保育園の行事はたくさんありますが、なかでもお楽しみ要素が高いのが運動会です。保育園の運動会ではどのような種目があるのでしょうか?参加する時の注意点や準備はどのようにすれば良いのか、確認事項から保護者代表挨拶の文例までご紹介します。
運動会当日までに用意しておくもの
服装
基本の服装は、動きやすい衣服に運動靴、帽子。子どもの服装に規定がない場合は、目立ちやすいソックスを履かせるなど、集団の中で見つけやすいものを準備しておくのもおすすめです。
持ち物
子どもが頑張る様子を撮影するために、カメラの予備バッテリーや小さな三脚などもあれば安心です。
運動会当日までに確認しておくこと
事前に保育園から注意事項を記載したお知らせが渡されるケースもあるため、忘れずにチェックしておきましょう。
集合時刻・場所
運動会は保育園行事の中でも特別な行事のうちの1つです。園児の登園時間も普段とは異なるかもしれません。なかには小学校の運動場や体育館を借りて運動会を行う保育園も。
間違いがないよう、集合時刻や集合場所は確実にチェックしてください。
タイムテーブル・プログラム
観覧場所、観覧の仕方の注意点
場所取りに並ぶ場合は1家族1名まで、観覧中は日傘やイスの使用禁止、昼食は体育館で食べるなど、細かなルールは保育園によって異なります。保育園の定めた注意点を守って、皆が笑顔で過ごせるように努めてください。
小さな子どもがいる場合は、走り回って他の保護者の方に迷惑になることがないよう、抱っこして観覧するなどの配慮を。飽きてしまう場合には近くの公園に連れ出すなどの工夫も考えておきましょう。
保育園で行われる運動会の種目には何がある?
披露してくれるダンスや競技は、子供たちがその日のために一生懸命練習してきた成果。なかでも年長さんが行うリレーは本格的で驚いたという声も多く、感動のシーンがたくさんあります。
カメラとビデオの用意を忘れずに!
親子競技に参加するときの注意点
親子競技はついついパパママも出番に張り切ってしまいがち。大人のペースで競技に参加すると、思わぬ怪我につながることもあります。参加するときは子どもに無理させないように注意しましょう。
順位にこだわるあまり、ルールを守れなくては意味がありません。子どものお手本になれるように正々堂々と競技に挑みましょう。勝敗よりも子どもと一緒に楽しむことが大切です。
保護者代表で挨拶に立つことになったら
注意点
背筋を伸ばして聞いている園児たちのほうへ視線を向け、少しゆっくりと話すことを意識します。子どもが理解しやすいよう、大きな声で話すことはもちろん、1文ずつが短めになるように文章を構成してください。
また、にこやかな笑顔で話すと印象が良いでしょう。原稿はすべて覚えていなくても構いません。原稿を用意する場合は肩の力を抜いて両手で持つようにしましょう。
挨拶文例
開会の際は、保護者の観覧へのお礼や注意事項を伝えます。
-文例
おはようございます。今日は待ちに待った運動会ですね。皆さんの気持ちが通じたのか、気持ち良いお天気のなか、運動会を開催することができました。
今日のために、みんないっぱい練習をしてきましたね。たくさんの競技があり本当に楽しみです。みんなの元気いっぱいの姿をお父さんやお母さん、見に来てくれた家族の方に見せてくださいね。
御来賓のみなさま、そして保護者のみなさま、本日はお忙しいなか、ご来場いただきありがとうございます。子ども達は、今日この日のために一生懸命練習してきました。ビデオ撮影や写真撮影はお互い譲り合って気持ちの良い1日が過ごせるようにお願いいたします。
それではみなさん、けがには十分に気をつけて、今日の運動会を目いっぱい楽しみましょう。
【閉会式】
閉会の際は、準備をしてくれた保護者への感謝と、指導をしてくれた先生への感謝を伝えます。
-文例
今日は最後まで天候に恵まれ、大変気持ちの良い1日でした。年少さんも年中さんも年長さんも、一人ひとりが一生懸命頑張ってくれたおかげで、楽しい運動会になりました。みんなが頑張ってきた練習の成果を見ることができて、本当によかったです。
朝から運動会の準備してくださった委員のみなさま、この日のために子ども達にご指導くださった園長先生、先生方、本当にありがとうございました。おかげで子ども達の成長した一面を見ることができました。
ご家族のみなさま、今日はお家で運動会のことをふり返って、ぜひたくさん褒めてあげてください。今日は本当にお疲れ様でした。