お年玉・写真・メッセージカードを入れて、ちょっとしたお礼・心遣いに使えるポチ袋。折り紙やクラフト紙などの正方形の紙で簡単に作れます。千代紙のような和柄折り紙で大人っぽく、ドット柄の折り紙でキュートに……。お好みのオリジナルポチ袋を作ってみませんか。
便利なポチ袋を作ろう
ポチ袋と言えば、お正月のお年玉・親戚の子どもへのおこづかいなど「お金を入れる袋」をイメージする方も多いでしょう。かつては折りたたんだ紙幣・小銭が入るサイズのものがほとんどでしたが、最近では手紙・写真などを入れることを想定した、封筒として使える「大きめサイズ」のポチ袋も市販されるようになりました。
用途・相手の好みに合わせて使い分けたいところですが、その都度購入するのも面倒ですよね。必要なときに用途に合った「色柄・サイズ」のポチ袋が欲しい、それならば作ってしまいましょう。
折り紙・包装紙・クラフト紙など正方形の紙であれば、簡単にポチ袋が作れます。紙の調達は100均ショップがおすすめ。豊富な種類・サイズ・色柄から気兼ねなく選べます。
すぐ使える「簡単に折れる正統派ポチ袋」
和のテイストを感じるシンプルなポチ袋。とても簡単な折り方なので、小さなお子さまも折れるはずです。和柄の紙で作るとより渋くてクールに仕上がり、外国の方へのプレゼントにも使えます。
リボンやシールで飾りつけして華やかさをプラスしても素敵。作って楽しい、もらって嬉しいアレンジ自在のポチ袋の作り方をご紹介します。
材料
作り方
1.白い面を上にしてひし形の向きで置きます。
2.写真のように少しずらして三角形に折ります。白い部分が少し見える状態です。
3.裏返して写真の向きに置きます。
4.上部に隙間を残すように折り上げましょう。
5.下部を少し折り上げます。
6.折り目をつけて、戻します。
7.つけた折り目にそって手前に折ります。折ってできた三角形の頂点を底辺に向かって折り上げて、直角三角形にします。
8.直角三角形を手前に折りましょう。
9.写真のような形になりました。一番下の折ってある部分の幅に合わせて折り上げます。
10.写真のような形になります。
11.裏返して写真の向きに置いてください。
12.上下を真ん中に向かって谷折りします。
13.下の袋部分に上部先端を入れます。
14.表に返したら完成です。
折り紙でぽち袋の折り方
【おしゃれにアレンジ】鶴のポチ袋
折り紙工作の代表「鶴」があしらわれたポチ袋です。一見手が込んでいるように思えますが、折り方は意外と簡単。パパママと一緒に小さなお子さまもぜひ折ってみてください。
きれいに仕上げるポイントは「角の折り目を曖昧にしないこと」です。工程が進むうちに、折る部位が小さくなりますのでがんばりましょう。
材料
作り方
1.色のある面を表にしてひし形の向きに置きます。
2.中心に合わせて左右を折りましょう。折った部分を中心に合わせて折ります。
3.写真のような形になりました。
4.いったん広げます。
5.折り目に従って、写真のように左右を折ります。
6.さらに次の折り目にそって左右を折ってください。
7.下半分を中心に向かって折ります。
8.上半分も同様に。
9.上下を元に戻します。
10.真ん中で谷折りします。
11.元に戻しましょう。
12.右側を写真のように折ります。
13.折り目をつけていったん戻します。
14.左側も同様に折り、折り目をつけて戻しましょう。
15.折り目に従って、左右を中心に合わせて折ります。
16.写真のような形になっていれば大丈夫です。
17.折り目に従って下側の袋を開きます。
18.袋をつぶしましょう。写真のような形になります。
19.左右を折り目に従って押します。
20.角がずれないように、整えながら折り目をつけます。
21.鶴を折るときのように、中心に合わせて左右を折りましょう。
22.上部の合わせ目に隙間がないように気をつけて、折り上げてください。
23.左右を写真のように折ります。
24.右側を折り上げます。
25.左側も同様に折ります。
26.左側を色のある面を表に出すように折りましょう。鶴を折るときと同様です。
27.写真のような形になります。
28.右側も同様に。
29.横から見た鶴の形になりました。
30.どちらか好きな方を頭に決めて、中割り折りします。
【折り紙】ツルのポチ袋 作り方 折り方【子ある日和】
「気持ちが伝わる」手作りポチ袋
折り紙や包装紙などで簡単に作れるポチ袋のご紹介でした。短い工程で完成するので、幼児の手先のトレーニングにもおすすめです。お子さまのお好きな紙で楽しみながら作ってみてください。
手作りポチ袋は紙の良いところは、作り手の個性・気持ちが伝えられることです。手作りならではのぬくもりが、相手への感謝・好意などをより一層引き立ててくれます。