がたくさん寄せられたそうです。子育てに悩みながらも前向きにがんばる姿が印象的だったとか。
ここでご紹介した項目以外の調査結果も公表されています。さらに詳しく知りたい方は「ミキハウス出産準備サイト」を見てくださいね。