毎日のスケジュール管理、大変ですよね。私も家事・子育て・仕事と「やるべきこと」が山積みで、毎日が混沌。でも、もっとすっきり暮らしたい、子どもたちと向き合う余裕を作りたいと試行錯誤を繰り返し、シンプルな時間管理にたどり着きました。その手帳術をご紹介します!
実録!私の時間管理&手帳術
忙しい中での子どもとの向き合い方や、なるべく丁寧に暮らすためのアイデア、時短テクなどなど、毎回、私自身の試行錯誤や工夫をご紹介しています。仕事に育児に慌ただしい日常をより楽しむための、ちょっとしたヒントになればうれしいです。
今回お届けするのは、私の時間管理と手帳の使い方について。
目の前のことをこなすだけで精一杯、「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」と頭の中も心もぐちゃぐちゃだった日々を何とかしたいと、さまざまなやり方を試してきましたが、結果として私が行きついたのは、手帳と紙とペンしか使わないシンプルでアナログな方法でした。
「スケジュールを立てる時間を作ること」の大切さ
私の場合、週末に翌週の動きを考えるために30分、そして毎朝10分、予定を立てるための時間を作るようにしています。ただでさえ忙しいなかで「そんな暇はない!時間がもったいない!」と思いがちですが、この習慣をはじめてから日常生活がぐんと快適になりました。
今週なんの予定があるのか、自分にどれくらい時間があるのか、優先順位はどうか……。それを踏まえたうえで、いつ何をするのか。
特に、子どもが幼稚園や保育園に通いはじめたり、自分自身も働きはじめたりすると、仕事だけでなく、子どもの生活にまつわることや体調不良、思わぬ予定などなど、さまざまなことが、文字通り“どんどん降ってくる”はず!
私の場合、一番嫌なのは「とにかくやらなきゃいけないことがいっぱいあって、何から手を付ければいいかわからず焦っている状態」です。今の自分の状況を自分が把握できていれば、「考えて決めた目の前の“やるべきこと”をとにかく淡々と進めよう!」と心が落ち着くこともあり、前ほどイライラしたり不安になったりすることがなくなりました。
具体的には?私のスケジュール管理方法
1:手帳に書くことで、すべての予定を「見える化」!
さらに、移動時間や日用品の買い物、子どものお迎えなども線を引くようにしているため、「この日は意外と時間がない」などあらかじめ把握することができ、予定を記入しているうちに、やるべき優先順位が見えてくるなど頭が整理される点もメリットだと感じています。
2:TODOリストでヌケモレ防止。書いたら「忘れて良い」ところも魅力
仕事に加え、幼稚園のおたよりやら、家の消防点検やら、細かな「用事」は日々どんどん増えていきますよね。TODOを消していくのは快感もあり、何より私にとっては一番うれしいのは「書いたら忘れていい」ということ!頭の中にため込まない方がストレスが少ないと感じています。
予定を書き写す時間は15分程度。一見手間に思えますが、日々のヌケモレもストレスも減り、結局効率が良い気がしています。
憂鬱な「朝と夕方」をスムーズにする工夫
子どもが産まれてから朝型生活にシフトし、1日の家事や自分のやりたいことなどは、まとめて朝にするようにしています。それでもやっぱり、寝起きは体が思うように動かない……という日もあるからこそ「この時間にこれをやる」を決め、眠くてもとにかくその通りに進めるようにしています。
そして、思い通りにいかないのが子どもたち!朝は眠いし、夕方は疲れているしで機嫌が悪いことも多いからこそ「何時までに朝ごはんを終わらせる」など余裕を持った時間の目安を決め、親子で共有。
それを目指して、みんなで「もうすぐ何時だよ~」などと声をかけながら頑張るようにしています。
「時間」を決めておくことが、ゆとりにつながる
・何日まで、何時までに何をすると決める
・それをひたすら書いて整理
・その通りに実践する
ということだけです。
子育てしながらの毎日は常に慌ただしく、気が焦ることやスムーズに進まないことの方が多いと思います。
でも、「これはいつすること」と予定や時間の目安が決まっている方が、自分がちゃんとできているのか遅れているのか状況が把握できます。そして時間を区切っておくほうが、その時間内に「やるべきことに」対して集中できるし、終わらなかった場合も対策しやすいと感じています。
私の場合は、今の形でスケジュールを立てるようになってから以前よりも少し予定や気持ちにゆとりが生まれました。余裕を持った時間配分や、ちょっと休憩する時間を作ることなども心掛けるようにしており、時間がない中でイライラして、子どもたちを必要以上に怒りすぎてしまうことが少し減りました。
時間を決めることは自分を縛ることではなく、心の余裕を保つためにも大切なことなのではないかと感じています。
子どもたちに呼ばれたときに、ちゃんと相手の目を見て応えられる自分でいるためにも、これからも日々手帳と向き合いながら生活していきたいと考えています。