これから成長していくお子さまが、「文武両道」であってほしいと願うパパママも多いのではないでしょうか。勉強と運動の両立には、いくつものメリットがあります。難易度の高そうなイメージも受けますが、じつはちょっとしたコツで文武両道は実現可能。その方法をご紹介します。
文武両道とは?
このようにもとは「文」は文学・学問・芸術などの文事、「武」は武芸や戦いなどの武事、その両方に長けていることを表していました。これが転じて、現在の学校生活では「勉強とスポーツの両立」という意味なったとされます。
また最近では「武」がスポーツだけではなく、文化系クラブや生徒会なども含めた課外活動一般を指すケースも増えてきました。
文武両道のメリットはこんなに!
課外活動では学校の勉強と違い、予想外の問題がおきることもしばしば。それを子どもたち自ら解決していくことで成長していきます。また、学校の勉強にプラスして課外活動の時間を持つことで、効率的な時間管理の能力が自然と身につくでしょう。
そしてクラスや学年、ときには学校を越えた同じ目標を目指す仲間たちとの出会いは、一生の財産にもなります。
文武両道のコツその1:目標を設定しよう!
たとえば、勉強に関しては「第一志望校合格」といった大きな目標でも、「期末テストで英語の点数10点アップ」のような小さな目標でも構いません。課外活動も、「県大会出場」、「文化祭での公演を成功させる」などの具体的な目標を設定しましょう。
それぞれの目標を紙に書いていつでも見えるところに貼っておくのも効果的です。両方の目標を設定することで、勉強と課外活動の比率も明確になります。
また、目標は一定の期間がたったら適宜見直すようにしましょう。
文武両道のコツその2:ルール作りで時間管理を徹底!
・テストで平均点以下をとったら次のテストまで毎朝30分早朝勉強する
・携帯電話の使用は平日30分・休日1時間までにして勉強時間を捻出する
などできるだけ具体的にするのがコツ。
両立できるかどうかは時間管理で決まるといっても言い過ぎではありません。ルールは早起きや、無駄な時間をなくすなど、新たに勉強時間を作り出すようなものがベストでしょう。
ルール作りに加え、勉強時間と課外活動をいれた大体の1週間のスケジュール表を作るのもおすすめです。
文武両道のコツその3:進学先を考えよう!
文武両道を教育方針としている学校や、受験がない中高一貫校、大学がある学校を選ぶと両立しやすくなるでしょう。学校によっては生徒たちが両立できるようなサポートの仕組みを持つところもあります。
進学先を考える時に、学校のHPなどで「文武両道」を理念としているか、学校のプログラムはどうかなど確認してみましょう。
本郷中学校・本郷高等学校
本校では学習カリキュラムをはじめ、クラブ活動や学校行事など様々なプログラムが用意されています。学習がその中心であることは言うまでもありませんが、生徒諸君には学校というフィールドを最大限に利用して様々なことにチャレンジしてもらいたいと思います。
本郷中学校・本郷高校(本郷学園)公式サイト
うまくいかない時はもう一度目標から考えて
どんなお子さまでも、その子ならではの「文武両道」の形があるはず。お子さまと一緒にさがしてみましょう。