子どもが日付と曜日を覚えてくれずに困っているパパママも多いはず。日にちや曜日、時間の概念など、目に見えないものを教えるのは、意外と難しいですよね。そこで、3ステップで日付と曜日を教える方法をお伝えします。子どもと一緒に楽しく覚えるコツも合わせてご紹介します。
子どもが曜日や日付を理解するのはいつ?
まず、毎日には曜日というものがあることに気づくことからスタートします。そして、曜日には「月・火・水・木・金・土・日」の7つがあることを知ります。さらに、曜日には順番が決まっていることに気づきます。その上で、今日が何曜日であるかを理解することにつながるわけです。
子どもの成長には個人差があるので、教えられなくても自分で理解したり、保育園や幼稚園などで覚えてきたりすることもあります。しかし、毎日身近にいるパパママが少しサポートするだけで、その理解が早まるのではないでしょうか。
STEP1:カレンダーを毎日チェックする
そこで、おすすめなのが日めくりカレンダー。「今日はこの日だね」と具体的な形で見せることができるので、子どもだけでなく教える側も教えやすいですよ。それに、子どもは日めくりカレンダーを1枚ずつ破る作業が大好きなので、おすすめです!
どちらのカレンダーを使っても共通していえることは、作業を子どもと一緒に毎日続けること。そして、その度に日付と曜日を確認してくださいね。
STEP2:先の予定を教える
曜日は、順番通りに進む日付よりも覚えにくいもの。曜日感覚を身につけるために、「日曜日はパパがお休みだからお出かけする曜日だね」「大好きなアニメは水曜日だね」など、子どもにとってわかりやすく、興味をひくような内容を中心に教えてあげましょう。
先の予定を教えることで、子ども自身が曜日や日付のことを知りたいと思わせるのがポイント。子どもが楽しめる予定を、小さな事でもたくさん作ってあげてくださいね。
STEP3:今日は何日か聞いてみる
子どもが正解したら、シールなどのごほうびをカレンダーに付けるのを忘れずに。カレンダーを見て、今日は何日、何曜日かを確認する習慣がつけば理想的です。そのうち、子ども自らがカレンダーを見て、教えてくれるようになりますよ。
そして、子どもが日付と曜日を覚えると、お出かけだけでなく、幼稚園や保育園に行く日、習い事に行く日など、1週間の生活リズムを予想立てて行動できるようになります。そのような理由からも子どもには、早いうちから覚えてほしいことの一つといえます。
カレンダーの選び方のポイント
さらに、平日と土曜日、日曜日が色分けされているとわかりやすいでしょう。もし曜日が漢字やアルファベットになっている場合は、横にひらがなで書いてあげると良いかもしれません。
また「万年カレンダー」もおすすめです。その名の通り、長い期間使えて、毎日または毎月、その日・その月の暦を表示するために、手動で月・日・曜日を合わせる仕組みのカレンダーです。
下記の「手作り万年カレンダー」の記事では、簡単で覚えやすい作り方を紹介しています。毎日、子どもが日付や曜日を確認しながらセットできるので、ぜひ手作りしてみてくださいね。
Chiik! 手作り万年カレンダーで日付と曜日の感覚を楽しく覚えよう!
親子で毎日楽しく続けよう
また、パパの帰宅が遅く、平日はあまり会えない場合は、お休みの日に「〇曜日はなにをしたの?楽しかった?」と過去を振り返って聞くのも曜日の認識に効果的です。
家族でコミュニケーションをたくさん取りながら、子どもに曜日と日付の概念を楽しく覚えてほしいですね。