子どもは、絵を描いたり何かを作ったりすることが大好きです。いつでも自由に造形遊びができるよう、必要な素材は常に家に用意しておきたいですね。身近な100円ショップで購入できる、利用しやすい造形遊びの素材を10個紹介します。
造形遊びのコーナーを作ってみよう!
わが家では、子どもが好きなときに造形遊びができるよう、リビングの引き出しの1つに、造形遊びに必要なグッズをまとめて保管しています。
引き出しの中には、のりやハサミ、色鉛筆やカラーペン、空き箱や空き瓶といったものの他に、100円ショップで購入した、製作に役立ちそうなアイテムが入っています。
わが家の子どもたちによく使われている人気の素材を、10個ピックアップして紹介します。
画用紙
画用紙は用途に合わせてさまざまなサイズのものが売られていますが、A4~八ツ切サイズが、保管もしやすく使いやすいのでおすすめです。
わが家では、100円ショップで購入した小さな色画用紙も常備しています。折り紙より硬さがあるので、立体的な作品を作るときや、切り貼りしてイラストを描くときなどに使われています。
紙コップ
そこで立体的な作品を作るときの素地として、紙コップを用意しています。
画用紙を丸めて形を作っても良いのですが、幼児は思うような形を作れないことも多いもの。紙コップを利用すれば、ベースの形を作らずに済むので便利です。
用意する紙コップは、ごくシンプルな、やや小さめのものが扱いやすいようです。穴をあけたり、組み合わせてみたりと、平面の紙だけでは思いつかなかったような造形遊びができますよ。
折り紙
最近の100円ショップでは、おしゃれな柄の折り紙もたくさん販売されているのですが、最初はごくシンプルなカラーの折り紙があれば十分です。わが家でも、一般的な無地の折り紙が一番使われています。
折って遊ぶだけではなく、人形の洋服や制作物の飾りとして使うようになったら、デザイン性のある折り紙を追加してあげると、発想の幅が広がります。
リボン
わが家の長女は、最初のころはリボン結び(ちょうちょう結び)ができないと悪戦苦闘していましたが、7歳になった今は器用にリボンを作り、髪留めを自作するまでになりました。
100円ショップでは鮮やかなカラーのものや、オーガンジー素材のものなど、いろいろなリボンがそろいます。ラッピングコーナーを探してみてくださいね。
ゴム
最初は一般的な輪ゴムを用意していたのですが、作りたいものによって欲しい長さが違うため、最近では細い髪ゴムを常備しています。
好きな長さでカットして利用できるため、使い勝手が良いそうです。
糸
何かを束ねたりくくりつけたりするときはもちろん、糸そのものを編んで作品を作ることもできます。
最近の100円ショップでは、珍しい糸も購入できます。刺繍糸や毛糸だけでなく、デニム生地を細く切ったものなどもあります。
ハンドメイドコーナーに陳列されていることが多いので、子どもと一緒に選ぶと楽しいですよ。
モール
100円ショップにはさまざまな種類のモールが売られていますが、少し長めの、シンプルなデザインのモールが、汎用性もあって使いやすいようです。
特別な道具がなくても簡単に形状を変えられるので、幼児でも扱いやすいのがうれしいですね。
丸シール
形がシンプルで100円で買える量も多いので、一直線に貼って線にしてみたり、塗りつぶすように何枚も貼ってみたりと幅広く使えます。
わが家の3歳の次女は、ペンがまだうまく使えないので、祖父母に送る年賀状や暑中見舞いは、いつも丸シールで飾りつけをしています。子どもが好きなように貼りつけても、ドット絵のようなかわいらしい仕上がりになるのでおすすめです。
マスキングテープ
以前は接着用に普通のセロハンテープを使っていたのですが、きれいにカットしにくかったり、不要なところに貼りつけてはがせなくなってしまったりと、子どもには少し扱いにくい様子でした。
そこでマスキングテープを用意したところ、「貼りなおせる」という特性が子どもにはぴったりだったようで、工作の飾りつけで使ったり、自分の描いた絵を壁に貼ったりするようになりました。
うっかり子どもがテーブルや床などに貼りつけてしまってもはがしやすいので、安心して渡せる点も気に入っています。
フェルト
フェルト生地は切りっぱなしにしてもほつれないので、カットしたらそのまま使えます。
布用接着剤で貼り合わせるだけで、立体的な布作品を作ることができるため、手芸は苦手というパパ・ママも扱いやすい素材です。
紙とは違った質感が楽しめるので、ぜひ用意してみてください。
100円ショップは造形遊びの味方!
すべての素材を1つずつそろえたとしても1,000円(税抜)でおさまる手軽さですが、これらの素材を常備しておくだけで、暑さ・寒さで外出が難しいときの時間潰しにもなり、想像力や創造力を養う助けにもなります。
100円ショップのアイテムを上手に活用して、ぜひ家の中に造形遊びのコーナーを設けてみてくださいね!